2017年09月15日

平成28年度決算審査はじまる

本日、10時からお昼休憩を挟んで18時半過ぎまで、我孫子市の平成28年度一般会計決算の初日審査が行われました。

決算審査とは、「毎会計年度一般・特別会計歳入歳出決算、また予算の執行、事業の経営が適法、公正(適正)かつ効率的に行われているか、その結果として予算が期待する効果があったかどうか」について審査するものです。

私は、昨年決算審査特別委員として審査に臨みましたが、なかなか難しい審査です。質問の切り口は原則として平成28年度の予算執行に限定されることなどから、事業の全体像についての把握、相応の調査ならびに質問方法が必要となります。

一昨年の改選後から決算審査の日程が三日間から二日間となったことや、9月定例会の日程の中に組み込まれたことから、一般質問、議案審査、請願・陳情の審査などど合わせて調査準備することとなり、苦労しているのが正直なところですが、今回は内田議員が会派を代表して決算審査に臨んでいます。

私は今議会においては、会派を代表して一般質問を行いましたが、決算審査においては、一部質問の作成等を行うなどバックアップ要員として裏方に徹しています。

連休明けの19日(火)に、かなりの容量を回すこととなりましたので、二日目(決算審査の最終日?)の審査も非常にタイトな日程となることが予想されますが、決算審査の本旨である「毎会計年度一般・特別会計歳入歳出決算、また予算の執行、事業の経営が適法、公正(適正)かつ効率的に行われているか、その結果として予算が期待する効果があったかどうか」特別委員となった皆さんの審査に注目(耳)しています。

なお、決算特別委員会の審査の模様も議会中継でご確認いただくことが出来ます。

※録画中継は、速報版(会議開始から終わりまでの1番組)を会議翌日中に、項目ごとに区切ったものを概ね8日後(土曜・日曜・祝日を除く)に公開されています。

行政運営にかかる費用は全て市民のみなさんが納めていただいた税金であり、一部は後年度の負担によるものです。

お時間の許す限り、ご覧いただければ幸いです。








posted by 久野晋作 at 23:08| 千葉 ☁| 議会報告(一般質問他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月14日

「向こう三軒両隣」…代表質問「地域コミュニティの活性化について」より

今回の代表質問では、「行政経営システム」「市役所の組織管理と人材育成」「地域の繋がり」「有事と災害への備え」の4点(正確には「大綱4点」と言います。)を取り上げました。

その中から、大綱3点目で取り上げた「地域コミュニティの活性化等」の冒頭の発言内容を以下記します。

大綱3.地域コミュニティの活性化等について

 私ことですが、今、現在進行形で、地域(自治会単位)の“夏祭り復活”プロジェクトに関わっています。

 私は高度成長期に我孫子の地に居を構えた新住民の2代目ですが、新興住宅地域の自治会では珍しく、かつ、誇りだった「神輿巡業」がなくなり、地域の有志が全てボランティアで行ってきたヤグラの組み立ても中止され、昨年、ついに「夏祭り」までなくなってしまいました。

 しかしながら、地域のため、子供達のために、なんとか復活しようじゃないか。この夏は、その想いで集った地域の先輩方と夏祭りに変わる「秋祭り」の実施に向けて、話し合いが重ねられました。仕事と子育てに追われる現役世代として、時間的な制約(カベ)もあり、全ての活動には関われていませんが、復活にかける先輩方の心意気と執念に強い感動と共感し、そして、我々現役世代としての責任の重さを痛感している所です。

 また、「市民活動団体の担い手が本当に見つからない…」。このような話も、よく耳に入るようになりました。市は、平成25年10月に「地域コミュニティ活性化基本方針」を策定しました。策定後間も無く満4年となりますが、各種コミュニティの現状と課題等についてお聞きしたいと思います。

<以下、質問項目です>
(1)自治会・町内会について
  (ア) 加入率の推移
  (イ) 役員の担い手・成り手の状況
  (ウ) 情報の共有化の促進(基盤整備)

(2)市民活動団体・NPOについて
  (ア) 母体数の推移
  (イ) 役員の担い手・成り手の状況
  (ウ) 情報の共有化の促進(基盤整備)

(3)地域会議について
  (ア) 設置・運営状況
  (イ) 成果と課題
  (ウ) 市の関わり状況

(4)職員の地域担当制(地域担当職員制度)の導入について

(5)節目を活かしたまちづくりについて
  (ア) 成人式の開催に際しての市の関わり
  (イ) 若年世代を対象とした同窓会の開催支援


上記質問についてはこちら(我孫子市議会議会録画中継)からご覧いただくことができます。

今年の「新木ふれあい夏まつりの際の、有志の櫓隊によるヤグラ組み立ての模様です当たり前に存在していたものが、一つまた一つとなくなっていく。
一度無くしてしまうと、再び立ち上げることは本当に困難を伴うものです。

地域の繋がりや活動に暑苦しさや、面倒臭さを感じることもあるかもしれません。

でも、ふとした瞬間に、そして、いざという時に、近隣の方ほど頼りになる存在はありません。

向こう三軒両隣
遠くの親類より近くの他人


これらの言葉は古くから使われてきた言葉ですが、今現在、とても重い言葉として我々に大きな示唆を与えているように思います。

単純明快で即効性のある解決策はなく、一人一人の思いや心がけ、間断なき行動の積み重ねの上にしか、地域の紐帯を太く強くすることは出来ません。

他人事ではなく、我が事としてどれだけの人が取り組んでいくことができるか?

本格的な人口減高齢社会を迎えた中で、今は、胸突き八丁の試され時だと考え、この質問を取り上げました。

みなさんの地域では、いかがですか?

防犯・防災の取り組みの濃淡は、地域コミュニティの状態とほぼ連動します。
ぜひご確認ください。

どんなことからでも構わないと思います。

ゴミ拾いからでも、あいさつ運動からでも。

一人一人の具体的な行動が、地域を変えていく大きな一歩に繋がるはずです。
posted by 久野晋作 at 18:00| 千葉 ☀| 議会報告(一般質問他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月13日

「移植ツーリズムを禁止する法律等の整備に関する意見書」提出を求める請願の審査結果について

先週金曜日の総務企画常任委員会において、「移植ツーリズムを禁止する法律等の整備に関する意見書」提出を求める請願の審査が行われました。先述の通り、私は当該請願の紹介議員として、請願内容についての説明、所属委員からの質問に対する答弁を行いました。

我孫子市議会インターネット議会中継の速報版がアップロードされましたので、取り急ぎご案内させていただきます(→当日の録画中継速報版はこちらです)。

総務企画常任委員会の審査結果と致しましては、全会一致を持って「閉会中の継続審査とすべき」と採決され、最終日の本会議で改めて採決されることとなります。委員会における判断が、全会一致で「継続審査すべき」となっておりますので、本会議においてもおそらく同様の結論となると予想されます。

今この瞬間も、被害に遭われている方々のことを思うと、継続審査している場合ではないというのが本音ですが、継続審査は否決とは異なりますので、賛同を得るための機会を得られたものと受け止めています。

12月議会は任期の折り返しとなり、常任委員会の構成も変わります。紹介議員が審査付託先の委員会に所属することが出来ないこともあり、整理および協議していかなければならない課題も残りますが、一人でも多くの議員の賛同又は理解を得るための働きかけをしていくために、継続して働きかけを進めることが肝要だと考えています。

案件の特殊性もあるものの、私自身の答弁不足や力不足もあり、請願者の方々の期待に応えうる答弁ができていなかったことを反省していますが、問題の解決に向けて微力ながら継続的に取り組んでいく所存です。

 耳疑うような内容かもしれません。

 まさか、そんなことはあり得ない。

 そう思われるかもしれません。

しかしながら、今回取り上げた臓器収奪による移植ツーリズムが、今この瞬間も行われているのであれば、我々は隣人として、一人の人間として、この問題を看過できる理由はありません。

下記に、本年6月14日に逗子にて行われた、集会におけるデービッド・マタス氏のスピーチを転記させていただきますので、ぜひ、ご一読いただければ幸いです。

中国での臓器移植濫用への認識を日本に広める
(2017年6月14日 逗子文化プラザ市民交流センターでのデービッド・マタス氏のスピーチ)

