全国統一地方選挙が終わりました。「全国統一」と銘打っているものの、市町村合併等の理由により、統一率は大きく下がり、今回の統一率は3割弱(27.52%)となりました。
残念ながら、低投票率の傾向に歯止めがかかる事は無く、「半数以上の有権者にとっては、騒がしい・どうでも良い機会と期間」という位置付けであることが鮮明になった感が否めません。
しかし、それでも、政治は政治。
選挙は選挙です。
公正公平に実施された選挙結果は尊重されるべきものです。
どんなに低い投票率下であったとしても、その結果として選ばれた議員が構成する議会が決定した事項に対して、無関係で要られる方は誰一人として居ません。
どんなに無関心であろうが、無批判であろうが、足元の意思決定機関の決定に無関係で居られる方は存在せず、向こう4年間の自治体の意思決定に関する権限を与えた事になります。
▼伝える努力、知ろうとする努力
「地方議員が何をしているか分からない」と65%の方が回答されたと調査結果が出たというデータをfacebook上で確認しましたが、手に取る所に少なくない情報が提供されているにも拘らず、【議会や議会を構成している議員が、何をしているのかを知ろうとしていない方】も多いのでは無いか?と思います。
伝える側、報告する側の説明責任が問われるのは当然かと思いますが、ネット媒体を通じての報告、紙媒体を通じての報告は一昔日より格段に行われています。
開かれた議会を標榜し取り組む議会も増えています。
我がまち我孫子市に於いても同様、私が当選した平成15年の時から比べると個々人の取組みも、議会総体としての発信状況も格段に変わっています。
まだまだ充分では無いかもしれません。
また、自己満足の域を出てい無いのかも知れません。
しかしながら、各々が何もしていない訳では決してありません。
マンションの集合ポストへの議会報告ビラの投函は、一般の商業ビラと同様の扱いを受け、禁止されている所が殆どです。
こうした状況下で、「何もしていない、何をしているか分からない」と、断じられる事には違和感を禁じ得ません。
地方議員や地方議会、そして活動や議決結果に対する理解を求めて行く必要性は全く否定しませんが、「議員が何をしているのか?」を一生懸命伝えている方にとって、この結果を額面通り受け容れる事は出来ないものと思います。
私は現職議員ではありませんが、下記投稿に対し、僭越ながら、以下のとおり一言させて頂きました。「地方議員が何をしているか分からない」と65%の方が回答されたとのことですが、手に取る所に少なくない情報が提供されているにも拘らず、【議会や議会...
Posted by 久野 晋作 on 2015年4月29日
▼嬉しい報告選挙期間中、仕事や子育ての関係で、連日連夜と応援に駆け付ける事は出来ませんでしたが、可能な限り仲間の応援に入らせて頂きました。
下記は、その中の一人、小平市議会議員選挙に挑戦した
伊藤央さん(林英臣政経塾の同志)の当選の報に関するfacebookへの投稿です。
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メガフォンを小脇に抱え言霊を発し、そして、気持ちのこもった政策ビラを市内各地に自らの足で配り続けた伊藤央。
2013都議選の時から小平にお邪魔していたので、どれだけ厳しい中で戦い、活動を続けて来たか?我が事のように感じて来ました。
信念を貫き、体現し続けた伊藤央を、確りと見つめ続け、評価して下さった小平市民の皆さんに心から感謝の気持ちで一杯です。我が事のように嬉しいです。
1788票をいただき、当選いたしました。地縁、血縁の全く無い小平市に来て2年半。ほぼ街頭演説と政策ビラの配布だけを続けるうちに、少しずつ、応援してくださる方が増えて、今日の日を迎えることができました。故郷の山口をはじめ全国からの援護射撃も心強いものでした。見てくれている、聞いてくれている人が必ずいると信じてやってきて良かった。本当に感謝です。
Posted by 伊藤央 on 2015年4月26日
▼天知る、地知る、人が知る。
誰も聴いていないような状況下でも、ひたすらマイクを握り続けた伊藤央。
小平市内を隈なく回り、活動ビラをひたすらポスティングし続けた伊藤央。
見て下さっている方、聴いて下さる方は必ずいる。
そう信じて、活動し続けた伊藤央。
他にも全国各地で出馬していた仲間も居たことから、窓の外が白み始めるまで開票速報にかじりついていましたが、彼からの吉報は本当に嬉しい結果報告でした。
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最後に成りますが、私のBlog記事やTwitterやfacebook等を通じて、ご支援いただいた方、行動に移して頂いた方にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。
本当にありがとうございました!
posted by 久野晋作 at 07:00| 千葉 ☀|
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