2015年11月08日

いざ出陣! 平成27年我孫子市議会議員一般選挙

私、久野晋作は、身近な地域や市政全般にわたる諸課題の解決は元よりとして、「公正で公平な社会」を実現すべく、捲土重来を期して活動して参りましたが、11月の我孫子市議会議員一般選挙(8日告示、15日投開票)に無所属の立場で再挑戦させていただきます。

私は、高校卒業時まで我孫子で育ち、その後大学(日本大学・三島キャンパス)の関係で我孫子を離れ、5年間のサラリーマン生活を経て、「ふるさと我孫子で行政書士として市民の皆さんのお役に立てる活動をしたい」という想いから、平成14年11月地元新木野で独立開業致しました。しかし、士業者として活動を展開した矢先に、地域を取り巻く環境、そして、それらに対し責任をもつ行政や議会(各議員)の現状や態様に大いに疑念を抱き、

「情報発信・問題解決型の当たり前の政治」を実現すること
「地域のことは、地域で責任を持って決める責任ある社会」を実現すること


が何より肝要だと、一念発起し、政治の道に志を立てました。

親兄弟親類と政治関係者が全くいない家系で育った私には、ジバンもカンバンもカバンも何一つありませんでしたが、地域の皆様のご期待と力強いご支援をいただき、平成15年12月1日から平成25年5月7日まで、9年半に渡り議員として活動させていただきました。

“初一念”という言葉のとおり、私の“最初の志”は何一つ変わっていません。

私は、この戦いにおいて、市政にかける情熱を、政治の道に志を立てた本氣の想いを、一声入魂、市内各地で訴えていく所存ですが、本日(告示日)の市内252か所のポスター貼りの終了後、下記のとおり、「出陣式(第一声)」を執り行います。

文化の薫るまち我孫子におきましては、市内各地域において様々な行事が開催される中、誠に恐縮に存じますが、ご家族ご友人お誘いあわせの上、是非ご臨席いただき、激励のお言葉をたまわりたく、ご案内申し上げます。


○日 時  11月8日(日)午後1時より(告示日当日)
○場 所  我孫子市気象台記念公園(広場)にて
※住 所  我孫子市新木野2丁目5
※我孫子市公園緑地課にて使用許可取得済み


地域の今、我孫子の未来に全力投球!
★選ばれるまち★“田園 教育 文化 環境都市 あびこ”の確立を目指して〜


足るを知り、既にあるものを目一杯活かし、守り、育ててゆく市民とまち。
「“21世紀のあるべき社会”を先取りしたまち・我孫子」に、私はしたい。
このことが、“選ばれるまち”となる決め手に必ずなると私は確信しています。

7日間の告示期間中、大変お騒がせ致しますが、真の想い、そして、愛する我がふるさと我孫子の未来に全力投球して行く所存です。どうぞ宜しくお願い致します。

平成27年11月8日
元市議会議員 久野晋作 拝

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2015年11月07日

【平成27年秋の陣】市政への再挑戦にあたって

【平成27年秋の陣】
明治節、再挑戦にあたっての想いを、澄み渡る秋晴れの空の下、一声入魂お話させていただきました。

久しぶりにマイクを握りました。

短い演説ですが、私の想いの丈を凝縮しています。

私の政治活動の原点でもある辻立ち。

明日からの一週間、市内各地で様々な論点をお話して行きたいと考えています。

お聴きいただければ幸いです。

【平成27年秋の陣】明治節、再挑戦にあたっての想いを、澄み渡る秋晴れの空の下、一声入魂お話させていただきました

Posted by 久野 晋作 on 2015年11月3日
posted by 久野晋作 at 08:00| 千葉 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月28日

「全国初・横須賀市の空き家の除却」にみる、快適な住環境を創出する当事者(責任をもつ者)は誰か?についての私の所見

どのまち、どの地域でも深刻な課題となっている空き家問題。

横須賀市が『全国で初めて「空家等対策の推進に関する特別措置法」に基づく空き家の除却を行う』ことを、友人でもある横須賀市長・吉田雄人氏のメルマガで知り及びました。

■全国で初めて「空家等対策の推進に関する特別措置法」に基づく空き家の除却を行います■
吉田雄人のユーティングレポート 2015年10月日27 Vol.675

このたび、横須賀市内の老朽危険空家を「空家等対策の推進に関する特別措置法」に基づき除却することを決めました。なんと全国で初めてのケースです。

横須賀市にとっての「ならではの課題」の一つに、空き家対策があります。とくに「谷戸」と呼ばれる山間の斜面にへばりつくように家の立地が進んだ地域や、高度成長に合わせて大規模に開発された団地などで、空き家の発生が目につくようになりました。中には、持ち主が分からなくなって、ボロボロに朽ち果て、周りへの悪影響となるような物件もあります。

そのような物件については、市として所有者に指導します。しかし、今回全国で初めて「空家等対策の推進に関する特別措置法(≒空き家特措法)」に基づく空き家の除却を行う対象物件は、そもそもの所有者がわかりませんでした。それで、空き家特措法で認められた「税」の情報をもって照会したところ、持ち主は法人格をもつ会社があったものの、その会社も解散してしまっているという状況でした。これ以上持ち主を探せないという判断を行い、空き家特措法の事例としては全国で初めてとなる略式代執行を行います。
記者会見資料はこちら:
http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/4840/nagekomi/roukyuu003.html