人権運動は、人権侵害があるという知識があって初めて成り立ちます。人権侵害の存在が知られていない場合は、反対しようがありません。

抑圧的な政権による人権侵害を外部に伝えることは容易ではありません。弾圧者は犯罪を否定し隠ぺいします。犠牲者を中傷し、地政学的な権力を用いて相手の口を封じます。

外部者は、自分の周囲のことに目を向け、遠方の出来事にはほとんど注意を払いません。また、注意を払おうと思っても、犯罪実行者による否定、隠ぺい、偽装、威嚇で阻まれてしまいます。

外部者が人権侵害に立ち向かうことは何よりも大切なことです。最も抑圧的な政権下にいる者に、人権侵害への苦闘をリードしてもらうことは現実的ではありません。身の危険を顧みずに戦う者は賞賛に値しますが、誰もがこのようなリスクを負うことを期待すべきではありません。

人権のメッセージを伝えることは、言語、文化、民族、宗教、地理的な分け隔てに橋を渡すことです。特定の人権侵害への反対運動を犠牲者グループのみに限定してしまうと、人権の普遍的なメッセージは失われてしまいます。

外部者が人権侵害を取り上げることは一般に難しく、あらゆる人権侵害にあてはまることでもあります。移植臓器のために無実の囚人(主に精神修養の法輪功学習者、さらにウイグル人、チベット人、一部の家庭教会の信者)が殺害されていることへの認識を日本国内で高めようとする場合、その難しさは倍増します。

日本は中国での臓器移植濫用を停止することはできません。中国人のみができることです。しかし、日本は中国での臓器移植濫用への加担を停止することはできます。現在の日本は、加担を回避するためにできること全てを行っている状況にはありません。


報道の欠如

人権侵害に立ち向かうためには、侵害についての認識が欠かせません。日本が中国での臓器移植濫用への加担を回避する行動をとらない理由の1つに、濫用への認識欠如が挙げられます。

日本特有の問題として「日中記者交換協定」が挙げられます。この協定は1964年に締結され1968年に更新されたものです。1968年の合意は会談メモに記載された方針に基づくものでした。会談メモでは政治三原則を確認しています。原則の1つは中国に非友好的な態度を取らないことです。日本のメディアは、この原則に合意しなければ、中国に事務所を設置して記者を送り込むことは許されませんでした。

記者交換協定は日中貿易の取極めを基盤とするもので、1973年に失効しています。日本外務省によると、1974年1月5日、これに代わる記者交換の取極めを締結していますが、この取極めの文書は一般に公開されていません。

1974年の取極めが公表されていないため、中国に対して非友好的な記事を発行してはならない義務が今日まで続いているかは定かではありません。続いているとしたら、記者ではなく発行者に義務付けられていることが考えられます。記者は好きなことを書けますが、発行者はそれを報道する必要はありません。この場合、なぜ記者に記事を報道しないのかを説明する必要もありません。1974年の取極めのために、中国を批判する記事を発行者はボツにしているかもしれません。しかし記者がこの事実を知っているとは限りません。

中国に対して非友好的な報道はしないという1974年以前の義務が、形式上、継続しなかったとしても、その精神は受け継がれました。数少ない例外を除いて、 中国共産党が反中と捉える内容の報道は避けるという精神が日本のメディアに浸透しているようです。

中国共産党は自己を中国とみなし、党への批判があれば、はばからずに反中というレッテルを貼ります。臓器移植濫用の調査には、このようなレッテルが貼られてきました。

国家が組織化する中国での移植濫用に関する証拠は、党に悪いイメージを与えます。党にとってこれが一番重要な点です。その結果、日本では中国での臓器移植濫用に関する記事は、ほとんど存在しません。

「日中記者交換協定」の目的は、日中親善にありました。しかし、真の友人とは真実を語る者です。中国での人権侵害を隠ぺいすることは、民主主義国家が行うべきことではありません。このような記者交換協定を締結することなく中国と友好関係にある国は数多くあります。

中国にいる人々を支援する報道、つまり中国にいる無実の人々の殺害停止を助けることは、中国批判ではありません。中国での無実の者の殺害に無関心でいることや、沈黙を守ることこそ、真の中国への敵視につながるのです。


倫理指針の見直しの必要性

日本での一般の認識を高める上でのもう一つの障碍として、日本移植学会の倫理指針が打ち出している範囲が狭いことも挙げられます。中国における臓器移植濫用を伝える先として、移植医が考えられます。

警告する日本の医師もいますが、系統的に統合された警告ではありません。

日本移植学会の倫理指針は、臓器の売買、囚人からの臓器の利用は禁じていますが、患者へのカウンセリングや、中国に移植に行ったら無実の者が臓器のために殺害される事実をアドバイスの内容として盛り込んでいません。

中国に渡航する可能性のある移植患者は、まず日本の医師にかかります。中国での移植濫用について、このような患者への警告を義務付ける倫理基準が求められます。

カナダ移植学会およびカナダ腎臓学会の臓器売買および移植ツーリズムに関する指針声明には下記が記載されています。

「医師は患者を擁護する義務がある。医療コミュニティーの一員として、他の個人が傷つくことを防ぐ義務もある。移植ツーリズムは臓器提供者を害し…臓器は強制的に摘出され、個人が臓器のために殺害される可能性を、患者に教えるべきである。」

日本移植学会も同様の方針が必要です。


報告の義務付けの欠如

日本での認識を高める上で3つめの障碍が、統計情報の欠如です。日本人の患者が中国に臓器移植に行ったという個々の事例は耳にはしますが、何人が行っているのでしょうか? 日本政府はこの情報を収集していません。医師も収集していません。

悪循環に陥っています。問題の波及範囲に対する一般認識の欠如は、何もしないことにつながり、波及範囲の追求についても何もしなくなっている状況です。

日本の医師による厚生機関への渡航移植に関する報告の義務付けが日本には必要です。自主的な報告制度を提案する者もいますが、効果はあまり見込めません。効果があるのならすでに確立されていることでしょう。患者の個人情報の開示はせずに、中国への移植ツーリズムの総計数だけでも収集されれば有益です。


市議会による意見書の動き

中国での臓器移植濫用を人々に伝える形態の1つとして、この濫用に焦点をあてた市議会による意見書があります。中国国外の市議会が中国国内の臓器移植濫用を停止することはできませんが、意見書は中国で問題があるというメッセージを伝える助けになります。日本のメディアによる自主報道規制を迂回する助けにもなります。

2016年6月、鎌倉市議会は中国政府が人権を向上させることを促す意見書を通過させました。人権侵害のリストの中には「国家による法輪功学習者からの強制臓器摘出」が記載されています。

鎌倉市は中国の臓器移植濫用を停止することはできません。しかし一般の認識を高めることはできます。意見書はこの一助になるのです。

意見書が鎌倉市議会から出たことは偶然とは思えません。鎌倉は杉原千畝が最後に居住し、永眠する場所でもあるのです。

杉原千畝は第二次世界大戦中、リトアニアのカウナスで日本総領事を務めていました。ソ連がリトアニアを侵略し、全ての大使館の国外撤去を指示しました。オランダ政府はカウナスのユダヤ人難民に対し、キュラソー島とオランダ領ギアナ(現在のスリナム)への亡命許可を認めていました。そこに向かうにはソ連と日本を通過しなければなりません。ソ連は認めましたが、日本政府は杉原の要請に対して幾度も拒み続けました。

リトアニアから退去するまでに残された数日間、杉原は目覚めている時間全てを日本へのビザの発行に費やしました。その数は数千におよびました。このため、6000人がホロコーストから逃れることができました。しかし、杉原はこの行為のため、戦後、外務省を退官させられ、外交官としての道は閉ざされます。

杉原は最終的に神奈川県の藤沢市に落ち着き、1985年、イスラエルの「ヤド・ヴァシェム賞」を受けました。翌年、鎌倉で永眠しました。

鎌倉には杉原千畝の精神が 浸透しているようです。人道の手本、日本の手本です。彼が居住した区域や息をひきとった場所に限られることなく、杉原千畝および鎌倉の手本が日本国全体に広がることを願います。
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David Matas is an international human rights lawyer based in Winnipeg, Manitoba, Canada.

posted by 久野晋作 at 09:06| 千葉 ☁| 議会報告(一般質問他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月06日

「移植ツーリズムを禁止する法律等の整備に関する意見書」提出を求める請願

fullsizeoutput_226f.jpeg本日、3日間に渡って行われた本会議における一般質問が終了しました。

昨日の代表質問の模様につきましては、我孫子市議会インターネット録画中継にてご確認いただくことができます。

百聞は一見に如かず…。
ぜひ、ご視聴のほどお願いいたします。
議会映像配信(平成29年第3回定例会 一般質問2日目)



さて、今週金曜日(9/8)から各常任委員会に付託された上程議案、及び請願についての審査が行われます。
(審査日程はこちら、議案等の付託はこちらをご覧ください)

私は、今回請願として提出された
請願第8号 「移植ツーリズムを禁止する法律等の整備に関する意見書」提出を求める請願

の紹介議員となりました。

<請願要旨>
日本では2010年に臓器売買に関する刑法の法改正を行なっていますが、海外に渡航して移植を受けることに関して規制をする法律はありません。臓器移植が倫理的な基準に従い実施されているならば、現代医学における最大の偉業の一つであり、臓器移植を必要とする患者にとって必要不可欠のものです。しかし、同意なきドナーからの臓器収奪が行われ、その上で臓器移植が行われているとすれば、言語道断のことであり、基本的人権の侵害以外の何物でもありません。
そこで、「移植ツーリズムを禁止する法律等の整備に関する意見書」を採択いただき、政府、関係行政官庁、および国会に意見書を提出いただきたくお願い申し上げます。


請願の審査は、総務企画常任委員会の冒頭9/8(金)10時から行われます。

ぜひ、生の審査を傍聴してください。
傍聴案内:我孫子市公式ウェブサイト

生でご覧くださると、その場の息遣いも、反応も、真剣度合いも良く分かります。

インターネット中継でもご確認いただけますので、ご視聴いただければ幸いです。

明日の中日を挟んで、9月議会も中盤戦に入ります。

引き続き頑張ります!
posted by 久野晋作 at 21:58| 千葉 ☔| 議会報告(一般質問他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月04日

明日の代表質問について

本日から本会議場における一般質問が開始され、3つの会派から質問が行われました。
私は会派を代表して以下の質問を行います。

(件名)行政経営システムの検証について
(要旨)
(1)予算編成過程の公開ついて
 (ア) 当該制度導入の狙いと総括
  (イ) より広く意見を求める工夫

(2)提案型公共サービス民営化制度について
  (ア) 新規事業の情報提供にかかる公平性の担保
  (イ) 独自性についての見解
  (ウ) 提案者が受託(随意契約)する制度の是非
  (エ) 委託契約期間の考え方

(件名)組織管理と人材育成のあり方について
(1)法令遵守の徹底
(2)朝礼の実施
(3)我孫子市人材育成方針の総括

(件名)地域コミュニティの活性化等について
(1)自治会・町内会について
  (ア) 加入率の推移
  (イ) 役員の担い手・成り手の状況
  (ウ) 情報の共有化の促進(基盤整備)

(2)市民活動団体・NPOについて
  (ア) 母体数の推移
  (イ) 役員の担い手・成り手の状況
  (ウ) 情報の共有化の促進(基盤整備)

(3)地域会議について
  (ア) 設置・運営状況
  (イ) 成果と課題
  (ウ) 市の関わり状況

(4)職員の地域担当制(地域担当職員制度)の導入について

(5)節目を活かしたまちづくりについて
  (ア) 成人式の開催に際しての市の関わり
  (イ) 若年世代を対象とした同窓会の開催支援

(件名)有事と災害等への備えについて
(1)北朝鮮の有事への備えについて
  (ア) 「保護措置に関する啓発」状況(国民保護計画)
  (イ) Jアラート(全国瞬時警報システム)に係る対応

(2)各種災害への備えについて
  (ア) 堤防の整備状況(重要水防箇所)
  (イ) 避難訓練と避難所運営訓練

(3)AEDのコンビニへの設置(設置場所の提供)について
  (ア) その後の検討状況
  (イ) 事業化に必要な概算予算


質問は明日のトップバッターに当たる午前10時からとなります。

本年6月議会から、パソコンのほか、スマートフォンやタブレット端末を含む、ほとんどの端末で見られるようになりました(過去1年分の録画中継も見ることができます)。

我孫子市議会中継

本会議場における傍聴を含めまして、ご覧いただければ幸いです。

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posted by 久野晋作 at 23:59| 千葉 ☁| 議会報告(一般質問他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月31日

週明けの本会議一般質問の日程決まる。

本日、我孫子市議会WEB SITEに、週明けの月曜日(9/4)から三日間に渡って行われる一般質問の発言要綱(質問項目)が掲載されました(質問要項はpdf資料でご確認いただけます)。

平成29年第3回定例会(9月議会)一般質問日程・要項:我孫子市公式ウェブサイト


登壇者は前定例会と同様13名です。

9月議会では各会派を代表して代表質問が行われます。

私は、会派Nextあびこを代表して質問に立ち、大綱4点に渡り質問を行います。

発言要項は以下の通りです。
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290902.png

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同じ会派の議員が2名個人質問に立つことから、持ち時間は40分となりました。

質問事項は絞ったのですが、非常にタイトな持ち時間ゆえ、駆け足質問にならないように気をつけたいと思います😅


★6月議会から議会中継がより視聴しやすくなっています

パソコンのほか、スマートフォンやタブレット端末を含む、ほとんどの端末で見られるようになりました(過去1年分の録画中継も見ることができます)。

質問日は一般質問2日目の10時からと決定しました。

議場における傍聴を含めまして、ご覧いただければ幸いです。

我孫子市議会議員 久野晋作 拝
posted by 久野晋作 at 17:32| 千葉 ☔| 議会報告(一般質問他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月29日

9月議会(平成29年第3回定例会)開会

おはようございます。

今朝は「寝覚めの悪いアラーム」がけたたましく鳴り響きました。
北朝鮮が我が国の上空をかすめる形でミサイルを撃ち込んできました。

報道によれば、北海道上空を通過し、襟裳岬沖の太平洋上に落下した模様です。
直接の被害は報告されていませんが、断じて許せない行為です。

290903.png昨日、9月議会が開会し、週明けから始まる議会質問で、我孫子市の国民保護計画(啓発関係)とJアラート等について取り上げるべく、昨日、発言通告書を提出したところでした。こうして現実のものになり、為す術もなく着弾しないよう祈ることしかできない我が国の有り様に複雑な思いです。

現場の第一線で、限られた活動の中で防衛の任に当たって下さっている自衛隊の皆さんにおかれましては、早朝から緊張が走っていたことと思います。本当にありがたい思いと、申し訳ないという思いが錯綜します。

★嘆いていても、事態は何も変わりませんので、自分に出来ることから手をつける。知っているか知らないかは大きな違いです。






9月議会の定例会情報はこちらの我孫子市議会WEBサイトに適宜アップされます。

・会期日程
・市政一般報告
・提出議案

がアップされていますので、ご確認いただければ幸いです。

なお、週明けから本会議場で行われる「一般質問日程・要項」につきましては、発言日程は8月29日(火曜日)に、質問要項については8月31日(木曜日)掲載予定となっています。


今議会におきましては、会派を代表して質問に立ちます。

また、請願の紹介議員となりましたので、昨日はお昼前から、請願者と各会派を回らせていただき、初日の日程終了後まで、ご挨拶並びに請願署名のお願いをさせていただきました。

請願の付託委員会が決定次第、改めてご報告申し上げたいと思います。

以上、取り急ぎのご報告とさせていただきます。

posted by 久野晋作 at 08:48| 千葉 ☀| 議会報告(一般質問他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月22日

平成29年第3回定例会(9月議会)の日程について

昨日の議会運営委員会において、平成29年第3回定例会の日程が決定しました。

日程につきましてはこちらでご確認いただけます→我孫子市議会webサイト

合わせまして、6月議会の議事録もご確認いただけます
我孫子市議会 会議録検索システム

この間、ご紹介が漏れてしまっていたのですが、5月に行った議会報告会において「暫定議事録」をアップして欲しいとのご意見をいただき、議会運営委員会で協議の上、暫定版を出すことに決定。

議会事務局が即座に対応してくださり、正式な議事録公開に至る間、アップして下さいました。

細やかな対応に迅速な対応。

事務局のみなさんには本当にお世話になっています。
この場をお借りして厚く御礼申し上げます


夏休みの宿題がしこたま溜まった子供時代に戻った感がありますが、自身の担いをしっかりと果たして参ります💦

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posted by 久野晋作 at 19:42| 千葉 ☁| 議会報告(一般質問他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月21日

定例会(9月議会)開会1週間前

こんばんは、我孫子市議会議員の久野晋作です。
夜分の投稿にて恐縮ですが、さきほど、請願の提出予定案件の打ち合わせから帰宅した所です。
悪しからずご容赦下さい。

さて、本日は、議会運営委員会に会派を代表して参加しました。
我孫子市議会では、定例会の開会1週間前に開会される慣例となっています。

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この場で、定例会の日程を協議決定します。

我孫子市議会では、この日に、予定提出議案を含む議案資料等が配布され、一気に議会運営モードに入ります。
開会日に市長が行う「市政にかかる一般報告」についても、合わせて配布されます。

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昨年から、9月議会の日程の中に決算審査日程を組み入れた関係で、タイトで慌ただしい日程となりますが、諸事引き締めて定例会に臨む所存です。
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2017年08月17日

「17件の専決処分の報告漏れ」、そして、第三回市議会定例会に向けて

7月の連日の猛暑とは打って変わって、涼しい日が続きます。天候不順による作物への影響、そして、経済(消費)の冷え込みが心配ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

さて、昨日、今月末(8/28)より開会される平成29年第3回市議会定例会に向けて、「市政に関する懇談会」が開催され、提出予定議案に関する市議会に対する全体説明会、及び会派別の懇談会が開催されました。

通常は、予定提出議案の要旨説明に入るところですが、表題に記した通り、「議会に報告すべきであった17件の専決処分について、報告漏れがあった」旨の報告、お詫び、そして、説明がありました。

専決処分とは、「本来、議会の議決・決定を経なければならない事柄について、地方公共団体の長が地方自治法の規定に基づいて、議会の議決・決定の前に自ら処理すること」です。専決処分については、地方自治法の第179条、180条に規定されており、自治体の長(市長等)が専決処分を行う場合は、この規定に則らねばなりません。

第百七十九条
普通地方公共団体の議会が成立しないとき、第百十三条ただし書の場合においてなお会議を開くことができないとき、普通地方公共団体の長において議会の議決すべき事件について特に緊急を要するため議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認めるとき、又は議会において議決すべき事件を議決しないときは、当該普通地方公共団体の長は、その議決すべき事件を処分することができる。ただし、第百六十二条の規定による副知事又は副市町村長の選任の同意及び第二百五十二条の二十の二第四項の規定による第二百五十二条の十九第一項に規定する指定都市の総合区長の選任の同意については、この限りでない。
○2  議会の決定すべき事件に関しては、前項の例による。
○3  前二項の規定による処置については、普通地方公共団体の長は、次の会議においてこれを議会に報告し、その承認を求めなければならない。
○4  前項の場合において、条例の制定若しくは改廃又は予算に関する処置について承認を求める議案が否決されたときは、普通地方公共団体の長は、速やかに、当該処置に関して必要と認める措置を講ずるとともに、その旨を議会に報告しなければならない。

第百八十条
普通地方公共団体の議会の権限に属する軽易な事項で、その議決により特に指定したものは、普通地方公共団体の長において、これを専決処分にすることができる。
○2  前項の規定により専決処分をしたときは、普通地方公共団体の長は、これを議会に報告しなければならない。


昨日の市長以下執行部(副市長、総務部長等)からの報告により、すでに執行された「17件の専決処分」について報告が漏れていたことが判明しました。

専決処分事項の大半は、「法改正に伴う税条例の改正(条例の施行に際し、特に緊急性があるもの)」、「公務により車両を走行させていた際、または道路等の不整備等により何がしかの”人身・物損事故”を起こしたことに因る損害賠償手続きにかかるもの」が殆どです。それらは、予算の執行等に伴う案件であるため、本来議決すべき事件であるため、「次の会議において、これ(=専決処分を行ったこと)を議会へ報告し、承認を求めなければならない」と規定されています(地方自治法 第179条第3項)。

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今回報告漏れがあった「17件の専決処分」は、全て道路課の所管事項でしたが、一番古い案件では、本来平成27年3月議会において報告すべきものがあり、2年半の間、議会への報告が滞っていたことになります。この事件については、平成26年8月24日に発生した事案であり、事件発生から約3年間、市民の代表者によって構成される議会はもとより、庁内の最高意思決定機関と位置付けられる「庁議」への報告もなかったことから、議会の一方の市民の代表者である市長も知らなかったという事態です。

人が行うことには誤りや失念がつきものであり、「悪意があって行われたことではない」と受け止めています。しかしながら、1件、2件という軽微な件数ではなく、17件にものぼる件数であったこと、2年半の間の長期に渡り“たなざらし”にされていたことを鑑みると、大変は由々しきことであり、「ああ、そうでしたか。今後気をつけてください」とは行きません。当然ながら、全体説明会の場で、議長以下各議員から様々な質疑が行われ、私も、取り急ぎ、確認・共有すべき事項として
●「専決処分漏れについて、いつ把握したのか?」 →回答:6/26
●「処分対象者と処分内容」 →計4名(管理職以上)、処分は「訓告」
●「課内における情報共有と対応状況」
について質問(確認)しました。

道路は、市民生活における非常に重要なインフラです。幸いにして、専決処分事項の中には、死亡事故はもとより、後遺障害が残る重篤な事故に至るようなものはありませんでしたが、その瑕疵(陥没や整備不良)により、重大事故に至っていれば、取り返しがつきません。その意味で、この間の事故情報は課内で共有されていたのか?また、それらを踏まえた根源的な対応が計られていたのか?について、質問した次第です。

第三回定例議会では、会派を代表し一般質問(会派代表質問)を行うことになっており、「コンプライアンス(法令遵守)」について取り上げる予定にしていたところでしたが、時宜を得た形で質問に取り上げることになり、なんとも複雑な思いです。


予定提出議案は、各種法改正等に基づく条例の改正にかかる議案が4件、市道路線の認定・変更にかかる議案が各1件、字の区域(本町1丁目から3丁目)および名称変更にかかる議案が1件、平成29年度我孫子市一般会計ほか4特別会計の補正予算にかかる議案が5件、そして、平成28年度我孫子市一般会計の歳出歳入決算の認定ほか4特別会計の歳出歳入決算の認定にかかる議案が5件の合計17件でした。

夏の余韻を惜しむ間も無く、残り10日たらずで議会に入りますが、今回の事案も踏まえ、今後の市政運営および執行に対して、気を引き締めて臨んで行かねばならないとの思いを新たにした次第です。
posted by 久野晋作 at 12:00| 千葉 ☔| 議会報告(一般質問他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月07日

6月議会が開会

こんにちは、我孫子市議会議員の久野晋作です。

今週月曜日に6月議会(平成29年第二回定例会)が開会しました。
会期は21日までの17日間です(日程についてはこちらをご覧ください)。

初日の本会議冒頭、全国市議会議長会より「市議会議員10年表彰」をいただきました。
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平成15年12月に市議会壇上に押し上げていただいてから10年以上の月日が経ちますが、これもひとえにご支援・ご指導くださる方々のおかげです。

この場をお借りして、深く感謝申し上げる次第です。

初心を忘れず、市政の向上発展に尽くして行く所存です。

さらなるご指導ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。


★12日(月)から行われる一般質問(個人質問)に登壇します。

質問日は初日の午後二番目と決まりました。

テーマは二つに絞り、「南新木駅前に出店するスーパの建築・営業に伴う交通諸課題」について、また、「松戸市で発生し、本市に死体遺棄された児童のいたましい事件を踏まえ、児童生徒の登下校等にかかる安全対策、防犯意識の向上、そして、情報共有の徹底等」について取り上げます。


平成29年6月議会から議会中継が変わります
これまで、議会中継はパソコンからのみ視聴可能となっていましたが、平成29年6月議会からパソコンのほか、スマートフォンやタブレット端末でも見られるようになります(過去1年分の録画中継も見ることができます)。
議会中継のページをブックマーク(お気に入り)等に登録されている方は、設定の変更をお願いします。

長年要望していたことでしたが、今議会から議会中継がどの端末でも視聴できるようになったことを本当に嬉しく感じています。出先でも携帯端末でご視聴いただけます。大変便利です。ぜひご視聴ご活用ください!



5月28日に南新木自治会に対して、上記店舗に係る建築計画の概要について説明会が行われ、建築内容について初めて公に知ることになりました。

建築計画によると、店舗への搬入・搬出口二か所が交差点付近となっています。

説明会において、市との事前協議により搬入搬出口を分けたとのことですが、それでも交差点および踏切付近の設置となるため、交通の妨げとなることが懸念される所です。特に、早朝および夕方の商品の搬入時においては、当該個所は児童・生徒の通学路と重なることから、安全対策が十分に図られることを地域住民は望んでおり、必要不可欠の課題と考えます。

当該店舗の建築および営業に際して生じる交通課題について、市議会の場において、市長以下、執行部に対して質問(要望)いたします。
posted by 久野晋作 at 12:00| 千葉 ☁| 議会報告(一般質問他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月30日

高齢者の運転免許自主返納の促進と対策について

昨日、ザ・ドリフターズの高木ブーさんが、都内で行われた東京都と警視庁が連携したイベントにおいて運転免許返納式を行ったとのニュースを拝見しました。
高木ブー、小池都知事に運転免許返納「家族の一言で」(オリコン) - Yahoo!ニュース



運転免許証の自主返納に一肌脱いで下さったブーさんは、御年84歳😳

全員集合を観ていた私の中では、いつまでも、ドリフのブーさんです😃

【運転免許証の自主返納】について、平成28年12月議会の一般質問でも取り上げましたが、我孫子市では、「近年、多発している高齢ドライバーの事故を未然に防ぐため、我孫子警察や市内の公共交通事業者と連携して、自主返納者に対するバス料金の割引制度等を展開し、免許証の返納を促していきます(平成29年施政方針より)」

自主返納の促進には、市民の皆さんのご理解と市内交通事業者さんのご協力を含めた環境整備が必要です。

「交通の足(便)がなくなってしまう」ということは、とても不安なことだと十分理解する所です。

しかし、事故が起これば、互いに大きな損失を被り、取り返しがつかない事態となります。

高齢化がますます進展していく中で、安全安心なまちを標榜し、実現目指している本市においては喫緊の課題です。引き続き、当該課題について注視し、本市の実態はもとより各地の事例を踏まえ、提言を重ねていきたいと存じます。


posted by 久野晋作 at 07:00| 千葉 ☀| 議会報告(一般質問他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月21日

「ならぬものはならぬ」…私たちの会派が「平成29年度予算案他」に反対した理由について

おはようございます。
我孫子市議会議員の久野晋作です。

先週15日に閉会した平成29年第一回定例会の最終日の採決に先立ち、会派を代表し、議案第12号:「指定管理者の指定について」および議案第20号:「平成29年度我孫子市一般会計予算」に反対の立場で討論いたしました。

以下、当日の討論原稿です。

言い回しが異なる部分が若干ありますが、その点ご容赦いただければ幸いです。

🔴平成29年度予算案他 反対討論
Nextあびこの久野晋作です。

私は、会派を代表し、議案第12号:「指定管理者の指定について」および議案第20号:「平成29年度我孫子市一般会計予算」に反対の立場で討論を致します。

はじめに、議案第12号「指定管理者の指定について」反対する理由を3点述べます。

この議案は、6月にオープンが予定されている我孫子市農業拠点施設を管理する指定管理者を「株式会社あびベジ」に指定するものです。

一点目の反対の理由として、私どもの会派では、この間表明して来た通り、当該施設の管理運営に際し、指定管理者制度を導入することに、そもそも賛同できません。
▪ 指定管理者制度を導入することにより、農産物直売所の管理運営のみならず、飲食施設の運営も含めて、すべて市の事業と位置付けられるからにほかならないからです。
▪ 市が事業主体となることによって、施設整備および駐車場整備費のみならず、光熱水費を除く農業拠点施設に係る経費の殆どが市の負担となります。
▪ 事実、過剰とも言える各種備品の整備費用として約1800万円もの経費がすでに発生しています。
▪ 新年度予算の地産地消推進事業費のうち農業拠点施設整備事業分として、「6月の農業拠点施設のオープン記念イベントの設営委託料」をはじめとして、PR用のポスター・チラシ代、イベント用消耗品、さらにNHK受信料に至る迄、すべて市の負担として計上されています。
▪ 民間の事業者であれば、当然ながら自らの経費と労力を投じて捻出する部分も、指定管理者制度を導入することにより、このように市の負担となってしまう訳です。
▪ これまで、我孫子市の地産地消の推進は、農業者と市民と市が協働で取り組んで来ました。市が「場の提供」を行ったアンテナショップにおいて、農業者主体の経営の実践と検証を行い、将来的には、農業者自身の自立を目指して来たはずです。
▪ 今回の指定管理者制度の導入は、これまでの農業支援のあり方に逆行するものであり、農業支援という一つの産業振興のあり方として、疑問を呈さざるを得ません。
▪ 農業振興策は大変重要なことであり、その必要性は大いに認める所です。しかし、市丸抱えの農業支援のあり方には、市民の納得が得られるとは思えません。意思決定機関である自治体議会として説明責任、議決責任を負えるものではないと考えます。

二点目の反対の理由は、今回の指定は、指定管理者制度導入目的にそぐわないからです。
▪ 我孫子市指定管理者導入指針において、「指定管理者制度導入の目的は、公の施設の管理に民間のノウハウや活力を活用することで公共サービスの向上とともに、経費の削減等を図ることにある」としていますが、果たして今回の指定がこの目的に沿うものと言えるでしょうか?
▪ 私どもの会派では、今回の指定は、指定管理者制度の導入目的に沿わないと考えます。

三点目の反対の理由は、公募が原則であるはずの指定管理者の選定において、【非公募】により「株式会社あびベジ」を選定したことです。
▪ 市は、今回の非公募による指定を行うために、昨年11月に「指定管理者導入指針」を改定しました。本来、指針や方針を明確に定め公にした上で、適用を図るべきところ、手順が全く逆になっています。このようなやり方は後々禍根を残し、悪しき慣例になり兼ねないことを強く危惧します。
▪ ちなみに、今後、社会状況等の大きな変化がない限り、また市が農産物直売所等の事業を続ける限り、「あびベジ」は指定管理者であり続けるとのことですが、本当にそれでいいのでしょうか?
▪ 競争の原理が働かない中で、さらに、市が実質的に丸抱えの中で当該施設が管理運営される中で、農業者自身の自立が真に図れるのでしょうか?

以上の理由により、議案第12号に反対致します。

***
次は、議案第20号:「平成29年度我孫子市一般会計予算」です。

以下、反対する決断を下す理由となった事業を二つあげます。

一点目の事業は、「手賀沼親水広場管理運営委託料(4,717万5千円)」です。
この点につきましては、昨年の12月議会における議案第13号我孫子市一般会計補正予算(第3号)の反対討論の中で述べたとおりですが、事業者が提案型公共サービス民営化制度を活用し、提案を行い採択されたものです。

当該施設が県から移譲を受けた施設であり、移行期であることから、提案された内容において経費の面で比較衡量することが困難であり、かつ実際に大きなコストメリットは感じられない点、また、新たな提案とされたプラネタリウムの管理運営業務は全体の額からすれば限られた部分に留まっています。これらをもって、事業者を決定するのは早計と言えます。

当該管理運営業務委託については、リニューアルオープン後の業務内容を提示し、当初から予定していたプロポーザル方式により、複数の応募事業者からのよりよい事業提案を受けた上で、最も適切な想像力、技術力、経験などをもつ事業者を総合的に判断して業者選定すべきであったのではないでしょうか。今回、決定された事業者が、その上で落札されたのであれば、何ら異存はありません。

当該施設に係る提案型公共サービス民営化制度審査員会の資料の「担当課の意見」で、「県が運営していた時期および平成27年度の市による一時利用の時期から、管理運営委託を受託しており、施設の維持管理に精通している」とありますが、精通しているからこそ、提案型公共サービス民営化制度を利用し応募されたともいえます。他の事業者は、行政評価表を見ただけでは、来年度から手賀沼親水広場の管理運営業務が変わることは分かりません。

提案型公共サービス民営化制度は、「市のすべての事業を公表し、民間から委託・民営化の提案を募る制度」ですが、前提となるデータは、非常に雑駁なものであり、当該事業について、公募に資する状況であったかと言えば決してそうではありませんでした。前提条件である「情報」が公平に行き渡っていなかった点は否めません。

もし、他の事業者からより良い提案、低廉なコストで質の高い管理運営が出来る提案があったとしたらどうでしょうか?

提案型公共サービス民営化制度の委託事業は、原則3年間としている所ですが、提案者の提案により5年間となったことから、5年の長期にわたり「約2億4千万円を超える多額の委託事業費が固定」されました。

果たして、今回採用した手賀沼親水広場管理運営委託は、提案型公共サービス民営化制度の導入目的に合致した事業と言えるのでしょうか?

警鐘を鳴らす意味でも、この点を指摘しておきたいと思います。


二点目の事業は、「工業振興事務運営費(うち産業拠点検討調査業務委託料:600万円)です。

星野市長の就任以来、企業誘致、企業立地、住工混在の解消等に係る調査研究委託事業が3つ行われてきました。

(1) 平成20年度:工業系土地利用調査研究業務委託料:457万8千円(印刷製本費:31万5千円除く)
「この調査研究業務」は、工業系土地利用適地の検討から始まり、土地利用を図るための条件、事業費、事業期間などを整理し、工業系土地利用の実現の可能性を探り、土地利用や基盤整備について検討し、手法等の整理を行ったうえで、各用途地域において規制される業種の整理や我孫子市の誘致対象とする業種及び内容の具体的なイメージをまとめたものです。

(2) 平成24年度:「企業立地方針」策定の基礎資料として行った企業意向調査委託料:1,596,000円
この調査は、企業に我孫子市を知ってもらうこと、企業から見た我孫子市へ進出する魅力、立地する場合に企業が求める支援策など、企業が我孫子市への企業立地についてどのような考え方を持っているかを把握するため実施し、企業が立地しやすい環境整備を行うための基礎資料としてまとめたものです。

(3) 平成25年度:工場集団化事業基本調査業務委託料:6,909,000円
この調査は、市内の住工混在の解消に向け、移転を希望する市内事業者の受け皿として、NEC我孫子事業場の敷地の一部を買収・整備・分譲することを検討するにあたり、土地の取得範囲や用地内の土地利用、事業の採算性のシミュレーションなどの基本調査として実施されたものですが、先の施政方針の中で、現在も継続して事業が進めていくとの報告がありました。

以上3つの事業費として、13,089,000円が費やされました。

しかし、現在の所、結果として実になったものは何一つありません。

その上で、これらの調査研究業務に「屋上屋を重ねる」ように提案されたのが今回の事業:産業拠点検討調査業務委託料:6,000,000円です。

▪ この調査は、工業系土地利用の方向性を定め、新たな企業が進出しやすい環境整備を推進するため、調査・分析をすること
▪ 産業拠点として可能性を有する市内数か所の候補地において、土地利用等の現況や関連する各種計画の法的規制・条件などを整理するとともに、インフラ整備を含む開発事業費のシミュレーションを実施し、工業系土地利用推進エリアとして望ましい候補地を検討・研究して行くための基礎的な情報を整理すること
▪ 民間活力を利用した整備手法について検討を行うとともに、実現性の高いエリアを選定するために、開発企業へのニーズ調査等を実施すること

この三点を事業内容としています。

予算委員会での質疑において、「産業拠点として可能性を有する市内数か所の候補地」に関して、担当課と理事者の答弁の食い違いがあり、「庁内協議すら整っていない」ことが判明しましたが、こうした状況下で、なぜ事業化し、予算化されるのか甚だ疑問でなりません。

そこで、改めて本事業の予算編成過程を確認した所、重大な問題を発見しました。

▪ 本市は予算編成過程を公開していますが、当初、企業立地推進課が新規事業として事業採択を図っていた事業名は【住工混在の解消】でした。
▪ 事業概要は「住環境の改善を図るため、住工混在の解消へ向けて工業系の用地を整備し、企業の立地・集団化を推進する」もので、第4回目の事業採択の優先度はA評価でした。
▪ 1月25日の示達段階でも「住工混在の解消」という事業名は変わらず事業採択されていました。
▪ しかしながら、実際に予算化され提案された事業は「新たな企業が進出しやすい環境整備を推進するため」の「産業拠点検討調査業務委託」でした。

示達後に、事業内容を変更するようなことがあって良いのでしょうか?

これでは、何のために予算編成過程を公開しているのか全く意味を成しません。

執行部には、改めて明快な答弁を求めたい所ですが、こうした不可解かつ瑕疵のある過程を得て上程された事業を認めるわけには行かないと考えます。

***
以上、反対の理由を述べましたが、最後に一言致します。

✓ 一部の事業を以て、今回の予算案に含まれる全ての事業を否定する考えは毛頭ありません。
✓ 当該予算案の中の大半の事業が、限られた財源の中で、精査に精査を重ねた上で提示されたものであること、
✓ 衆知を集め、市民サービスの向上、市政の向上のために事業化され予算提案されたものであること、
✓ そして、事業の成果や効果を強く期待出来るものが沢山あることは十分理解する所であり、その点につきましては感謝申し上げる次第です。

また、東消防署湖北分署整備事業につきましては、予算審査特別委員会で答弁があったように、現在行っている湖北台地区公共施設整備基本調査結果を受けて庁内で市の方針を協議検討した後、秋口を目途として、近隣地域の皆さんに改めて報告の場を持ち、丁寧に住民合意を形成して行く旨ご答弁がありましたので、ぜひお願いします。

さはさりながら、三日間の予算審査を通じて、看過できない事業がありました。

これらの事業に係る事業費は、全体予算の中のごく一部ではあるものの、執行部の行政運営および行政執行に係る姿勢を端的に表すものと捉えた次第であり、これらを看過することは、私たちの会派は出来ません。

議員各位におかれましては、意思決定機関である議会としての責任を以て、ご判断をいただきますようお願い申し上げ、以上、反対討論と致します。

ご清聴いただき感謝申し上げます。



最後までお読みくださり、有難うございました。



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posted by 久野晋作 at 08:05| 千葉 | 議会報告(一般質問他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月24日

平成29年第1回定例会(3月議会)が開会

今週水曜日、2月22日に平成29年第1回定例会(3月議会)が開会しました。
平成29年第1回定例会(3月議会):我孫子市公式ウェブサイト

会期は3月15日までの22日間です。
平成29年第1回定例会(3月議会)会期日程:我孫子市公式ウェブサイト


来週水曜日から本会議場にて一般質問が行われますが、
会派を代表して内田美恵子議員が2日10時に質問を行います。
平成29年第1回定例会(3月議会)一般質問日程・要項:我孫子市公式ウェブサイト


私は、3月議会の最重要審議事項である平成29年度予算案について、会派を代表し審査に臨みます。

予算審査特別委員会は、以下3日間の日程を持って行われます
3月10日(金)10時より
3月13日(月)10時より
3月14日(火)13時より…※午前中は市内中学校の卒業式

現在、376億6千万円からなる我孫子市の一般会計予算(案)について鋭意調査を進めています💦

平成29年第1回我孫子市議会定例会 上程議案:我孫子市公式ウェブサイト


***
なお、我々の会派(Nextあびこ)に、佐々木とよじ議員が新たに加盟し、今議会より、内田美恵子議員と3人で選ばれるまち我孫子の実現に向けて、邁進していくこととなりました。

変わらぬご支援、ご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。
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posted by 久野晋作 at 11:59| 千葉 ☁| 議会報告(一般質問他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月08日

まもなく開会する3月議会に向けて

まもなく開幕する3月議会💨

本日午前は、議会に対しての全体説明会。

議案、予算、質問…。

同じ事の繰り返しのようでいて、
全く同じ事業、中身、質は一つとしてありません。

一筋縄では解決出来ぬ課題が増える一方で
種銭となる財源は、右肩下がり…。

気持ち新たに、引き締めて臨むのみです。

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posted by 久野晋作 at 14:06| 千葉 ☁| 議会報告(一般質問他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月17日

平成29年度我孫子市予算編成状況について

おはようございます😄


本日午後1時より、平成29年度予算編成にかかる市議会に対する全体説明会が行われます。


我孫子市の新規事業にかかる予算編成過程(計3回)については下記にて参照いただけます。


平成29年度予算の編成状況(新規事業)をお知らせします:我孫子市公式ウェブサイト


来月22日から次年度第一回定例会が開会される予定です。


なお、本日は午前中に3月議会において請願を予定されている方から説明をお受けします。請願予定者の手間を考え、他の会派の議員さん(清風会の甲斐議員)の説明に同席させていただくことに致しました。


本日もどうぞよろしくお願い致します


久野晋作

posted by 久野晋作 at 09:06| 千葉 ☀| 議会報告(一般質問他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月21日

「筋道が立っているか?そうではないか?」…私の議案見極めの視点です。

おはようございます。我孫子市議会議員の久野晋作です。

昨日のブログ「行政機関は何の為に市民や外部の声を聴くのか?」で報告いたしましたとおり、平成27年7月に千葉県から移譲された「手賀沼親水広場」と「水の館」に関し、今議会の論点である【議案第10号】「我孫子市手賀沼親水広場の設置及び管理に関する条例」が上程され、昨日、所管する環境都市常任委員会で議案審査が行われました。

審査の模様は、いつものとおり会派室からインターネット議会中継を通じて視聴しましたが、お昼休みを挟んで長時間に渡り審査が行われ、質疑が出尽くした後の委員会採決では、委員長を除く委員のうち、賛成5名、反対2名となり、所管を預かる委員会としては、多数をもって可決すべきと判断した形となりました。

私は、基本的立場として農業振興に寄与せんとする施策に対して反対の立場を取る訳ではありません。そのことは誤解無きよう明確にお伝えしておきたいと思います。しかしながら、市長をはじめとする市当局の「農産物拠点施設の開設にかかる一連の政策立案および事業の進め方」には大きな疑問を抱いていると共に、市政運営において悪しき慣例を形作ってしまう事への懸念を抱いています。

質疑の中で特に気になったのが、指定管理者制度の導入目的との整合性についての西垣委員からの質問に対する担当課長の非常に苦しい答弁でした。このやり取りに全てが凝縮されているように私は感じました。

具体的には、指定管理者制度の根幹である「目的」に合致していないことが頭では分かっており、政策の立案および実行に際し、無理に無理を重ねていることで仕組み上、整わない部分が数多有ることも分かっているにも関わらず、それらに目をつぶってもらうことを期待し、情に訴えるような形で施策への合意を取り付け、推進して行こうという姿勢です。

ちなみに、担当課長に一連のすべての責任が有るとは基本的に考えて居ません。回りまわって担当することになった課長としての立場上の厳しさや苦しさ、一方、施策の推進にかける意気込みは理解する所です。こうなってしまうのも致仕方ないと感じる部分は大です。だからと言って、こうした課題や筋道の通って居ない現状を良しとする事は出来ません。

私達の会派は、反対を前提とするのではなく、農業振興を前提として、この間、課題の解決や改善のための提案も行って来ましたが、それらが登用され斟酌された形跡は残念ながら見られませんでした。「聴き置かれた」というのが率直な受け止め方です。

市民サービスの向上と経費の節減を図るため指定管理者制度を導入しています
●我孫子市では、平成18年4月から市が設置した文化施設や社会福祉施設など「公の施設」の管理運営に「指定管理者制度」を導入しています。
●指定管理者制度は、平成15年の地方自治法の改正によってできた新しい制度です。
●これまで「公の施設」の管理運営は市の出資法人などの公共的団体にしか委託できませんでした。
●しかし、指定管理者制度の導入により、民間の事業者やNPO法人、ボランティア団体など幅広い団体の中から、市に代わって管理する団体(指定管理者)を指定できるようになりました。
●公の施設の管理という公共サービスに民間の能力やノウハウを活用することで、市民サービスの向上と経費の削減を図ることを目的としています。

上記は、指定管理者に就いての市の考え方です。

平成15年9月施行の地方自治法の一部改正により、公の施設の管理について「指定管理者制度」が創設されました。これにより、従来は地方自治体の出資法人等に限定されていた公の施設の管理が、民間企業や各種法人、その他の団体も行うことが可能となりました。
指定管理者制度導入の目的は、公の施設の管理に民間のノウハウや活力を活用することで公共サービスの向上とともに、経費の削減等を図ることにあります。

上記は、昨日紹介した「我孫子市指定管理者制度導入指針」の「指針の位置付け」において、指定管理者制度の導入目的が述べられている一節です。

二つの規定で明らかなように、我孫子市が指定管理者制度を導入している主目的、いうならば、この制度に期待する政策効果は、@公共サービス(市民サービス)の向上、A経費の削減の二点です。

この二点を達成することを大前提として、農産物拠点施設の管理運営に「指定管理者制度の適用」を図るのであれば、「なるほど」となります。

しかしながら、この間の市当局からの説明、そして今議会における本会議や所管の常任委員会の質疑を通しても実態はそうではないのが明白です。

原理原則にこだわるあまり、目的を見失い、達すべき便益を市民に提供できない、または、市の利益にならなくなることは避けねば成りません。

とはいえ、公金を預かり、その公金をタネセン(原資)として各種の政策立案をし、議会における審査と議決を経た後に、行政事業を展開して行くことを認められている行政運営の要であり、規範意識の無い行政運営が当たり前に罷り通って行くとすれば、市民の負託をいただいき議会審査および議決の場に臨む者として、到底認める訳には行きません。

様々な事情は有れども、手続き上の瑕疵、落ち度、抜けがあれば、それらと真摯に向き合い、賛否を含めて真摯に指摘を受け止めた上で、昇華させて行くことが肝要です。それが市民と行政との信頼関係であり、議会と行政との信頼関係を構築していく上で不可欠「筋道(物事の道理、物事を行うにあたっての踏むべき順序・手順)」だと私は考えます。

智に働けば角が立つ。
情に掉させば流される。
意地を通せば窮屈だ。
とかくに人の世は住みにくい。

住みにくさが高じると、安いところへ引き越したくなる。
どこへ越しても住みにくいと悟ったとき、詩が生れて、絵ができる。

人の世を作ったのは神でもなければ鬼でもない。
やはり向う三件両隣にちらちらするただの人である。

ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。
あれば人でなしの国に行くばかりだ。
人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。

越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくいところをどれほどか、
寛容て(くつろげて)、束の間の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。


上記は、夏目漱石の代表作である「草枕」の有名な一節です。

この冒頭のフレーズが期間中、頭の中で“グルグルぐるぐる”とリフレインしています。


本日、午後一時から、平成28年第4回定例会(12月議会)予算審査特別委員会が開会され、委員として当該議案も関係する「(議案第13号)平成28年度我孫子市一般会計補正予算(第3号)の審査」に臨みます。

論点はこれだけではありませんが、
「筋の通った市政運営」を目指して、入力不力で臨みたいと思います。

なお、審査状況は我孫子市議会議会(ネット)中継にてご確認いただけます。現在の所、お手持ちのスマートフォンや、ブラウザ等の環境によっては閲覧できませんが(来年改善予定)、直接の傍聴も含めて、審査にご注目いただければ幸いです。
posted by 久野晋作 at 09:54| 千葉 🌁| 議会報告(一般質問他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月19日

行政機関は何の為に市民や外部の声を聴くのか?

こんばんは。我孫子市議会議員の久野晋作です。

以下、12月16日の記事の続きを記します。若干、説明が長くなりますが、ご一読いただければ幸いです。


今議会において、平成27年7月に千葉県から移譲された「手賀沼親水広場」と「水の館」に関し、議案第10号「我孫子市手賀沼親水広場の設置及び管理に関する条例」が上程されています。

市では、この条例(案)に先立ち指定管理者の導入指針」を11月末に改正し、「公募によらず、指定管理者を選定する」ケースを新たに規定しました。

平成15年9月施行の地方自治法の一部改正により、公の施設の管理について「指定管理者制度」が創設されました。これにより、従来は地方自治体の出資法人等に限定されていた公の施設の管理が、民間企業や各種法人、その他の団体も行うことが可能となりました。
指定管理者制度導入の目的は、公の施設の管理に民間のノウハウや活力を活用することで公共サービスの向上とともに、経費の削減等を図ることにあります。我孫子市では、平成18年4月から6施設に指定管理者制度を導入し、一定の成果を挙げてきました。
この指針は、その成果を踏まえ、指定管理者制度をさらに効果的に活用するため、導入についての考え方や手続きのほか、制度導入後の対応等について、市の統一的な考え方を示すために定めるものです。
(「指定管理医者の導入指針(平成28年11月一部改正)…T.指針の位置付け」より転記)


この指針は「議決案件」では無いため、行政の内規(内部のルール)として変更出来、「水の館内(1F)に新たに設置する農産物拠点施設」の管理を「公募によらず、株式会社あびベジに選定(→平成29年3月議会の議決を経て指定を予定)する」為に、変更(改正)されたものです。

16日の総務企画常任委員会で議論となったのが、「指定管理者の候補者の選定にあたっては、公募を原則とします」としていた所を、以下の通り、ただし書き他を追記することで「公募によらず、指定管理者の候補者を選定する場合」について新たに規定された点についてでした。

(1) 公募による選定と公募によらない選定
指定管理者の候補者の選定にあたっては、公募を原則とします。ただし、公募しても応募がなかったときや、審査の結果、指定管理者の候補者として適当な団体がいなかったとき、また、次に掲げる場合で特に必要があると認めるときは、公募によらず、指定管理者の候補者を選定することができます。その際は、指定管理者選考委員会の意見を聞かなければなりません。その上で、説明責任を十分に果たすため、競争による選定を実施しない合理的な理由を指定管理者選考委員会の意見と合わせて、ホームページに掲載することとします。
ア 地域コミュニティの醸成、市民活動の推進や施設の有効活用等を図るために、地域の住民や施設利用者等により構成される団体が管理運営することが適当であると認められる場合
イ PFI事業により管理運営を行う施設で、事業者が決定した場合
ウ 障害福祉施設等で現在の施設利用者の意見を聴取する等により状況を把握して考慮したうえ、現在の団体が引き続き管理運営することが適当であると認められる場合
エ 同じ区域に市が管理する施設とその他の自治体の施設が混在している場合に、同一の管理者がすべてを一体的に管理することで効率的な運営、利用者の利便性が向上すると期待される場合
オ 指定管理者の指定を取り消した場合に当該指定管理者が管理していた施設について、直ちに指定管理者を指定しなければ著しく公益を損なうと認められる場合
カ 地域の活性化や産業振興の観点から、地域密着度の高い施設において、地域の実情に精通している団体等が運営することにより、当該施設の設置目的が達成される場合


「公募によらずに指定管理者の候補者を選定すること」のみをもって、否定するつもりはありませんが、
公募によらず、指定管理者の候補者を選定する際は、
@指定管理者選考委員会の意見を聞かなければなりません。
Aその上で、説明責任を十分に果たすため、競争による選定を実施しない合理的な理由を指定管理者選考委員会の意見と合わせて、ホームページに掲載する
と、市は敢えて規定した訳です。

内田議員からの「指定管理者選考委員会の意見(総意)が、公募によらない事に対して否定的であった場合、どうするのか?」との質問に対し、担当次長は「選考委員会の意見は意見として聴くが、市の判断が異なることは有り得る」、つまり「あくまでも参考として聴き置く」と、何の躊躇もなく答弁したことに対して、私は大いに違和感と問題意識を持った次第です。

「指定管理者選考委員会の意見(総意)が、公募によらない事に対して否定的であった場合」というのは仮定の話ですから、必ずしもそうなるとは限りません。

しかしながら、指定管理者制度の導入以来、公募を原則として来た指定管理者の候補者の選定ルールを敢えて変更し、「指定管理者選考委員会の意見を聴き、説明責任を十分に果たすため、競争による選定を実施しない合理的な理由を指定管理者選考委員会の意見と合わせて、ホームページに掲載する」と規定したのですから、端から「参考として聴き置く」という姿勢であるならば、何の為に選考委員会を設置するのか全く意味が分かりません。

そうならぬ事を強く求める次第ですが、言葉の端々に真意は出るものです。

市民の理解と信頼あっての行財政運営であり、市政運営です。

筋道の通った市政運営にして行かねばならないとの想いを強くした次第です。

posted by 久野晋作 at 21:27| 千葉 ☀| 議会報告(一般質問他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月16日

12月議会後半戦:常任委員会の審査に入りました

本年最終議会が開会中ですが、本日から常任委員会の審査に、言うなれば、後半戦に入りました。


常任委員会では、上程された議案を主として審査して行きます。

我孫子市議会は、議員定数の減員に伴い現在3つの常任委員会を設置し、各常任委員会に8名ずつ議員が所属しています。現在、私は教育福祉常任委員会(および議会運営委員会)に所属しています。
▼総務企画常任委員会(8名)
※主な所管事項…総務、広報、企画、財政、住民記録、市民活動、防災、消防など
委員長 椎名幸雄 副委員長 海津にいな
委員 茅野理、甲斐俊光、坂巻宗男、戸田智恵子、内田美恵子、佐々木豊治

▼教育福祉常任委員会(8名)
※主な所管事項…福祉、介護保険、国保、保育、教育、スポーツ、図書館など
委員長 江原俊光 副委員長 芹澤正子
委員 松島洋、澤田敦士、印南宏、関勝則、久野晋作、岩井康

▼環境都市常任委員会(8名)
※主な所管事項…商業、農業、環境、道路、交通、上下水道、都市計画、公園、住宅など
委員長 飯塚誠 副委員長 高木宏樹
委員 日暮俊一、西垣一郎、早川真、木村得道、豊島庸市、野村貞夫
(以上、敬称略、会派順))


本日の総務常任委員会の審査内容は会派控室で聴きましたが、上程された議案は全て可とすべきと判断されました(「全員一致で可」と「多数をもって可」に分かれましたが、すべて「可」と判断されました)。

委員会審査においては、委員会の所管する事項についても議論が行われます。

今議会において上程された議案に密接に関係し、本会議に置いて早川議員も取り上げた「指定管理者の導入指針(平成28年11月末改正)」において、「公募によらず、指定管理者を選定する」ケースについての内田委員からの質疑に対し、「市民の声を聴き置く」と言わんばかりの答弁が有り、耳を疑い、思わず会派室で声をあげてしまいました。

この続きは、後日改めて記します。
posted by 久野晋作 at 23:40| 千葉 ☀| 議会報告(一般質問他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月13日

我孫子市議会・一般質問2日目

おはようございます😄

本日は、一般質問の2日目です。
質問要項は下記でご確認いただけます👀

私は明日の午前2番目の登壇です。
インターネット議会中継を含めて、是非ご覧下さい


平成28年第4回定例会(12月議会)一般質問日程・要項:我孫子市公式ウェブサイト

posted by 久野晋作 at 08:31| 千葉 ☁| 議会報告(一般質問他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする