12月27、28日の2日間、林英臣政経塾・第七期政治家天命講座の最終講座並びに終了認定式、そして、塾士会議に参加するため、九州・博多の地に行って参りました。
林英臣政経塾では、入塾の要件を、
⑴本氣で受講すること。
⑵全日程受講すること。
⑶命がけで日本を救うこと。
としています。
本年は、特に「○○塾ブーム」に湧いた年でもありましたが、林英臣政経塾は平成13年から、その歩みをはじめており、にわかに立ち上がったような政治家養成講座とは一線を画しており、単なる人数集め、そして、いわゆる処世術や選挙テクニックを学ぶような政治塾では一切ありません。万が一、そのような構えで入塾すれば身も心も持たず、即座に脱落(離塾・退塾)していきます。
今期(第七期)は、関西→関東→九州の3拠点に、新たに東北、中四国の合わせて5拠点開催とした年でもありましたが、大変気骨の有る熱い仲間に出会えました。今回の終了認定式では、計23名の塾生が卒塾を迎え、林塾は100名を超える卒塾生を抱える団体となり、そして、この度の総選挙で、我々の仲間から国会議員が5名誕生しました。
「民主党の見事なまでの自壊」がもたらした「自民党の政権への返り咲き」により、政局は落ち着きを見せると思われますが、国内・国外を取り巻く厳しい環境には何ら変わりはなく、より厳しい状況が待ち受けています。正に内憂外患の状況下にあり、独立した主権国家とは言えない状態が続いていることも確かです。
林英臣政経塾の目的は、「現代文明を超える共生文明の創造と、その先駆けとなるよう日本を改新すること」にあり、「我々はその担い手となって、一回限りの人生を歴史の大舞台に上げ、"狂拳"に生き抜くことを誓い合」い、来るべき時に備え各地で活動しています。
年の瀬に、焼却灰の搬入問題など地元で諸々問題を抱えている中で、地元を離れるのは、正直心苦しいものもあります。しかし、「地域があって国家がある」と共に、「国家があって地域がある」ことも厳然たる事実です。各地域は、歴史的にも(過去・現在・未来において)独立して成立し得ません。
本来、国民の一人一人が明確にもつべき歴史観や国家観が、戦後の占領政策により、意図的に蔑ろ(骨抜き)にされ、そして、本来、互恵関係に立つべき隣国である【中国(支那)・韓国・北朝鮮、および、我が国の報道機関とは思えない情報を垂れ流し続ける「メディア」】等に見事に引き継がれ、必要以上に悪用・喧伝されて来ました(現在進行形)。
歴史観や国家観が明確でないことの影響は決して小さくありません。
今、日本が抱えている諸々の課題の根源は此処にあると言っても過言ではないでしょう。
こうしたことは、私たち一人一人にも置き換えることが出来ます。
人は皆、一人では決して生きて行けません。そもそも、この世に生を受けたこと自体が「祖先との繋がり」を証するものであり、その連綿と繋がる「タテ糸」の中に私たちは位置づけられています。そして、地域、社会、経済活動…と、「他者との繋がり」の中で私たちは日々暮らしています。私たちは、こうした「ヨコ糸」の存在を無くして生きていくことは絶対に出来ません。
しかし、現実はどうでしょうか?
歴史観や国家観は言うまでもなく、国民・県民・市民の一人一人にとって一番短な、こうした「タテ糸やヨコ糸」ともいうべき「絆」が余りにも軽んじられています。結果は推して図るべしであり、わが国も地域も、見事なまでの状況に置かれています。
我々、林英臣政経塾に参加する地方議員は、この「タテ糸とヨコ糸」を明確に意識出来る立ち位置にあります。だからこそ、大高慢ではありますが、平成の志士政治家、国是担当地方議員という気概を持ち、日々、様々な地域で活動し、己を鍛えています。
不惑の年を迎えた本年でありましたが、日々の小さき迷いごとから、これから先の歩んで行くべき道など、正直、煩悩も迷いも尽きることはありません。しかし、この道において私が必要とされる限り、「信じた道を真っ直ぐに、歩み続けて行こう」と、太宰府天満宮にて誓いを新たにし、九州の地から地元に戻って来た所です。
年明けの1月23日、24日からも、第八期政治家天命講座がスタートします。また、有志の仲間で行っている「沖縄のご遺骨収集活動」にも1月下旬に参加して参ります。
【
林英臣政経塾・第4期生:荒川区議会議員の小坂英二氏のブログ】
【
林英臣政経塾・第6期生:行田市議会議員の柿沼貴志氏のブログ】
【
林英臣政経塾・第5期生:小野公久氏のブログ】
ご参照【
野口健の御遺骨収集活動 沖縄篇2012】
新たなステージに向け、林英臣政経塾の仲間は元より、国の未来を本気で考え、行動している(世界)各地の同志達と心を合わせ、「和の国・日本の再生と創造」のため、奮励努力して参りたいと思います
また、本年は、
社団法人我孫子青年会議所にて、理事長を務めさせていただき、本当に多くの仲間との出会いと機会に恵まれた一年でもありました。数行では、とても振り返ることは出来ませんが、お世話になり、ご縁をいただきました皆々様に対して、この場をお借り致しまして、厚く御礼申し上げます。
本年、不惑の年を迎えさせていただきましたが、未熟であることは否めません。青年会議所のスローガンに掲げた「至誠」の心意気で、力の限り行動していく所存ですので、今後ともご指導ご鞭撻、ならびにご支援のほど、よろしくお願い致します。
平成24年12月31日
久野晋作
posted by 久野晋作 at 16:16| 千葉 ☁|
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