空家対策事業における課題として、特定空家等の建築物と敷地の所有者が違う場合の財産権等、様々な問題も多くありますが、課題を整理しつつ引き続き、空家対策事業は横須賀「ならではの課題」ですので全力を傾けていきたいと考えています。


今回の横須賀市の事例(行政代執行)に全国の自治体が注目している事と思います。

私は、現在、NPO法人の理事という立場で、この問題に取組む糸口を探っています。行政として出来る事は「事後」。民間ならでは、しかも、非営利法人ならではの立場から、快適な住環境を、市民の皆さんの理解と協力のもと、創出して行きたいと考えています。

行政の手段は、あくまでも最終手段です。

本来、その責を負うべきは、当事者です。

この点を確りと弁えねば根源的な解決には絶対に至りません。

「活用」するには、持ち主の理解と協力が必要ですが、その意識が無いと話に成りません。「宝の持ち腐れ」と言うと言い過ぎかもしれませんが、放っておくと、誰の為にもならない正にデッドストックに成り、家屋のみならず、周辺地域が廃れて行きます。本気で実行力のある対策を売って行かねばならないと考えています。

NPO法人の理事として、当該対策事業に取組んで行きたいと考えている所ですが、「場所」を欲している方は沢山いらっしゃいます。事業ベースで話を進めて行くと、採算が合わなくなることが多いと思いますが、そうでなければ、話は変わります。

不動産業界の方々にとっては、我々の取組みは、鼻に付く取組みかもしれませんが、地域が廃れたら元も子も有りません。「予防的観点」かつ「地域の活性化」という観点から、この課題に取組んで行きたいと思っています。

事業化に当たって、全国の先行事例に学ばせていただいていますが、各地の皆さんの奮闘ぶりが垣間見えて来ます。行政対応は「あくまで事後」であり、「行政が対応してからでは遅い」ということを皆が理解しなければなりません。

私は、この問題に関しては、官より民(当事者の意識)の問題が大きいと痛感しています。

士業者の一人として、地域住民の一人として、そして、政治の道に志を立てたものとして、ライフワークとせざるを得ないと感じていますが、皆さんの地域では如何ですか?

問題が生じる前に、手を打って行かねば、深刻化して行きます。

皆で共有の課題認識を持ち、「地域の住環境は、地域住民自らが守り整える」ことを確認(≒合意事項)として行きましょう!

どのまち、どの地域でも深刻な課題となっている空き家問題。今回の横須賀市の事例(除却措置)に全国の自治体が注目している事と思います。私は、現在、NPO法人の理事という立場で、この問題に取組む糸口を探っています。行政として出来る事は「事後」...

Posted by 久野 晋作 on 2015年10月27日
posted by 久野晋作 at 07:00| 千葉 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月25日

劇的?ビフォーアフター

12年前の私と今の私。

初一念。勇往邁進あるのみ。

本日もよろしくお願い致します。

久野晋作 拝

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posted by 久野晋作 at 10:02| 千葉 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月22日

介護・子育て・責任世代

昨年(2014年)の日本青年会議所の事業(グローバルリーダー育成塾)で知り合った坂本亮平さんの、facebookの投稿を以下転記(埋め込み投稿)します。
※当blogをメルマガ形式でお読みいただいている皆様には、facebookの記事は表記されません。投稿記事のリンク先を直接ご覧いただければ幸いです)

力を入れるのではなく、力を抜くことでスピードは出る「1日に24時間もあるじゃないか」 中谷 彰宏 おはようございます。昨夜は地元まちづくり協議会の会議でした。金かけなくてもまちづくりはできます。集まる人の知恵次第です。一方的な目線からしか考えないから先に進まない。自分にも言い聞かせながら…。さあ、今日も自分らしい一日になりますように。

Posted by 坂本 亮平 on 2015年10月21日


以下は、この投稿を受けて、私が彼の投稿のコメント欄に記したものを再編集したものです。

一言集約すると、「我々の世代が、今頑張らなくていつ頑張るのか?」ということです。

最期まで、ご一読いただけると幸いです。


介護・子育て・責任世代

カタチあるものにばかり目が行くと、肝心要の心・精神・気持ちが、抜け落ちたものが出来上がり、悲しいながら、完成初期の高揚は薄れ、次第に廃れて行くのがオチです。

自ら汗を掻き作り上げたモノや仕組みは、手塩にかけて育てた我が子のように愛情が入ります。

たとえば、地域の挨拶運動や清掃活動などは誰でも簡単に取り組める最たる例です。

私の両親は戦前生まれ(他界した父は昭和一桁世代)ですが、我々の親の世代は、既に第一線から引退されています。

とても元気でパワフル‼️そして、献身的にまちづくりや地域の事に取り組んで下さいました。

その背中を観て来た我々の世代も、そろそろ腕を捲って、本格的にまちづくりや地域興しに参入せねばなりません。

介護・子育て・責任世代

これだけではありませんが、
どの社会においても中核を成す我々の責任はとても重く大きなものがあります。

た・ま・る・か

です(^-^)

共に頑張りましょう‼️


ということで…。

我孫子の若き青年よ集え!!JCに!!

青年会議所は、地元の青年達が明るい豊かな社会の実現を目指して活動しています。
私は現役ではありませんが、多くの事を学ばせていただき、全国各地の沢山の知己と知り合い、自身の襟を正す機会をいただきました。40歳未満という条件はありますが、期間限定で熱い熱い時を過ごせる組織です。掛け値無しに、私のレコメンドです! http://www.abiko-city.jp/jc/


介護・子育て・責任世代カタチあるものにばかり目が行くと、肝心要の心・精神・気持ちが、抜け落ちたものが出来上がり、次第に廃れて行くのがオチ。自ら汗を掻き作り上げたモノ・仕組みは、手塩にかけて育てた我が子のように愛情が入ります。たとえば...

Posted by 久野 晋作 on 2015年10月21日
posted by 久野晋作 at 19:04| 千葉 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月18日

母校日大が箱根駅伝予選会にて優勝

昨日行われた第92回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会において、母校の日本大学が優勝。来年一月の箱根駅伝への出場を決めました(^O^)
1 位 日本大学   10時間06分00秒
2 位 帝京大学   10時間07分20秒
3 位 日本体育大学 10時間07分37秒


スポーツ日大【試合結果/陸上競技部特別長距離部門】陸上競技部特別長距離部門3年の衛藤です。試合結果をご報告いたします。第92回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会10月17日(土)1 位 本学     10時間06分00秒2 位...

Posted by 日本大学 on 2015年10月17日


OBとして、とても嬉しいですねヽ(^。^)ノ
頑張れ‼️日大‼️

もう20年以上前…の事になってしまいますが、
国際関係学部(三島市)で、体育会の主将を中心に集まって体育団体を組織。

当時の事が懐かしく思い出されます(^-^)

青春だったなぁ〜☺️

日本大学校歌
一、
日に日に新たに 文化の華の
さかゆく世界の 曠野の上に
朝日と輝く 国の名負いて
巍然と立ちたる 大学日本
正義と自由の 旗標のもとに
集まる学徒の 使命は重し
いざ 讃えん 大学日本
いざ 歌わん われらが理想

ニ、 
四海に先んじ 日いづる国に
富嶽とゆるがぬ 建学の基礎
栄ある歴史の 道一すじに
向上息まざる 大学日本
治世の一念 炎と燃ゆる
われらが行く手の 光を見よや
いざ 讃えん 大学日本
いざ 歌わん われらが理想
posted by 久野晋作 at 08:00| 千葉 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月04日

努力は決して裏切らない。

努力は決して裏切らない。

たとえ、思い通りの結果とは成らなくとも、
確かな手ごたえや蓄積となって自身に必ず返って来る。

ラフプレーにも応じず、正々堂々渡り合った日本代表。
圧倒的な体格差をモノともせず、見事な勝利を掴んだ。

先の南アフリカ戦は奇跡では無いことを証明した。

日本人として、本当に誇らしい勝利ぴかぴか(新しい)

リーグ戦突破は厳しい状況のようだが、最期の最期まで全力で戦う男達。
ヘッドギアを除いて、防具は一切ない。まさに肉弾戦むかっ(怒り)

こうした生き様や闘い様に魂が震えざるを得ない揺れるハート

悲願のベスト8進出を願って止まない。





http://www.worldrugby.org/worldrugbytv/video/104725


努力は決して裏切らない。たとえ、思い通りの結果とは成らなくとも、確かな手ごたえや蓄積となって自身に必ず返って来る。ラフプレーにも応じず、正々堂々渡り合った日本代表。日本人として、本当に誇らしい勝利だ。

Posted by 久野 晋作 on 2015年10月3日
posted by 久野晋作 at 08:41| 千葉 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月29日

至誠通天

今朝はJR成田線布佐駅東口にて、ご挨拶させていただきました。

布佐駅(東口)は、隣町の印西市、川向こうの茨城県利根町、龍ヶ崎の方も利用されるので、市外の方にもご挨拶させていただくことになります。

初めたての頃、「ここは我孫子の人は殆ど使わないから意味ないよ」と、善意でお声掛け下さった方がいらっしゃったのですが、私は、そうしたことには捉われず、12年間継続して駅頭活動をしています。

同じ町に住まう人だけでなく、同じ環境、同じ施設を利用する方に、我孫子の今(課題や現状)と、これからのビジョンをお伝えしたい。そう考えて来たからです。

これは、有権者ではない子供達に対する私の考え方と同じです。私は、選挙だけを目的として、駅頭活動に取り組んで来た訳ではないからです。

今朝は「我孫子じゃないけど、応援してるよ顔1(うれしいカオ)ガンバレ️」と、お声掛け下さった方が居て、ジーンとしました涙ぽろり

至誠通天。

そして、有形無形のご支援をいただいているから今の自分が居ることを再確認。

良いことばかりじゃないけれど、悪いことばかりでもない。

明日も頑張ろう!
posted by 久野晋作 at 23:21| 千葉 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月24日

ノーサイドと言えるには。

おはようございます顔1(うれしいカオ)
今朝のご挨拶は湖北駅南口からスタートさせていただきました。

市内各駅の駐輪場では、シルバー人材センターの先輩方が、駐輪場の整理の合間に、業務外の清掃活動をして下さっています。

こうした活動により、まちの玄関口の美化が実現しています。本当に有難い限りです。

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さて、昨夜はラグビー日本代表の戦いを見られた方も多かったと思います。

残念ながらスコットランドに敗れてしまいましたが、最後の最後まで、死力を振り絞って闘っていた彼等を見て、とても胸が熱くなりました。

勝負事の世界だけれども、本質は『やり切ったのか?それとも、やり切れなかったか?にある』と言う事を教えていただきました。

だから、心の底から、ノーサイドと言えるのだろうと。

どの世界においても、そうであるように。そうした世界が広がるように尽力して行きたい。そのように感じ入りました。

やり切ったと言える1日に。
posted by 久野晋作 at 08:49| 千葉 🌁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月21日

折れない。ブレない。あきらめない。ラグビー日本代表の凄まじき闘魂。

ラグビーのW杯イングランド大会2日目。

我らが日本代表が、過去2回の優勝を誇る強豪南アフリカを撃破しました。

昨日は、このニュースで持ち切りでしたが、何度も見ても心と体が震える激闘。


何度跳ね返されようが、絶対に折れない。
チームと自らの勝利を信じ、絶対にブレない。
そして、最後の最後まで、絶対にあきらめない。


体格差、経験、戦績。

いずれをとっても、圧倒的な差がある南アフリカ。

しかしながら、献身的に直向きに凌ぎ、そして、積極果敢に攻め抜いた日本代表。

正に、代表の愛称である“ブレイブ ブロッサムズ”そのものでした。

折れない。ブレない。あきらめない。

このフレーズをモットーとして活動して来ましたが
正真正銘、本物の凄まじい魂を拝見させていただきました。

どんな困難にぶち当たったとしても、仲間をそして己を信じて戦い抜く。

“One for All , All for One”のラガーマンの精神を見習いたく思います。

“One for All , All for One”良い写真だなぁ(^-^)

Posted by 久野 晋作 on 2015年9月20日
posted by 久野晋作 at 06:36| 千葉 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月18日

「災害は次から次へとやってくる。」のエントリ−に対する追晋

一昨日の投稿(「災害は次から次へとやってくる。」2015/9/16)の中で述べた「課題」とは、我孫子市における課題という意味合いではなく、今回、「各地で発生した災害に伴う課題」です。

誤解を招く表現でしたら誠に申し訳ありませんでしたが、今回、我孫子市において(甚大な)災害が発生していたという事実は(私の知り及んだ所では)ありません。先ずは、そのことを改めてお断りさせていただきたく投稿させていただく次第です。

私が感じた「課題」とは、「災害発生の可能性に係る(行政および住民の)判断」、「警戒情報等を含む行政の住民へのアナウンス内容」、「行方不明者に関する過度の個人情報保護意識の問題点」、「それらに係る『情報伝達手段』と『その内容』」などです。

また、行政側のみにこれらの課題が存する訳では決してなく、当事者となる住民の意識、日頃の備え、情報を受ける為の努力(意識の有り様)についても「課題」があることが、改めて明確になったのではないかと考えています。

住民の備えや構えが生死や被害の程度を分ける(可能性が非常に高い)と考えており、そうした意味合いを籠めて投稿させていただきました。


想定を超える自然の猛威に対して、実際の所、人は無力です。
そのことを、我々は謙虚に受け止めねば成らないと思います。

万全な備え、完璧な情報提供は実現出来ないと思いますが、それぞれの立場で、より良い対応を図っていく契機にする事は可能だと思います。

そうした契機にして行きたいと、私は考えています。

【言葉足らずに対する「おことわり」】ここでいう「課題」とは、我孫子市における課題という意味合いではなく、今回、「各地で発生した災害に伴う課題」です。誤解を招く表現でしたら誠に申し訳ありませんでしたが、今回、我孫子市において(甚大な)災害が...

Posted by 久野 晋作 on 2015年9月17日
posted by 久野晋作 at 07:00| 千葉 ☔| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月16日

災害は次から次へとやってくる。

おはようございます。
前我孫子市議会議員の久野晋作です。

今朝は、水が引いた利根川(我孫子市江蔵地付近)を確認。増水した川の水位は、堤防の際まで至った訳ではありませんが、水が被った際まで真っ白になっているので、最大で何処まで至ったのか一目瞭然です。

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今回の災害にあたり、様々な課題が浮き上がって来ましたが、課題は行政側だけではなく、当事者である住民にもあります。

災害は忘れた頃に、そして、次から次へとやって来ます。いざという時に対する備えや心構えの有無で結果や被害の程度が変わる事が少なくありません。

まだ台風シーズンは続きます。最低限の備えをしておきましょう!
posted by 久野晋作 at 09:22| 千葉 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月13日

政治活動は、家内制手工業。

8歳になった息子の手も借りて歩みを進めています。何かと我慢させること、厳しく向き合うことが多くなり、心苦しくありますが大輪の花を咲かせ、少しでも明るい豊かな、安全で安心な地域、日本、そして未来を創り上げて行くことで返したいと思っています。

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posted by 久野晋作 at 08:17| 千葉 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月10日

市の危機管理意識は充分か?…鬼怒川の決壊は対岸の火事ではない。

常総市の鬼怒川が決壊しました。人命はもとよりとして、被害が広がらぬよう心より祈念するばかりです。

一方、我孫子市の北に面する利根川の水位も未だに上がり続けています。とても、他人事ではありませんが、この点に関する市の危機意識が感じられません。警戒情報か積極的に提供された形跡もありません。

★追記★
本日昼過ぎ、治水課のツイートが下記の通りありました。

下記の報告のとおり、道路課も市内を警戒監視(巡回)していたことと思います。
http://www.city.abiko.chiba.jp/kurashi/kotsu_douro/20150910.html

積極的な情報提供・注意喚起ではないと受け止めていますが、上記点を含め、関係機関において、警戒対策・対応をされていたことに関して、お詫びして追記させていただきます。

★追記以上★

この件を含めて、防災無線は活用されませんでした。一体、何の為の防災無線なのでしょう?

写真は栄橋付近(布川のライブカメラ映像、テレメーター水位、停車中に直接撮った)ものです。

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堤防は決壊すると元も子も、為す術もありませんが、事前の情報提供の徹底が必要だと強く感じる次第です。

この辺の議論(危険箇所等、堤防の補強状況含む)が開会中の定例市議会で徹底して為されることを強く望みます。
posted by 久野晋作 at 18:07| 千葉 ☔| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月01日

災い転じて福となす契機に…東京五輪エンブレム 佐野氏案の取り下げ決定

NHKラジオの速報で、エンブレム問題の取り下げが報じられる。ここまでこじれて押し切る事は無いだろうと思っていたものの、良かったと思います。新国立競技場の建設しかり、「一事が万事」という言葉が極めて当を得ていると思う次第です。

この一連の見直し・検証過程に於いて、芋づる式に浮かび上がってきたものを確りと洗い出し、清め、正して行くべきですね。

「業界の馴れ合い・慣習・もたれ合い」
「タネセン(財源)が何であるのかの無理解」
「国家観・国家を代表する意識の激しい欠如」
「業界・組織委員会と民間の意識との激しい乖離」

過ちては則ち改むるに憚ること勿れ

こうして考えると、良い切っ掛けなのかも知れません。


ついでに、開催時期も「秋口」に捻じ込んでしまえば…と思います。

猛暑の中での実施が予定されているのは、米国の放映権に因ると聞いていますが、主役はあくまでも選手であるということを完全に忘れていますね。悪条件下となることが分かっている上で、それでも強行する…。

一体、何の為の、誰の為のオリンピックなのでしょう。
正気に戻れ!と、強く叫びたい。

商業主義に雁字搦めとなったオリンピックや関係者の本末転倒の意識を正す契機に。
「災い転じて福と為す」契機としたいですね。

続きを読む
posted by 久野晋作 at 13:07| 千葉 🌁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月27日

今時の(見上げた)若者たち

「今時の若者は…」と、頭に付くと悪い言葉(事例)が後に続く事が常ですが、「見上げた若者たち」が歴として居ます。

一昨日(8/25)、帰宅後につけたNHKラジオ第一(先読み!夕方ニュース)で、『遺骨収集を担う若い世代』について特集されており、興味深く拝聴させていただきました。

平成25年1月26日(土)に沖縄で50年以上に渡って活動をされている国吉勇さんの元で、林塾の仲間と共に【沖縄での英霊のご遺体をお迎えする活動】に初めて参加させて頂いたことがありますが、『日本青年遺骨収集団』など民間団体による活動が脈々と続いていたのですね。本当に頭が下がります。

以下、番組紹介を転記させていただきます。是非ご覧ならびにご視聴下さい。
8月25日 遺骨収集を担う若い世代の思いは
(※番組アーカイブスで再放送されています→音声データは一定期間のみ保存のようです。ご注意下さい)

太平洋戦争中に日本本土以外で亡くなった戦死者はおよそ240万人。
このうち、これまでに収容されたのはおよそ127万人の遺骨で、
今もおよそ113万人は現地で眠ったままとなっています。

戦後70年のことし、自民党は今後10年を遺骨収集の集中実施期間とすることなどを
盛り込んだ新たな法案を準備し、今の国会に提出する考えです。
また厚生労働省は、平成15年から行っている遺骨のDNA鑑定の方針を見直し、
原則としてすべての遺骨のDNAをデータベース化するとしています。

一方で、遺骨収集の主な担い手である遺族や戦友が高齢化する中で、
重労働の遺骨収集は難しくなってきています。
そうした中で期待されるのが大学生中心の団体「日本青年遺骨収集団」です。
首都圏の大学生を中心に活動し、沖縄や硫黄島、海外で遺骨収集を行っています。

特集では、遺骨収集に取り組む学生たちに、実際の作業の経験やそこで抱いた思い、
若い世代が戦争をどのように語り継いでいくかをうかがいます。

みなさんは、遺骨収集のあり方をどう思いますか? 
戦争の記憶をどう伝えていくべきでしょうか?
ご意見をお寄せください。
posted by 久野晋作 at 07:00| 千葉 🌁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月25日

言葉は魂。萩市立明倫小学校の「朗唱」の取組み

今日よりぞ幼心を打ち捨てて 人と成りにし道を踏めかし
世の人はよしあしごともいわばいえ 賎が誠は神ぞ知るらん
親思うこころにまさる親ごころ きょうの音ずれ何ときくらん

上記は、山口県萩市立明倫小学校一年生が日々唱和している朗唱文です。
http://edu.city.hagi.lg.jp/meirin-e/

どの言葉もグッと胸に刺さって来ます。

昼食中につけた『先人たちの底力 知恵泉(NHK教育)「やる気を引き出せ!〜幕末の熱血教師 吉田松陰〜」』にて明倫小学校の取組みを知りました。

こうした郷土の偉人の遺した言霊を声高らかに毎朝朗読する事は本当に素晴らしい取組みですね。

明倫小学校のサイトです
 ☛ http://edu.city.hagi.lg.jp/meirin-e/

『朗唱の手引き』という気合いの入った手引書がグッと来ます。


日本語を話すから日本人になる。
そして、その言葉は実体と成る(言霊信仰)。

どの地域にも魂の籠った先人達の言葉があります。

(私は・我が国は)かくありたい
(後進には・子孫には・未来は)かくあって欲しい。

強い願い、強い想いの籠った言葉が沢山遺されています。

身近な所では、市民憲章などもその一つだと思います。

我孫子市民憲章
わたくしたちは、利根川と手賀沼にかこまれ自然と歴史にはぐくまれた我孫子の市民です。
わたくしたちは、田園教育文化都市をめざす市民としての誇りをもち、明日への願いをこめて、ここに市民憲章を定めます。
水と緑と土のにおいがいっぱいの 住みよいあびこにします
心と体をきたえ 生き生きと働き 伸びゆくあびこにします
老人を大切にし 子どもの夢を育て 幸せなあびこにします
ふるさとを愛し 文化を高め 豊かなあびこにします
みんなで話しあい きまりを守り 明るいあびこにします
昭和56年1月15日制定


江戸時代に藩校や寺子屋等で行われていた「素読(そどく)」が、今、見直されています。

私は、こうした取組みを地元の学校や地域で広く普及したいと考えています。

posted by 久野晋作 at 13:27| 千葉 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月14日

火垂るの墓と安倍談話。そして、敗戦後70年を迎えて。

14日晩の金曜ロードショー「火垂るの墓」

兄妹の構成、そして、娘が背格好髪型と節子にとても似ていることも手伝い、親となった今、どうしても観れない。

戦中戦後、国内外において同じような悲惨な体験を強いられた罪のない戦争孤児がたくさん居る。
本当に痛ましい限りであり言葉が出ない。

今、この時も、世界各地で紛争は絶えず、同様に戦争孤児が生まれ、彼等は苦しみのどん底に喘いでいる。


戦争の無い世の中にする為に、どうするか?

手段は様々ある筈だが、愚かな人間は我が事のみに専心し、援け合い、分かち合い、譲り合う事を選択出来ない。


明日の終戦の日(敗戦の日)に先駆けて、本日、安倍首相の戦後70年談話が発表された。

様々な想いや受け止め方が有る事と思うが、私は素直に「良い内容」だったと感じている。

認めるべき事は認めるが、言うべき事は確りと言う。
空理空論ではなく、現実的な対応として、備えるべきは当然備える。

こうした姿勢と構えが無ければ、権謀術数渦巻く国際政治化では、悲しいながら呑み込まれ、圧倒され、蹂躙されてしまう。


言語明瞭意味不明に謝り続けた結果、一体何が残ったというのか?
未来永劫子々孫々謝り続ける事が、一体何に繋がるというのか?

そもそも、一方的に日本が責められる理由が有るのか?
我々が学び、戦後擦り込まれて来た「歴史?」は、果たして「歴史」と呼べるものなのか?
なぜ、私たちの先人達は、勝つ見込みのない戦火を交える事を選択したのか?
正確に言えば、なぜ、私たちの先人達は戦う事を選択せざるを得なかったのか?

それを今一度考え直すことこそが何より大切なこと。

メディアが偏向的に設えた「4つのキーワード」を言ったか言わなかったか?ではなく、気持ちが入っていたのか入っていないのか?でもなく、

これからどのようなビジョンをもって国家を運営して行くのか?益々混迷を深めて行く世界(たった一つの地球船宇宙号)に、どのように関与して行く考えが有るのか?を、国内外に正々堂々と発信して行くこと。

今回の談話の一番の要諦は、このことだと感じた次第。
敗戦後の負の流れに楔を打ち込む契機になると感じた次第。

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。

明日は、家族と共に平穏に過ごせる環境を作って下さった両親をはじめとして、私たちの先人達に心から感謝し、心静かに来し方行く末を考えたい。

本日の金曜ロードショーの「火垂るの墓」兄妹の構成、そして、娘が背格好髪型と節子にとても似ていることも手伝い、親となった今、どうしても観れない。戦中戦後、国内外において同じような悲惨な体験を強いられた罪のない戦争孤児がたくさん居る。本...

Posted by 久野 晋作 on 2015年8月14日



平成27年8月14日
内閣総理大臣談話


[閣議決定]

 終戦七十年を迎えるにあたり、先の大戦への道のり、戦後の歩み、二十世紀という時代を、私たちは、心静かに振り返り、その歴史の教訓の中から、未来への知恵を学ばなければならないと考えます。

 百年以上前の世界には、西洋諸国を中心とした国々の広大な植民地が、広がっていました。圧倒的な技術優位を背景に、植民地支配の波は、十九世紀、アジアにも押し寄せました。その危機感が、日本にとって、近代化の原動力となったことは、間違いありません。アジアで最初に立憲政治を打ち立て、独立を守り抜きました。日露戦争は、植民地支配のもとにあった、多くのアジアやアフリカの人々を勇気づけました。

 世界を巻き込んだ第一次世界大戦を経て、民族自決の動きが広がり、それまでの植民地化にブレーキがかかりました。この戦争は、一千万人もの戦死者を出す、悲惨な戦争でありました。人々は「平和」を強く願い、国際連盟を創設し、不戦条約を生み出しました。戦争自体を違法化する、新たな国際社会の潮流が生まれました。

 当初は、日本も足並みを揃えました。しかし、世界恐慌が発生し、欧米諸国が、植民地経済を巻き込んだ、経済のブロック化を進めると、日本経済は大きな打撃を受けました。その中で日本は、孤立感を深め、外交的、経済的な行き詰まりを、力の行使によって解決しようと試みました。国内の政治システムは、その歯止めたりえなかった。こうして、日本は、世界の大勢を見失っていきました。

 満州事変、そして国際連盟からの脱退。日本は、次第に、国際社会が壮絶な犠牲の上に築こうとした「新しい国際秩序」への「挑戦者」となっていった。進むべき針路を誤り、戦争への道を進んで行きました。

 そして七十年前。日本は、敗戦しました。

 戦後七十年にあたり、国内外に斃れたすべての人々の命の前に、深く頭を垂れ、痛惜の念を表すとともに、永劫の、哀悼の誠を捧げます。

 先の大戦では、三百万余の同胞の命が失われました。祖国の行く末を案じ、家族の幸せを願いながら、戦陣に散った方々。終戦後、酷寒の、あるいは灼熱の、遠い異郷の地にあって、飢えや病に苦しみ、亡くなられた方々。広島や長崎での原爆投下、東京をはじめ各都市での爆撃、沖縄における地上戦などによって、たくさんの市井の人々が、無残にも犠牲となりました。

 戦火を交えた国々でも、将来ある若者たちの命が、数知れず失われました。中国、東南アジア、太平洋の島々など、戦場となった地域では、戦闘のみならず、食糧難などにより、多くの無辜の民が苦しみ、犠牲となりました。戦場の陰には、深く名誉と尊厳を傷つけられた女性たちがいたことも、忘れてはなりません。

 何の罪もない人々に、計り知れない損害と苦痛を、我が国が与えた事実。歴史とは実に取り返しのつかない、苛烈なものです。一人ひとりに、それぞれの人生があり、夢があり、愛する家族があった。この当然の事実をかみしめる時、今なお、言葉を失い、ただただ、断腸の念を禁じ得ません。

 これほどまでの尊い犠牲の上に、現在の平和がある。これが、戦後日本の原点であります。

 二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない。

 事変、侵略、戦争。いかなる武力の威嚇や行使も、国際紛争を解決する手段としては、もう二度と用いてはならない。植民地支配から永遠に訣別し、すべての民族の自決の権利が尊重される世界にしなければならない。

 先の大戦への深い悔悟の念と共に、我が国は、そう誓いました。自由で民主的な国を創り上げ、法の支配を重んじ、ひたすら不戦の誓いを堅持してまいりました。七十年間に及ぶ平和国家としての歩みに、私たちは、静かな誇りを抱きながら、この不動の方針を、これからも貫いてまいります。

 我が国は、先の大戦における行いについて、繰り返し、痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明してきました。その思いを実際の行動で示すため、インドネシア、フィリピンはじめ東南アジアの国々、台湾、韓国、中国など、隣人であるアジアの人々が歩んできた苦難の歴史を胸に刻み、戦後一貫して、その平和と繁栄のために力を尽くしてきました。

 こうした歴代内閣の立場は、今後も、揺るぎないものであります。

 ただ、私たちがいかなる努力を尽くそうとも、家族を失った方々の悲しみ、戦禍によって塗炭の苦しみを味わった人々の辛い記憶は、これからも、決して癒えることはないでしょう。

 ですから、私たちは、心に留めなければなりません。

 戦後、六百万人を超える引揚者が、アジア太平洋の各地から無事帰還でき、日本再建の原動力となった事実を。中国に置き去りにされた三千人近い日本人の子どもたちが、無事成長し、再び祖国の土を踏むことができた事実を。米国や英国、オランダ、豪州などの元捕虜の皆さんが、長年にわたり、日本を訪れ、互いの戦死者のために慰霊を続けてくれている事実を。

 戦争の苦痛を嘗め尽くした中国人の皆さんや、日本軍によって耐え難い苦痛を受けた元捕虜の皆さんが、それほど寛容であるためには、どれほどの心の葛藤があり、いかほどの努力が必要であったか。

 そのことに、私たちは、思いを致さなければなりません。

 寛容の心によって、日本は、戦後、国際社会に復帰することができました。戦後七十年のこの機にあたり、我が国は、和解のために力を尽くしてくださった、すべての国々、すべての方々に、心からの感謝の気持ちを表したいと思います。

 日本では、戦後生まれの世代が、今や、人口の八割を超えています。あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。しかし、それでもなお、私たち日本人は、世代を超えて、過去の歴史に真正面から向き合わなければなりません。謙虚な気持ちで、過去を受け継ぎ、未来へと引き渡す責任があります。

 私たちの親、そのまた親の世代が、戦後の焼け野原、貧しさのどん底の中で、命をつなぐことができた。そして、現在の私たちの世代、さらに次の世代へと、未来をつないでいくことができる。それは、先人たちのたゆまぬ努力と共に、敵として熾烈に戦った、米国、豪州、欧州諸国をはじめ、本当にたくさんの国々から、恩讐を越えて、善意と支援の手が差しのべられたおかげであります。

 そのことを、私たちは、未来へと語り継いでいかなければならない。歴史の教訓を深く胸に刻み、より良い未来を切り拓いていく、アジア、そして世界の平和と繁栄に力を尽くす。その大きな責任があります。

 私たちは、自らの行き詰まりを力によって打開しようとした過去を、この胸に刻み続けます。だからこそ、我が国は、いかなる紛争も、法の支配を尊重し、力の行使ではなく、平和的・外交的に解決すべきである。この原則を、これからも堅く守り、世界の国々にも働きかけてまいります。唯一の戦争被爆国として、核兵器の不拡散と究極の廃絶を目指し、国際社会でその責任を果たしてまいります。

 私たちは、二十世紀において、戦時下、多くの女性たちの尊厳や名誉が深く傷つけられた過去を、この胸に刻み続けます。だからこそ、我が国は、そうした女性たちの心に、常に寄り添う国でありたい。二十一世紀こそ、女性の人権が傷つけられることのない世紀とするため、世界をリードしてまいります。

 私たちは、経済のブロック化が紛争の芽を育てた過去を、この胸に刻み続けます。だからこそ、我が国は、いかなる国の恣意にも左右されない、自由で、公正で、開かれた国際経済システムを発展させ、途上国支援を強化し、世界の更なる繁栄を牽引してまいります。繁栄こそ、平和の礎です。暴力の温床ともなる貧困に立ち向かい、世界のあらゆる人々に、医療と教育、自立の機会を提供するため、一層、力を尽くしてまいります。

 私たちは、国際秩序への挑戦者となってしまった過去を、この胸に刻み続けます。だからこそ、我が国は、自由、民主主義、人権といった基本的価値を揺るぎないものとして堅持し、その価値を共有する国々と手を携えて、「積極的平和主義」の旗を高く掲げ、世界の平和と繁栄にこれまで以上に貢献してまいります。

 終戦八十年、九十年、さらには百年に向けて、そのような日本を、国民の皆様と共に創り上げていく。その決意であります。

平成二十七年八月十四日
内閣総理大臣  安倍 晋三
posted by 久野晋作 at 23:55| 千葉 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月29日

星に「CHIBA」と「ABIKO」の名前をつけよう!

「星に願いを♪」ならぬ「星に名前を★」
http://www.asahi.com/articles/ASH6N6TS8H6NUDCB009.html

この呼び掛けを行っている「我孫子サイエンスカフェ」の会長は、市内在住の物理学者 細谷さんが務められています。

星に「CHIBA」と「ABIKO」の名前をつけよう!と。

その理由はこちらです。
http://abikoscience.web.fc2.com/name.html

星の名前は永遠に残ります。

とっても夢のある取組みです。

投票へのご協力ならびに当該情報の拡散・紹介をいただけると幸いです(^-^)/

「星に願いを♪」ならぬ「星に名前を★」http://www.asahi.com/articles/ASH6N6TS8H6NUDCB009.html呼び掛けていらっしゃる物理学者の細谷さん(我孫子市在住)が会長を務められている我孫子サイ...

Posted by 久野 晋作 on 2015年6月28日

posted by 久野晋作 at 07:00| 千葉 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月31日

ごみゼロ運動…みんなが気持ちよく暮らせる地域づくり、すなわち良好な住環境、ひいては、選ばれる地域づくりは、他の誰でもなく、そこに住まうもの共通のミッション。

今朝は息子と娘とごみゼロ運動に参加。ミッションは自宅から駅までのポイ捨てごみの収集でした。

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元より綺麗な地域ということもあり、大きなゴミはなかったものの、吸い殻は茂みや隅っこに密かに忍んでいますね顔1(うれしいカオ)あせあせ(飛び散る汗)

また自動販売機の空き缶入れをゴミ箱のように使う心無い人が居るのが目に付きます困り

自宅までのホンの一息が、どうして我慢できないのでしょうか困り

マナーからルールへ。
ルールからマナーへ。

みんなが気持ちよく暮らせる地域づくり、すなわち良好な住環境、ひいては、選ばれる地域づくりは、他の誰でもなく、そこに住まうもの共通のミッション。

ちょっとした心掛けや心遣いで大きな違いを生み出しますね。

皆さんの地域は如何ですか?


posted by 久野晋作 at 12:46| 千葉 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする