2020年07月30日

子は、親と生まれる国・地域を選べない(令和2年度第1回我孫子市子ども虐待等防止対策地域協議会代表者会議)

こんにちは、我孫子市議会議員の久野晋作です。

本日は、午後2時から開催された【令和2年度第1回我孫子市子ども虐待等防止対策地域協議会代表者会議】を傍聴しました。

児童虐待。とても重いテーマであり、あってはならないことながら、凄惨な信じられないようなニュースが絶えることがありません。

子は、親と生まれる国・地域を選べない

「子は前世から繋がりをもち、その親元で産まれることに辿り着く…」と聴いたことがあります。しかしながら、想像を超える厳しい環境に置かれた子供たちがこの瞬間もいることを想起すると、何とも居たまれず、憤りを超え、遣る瀬無さを覚えます。

DC4B22CD-5977-4D44-9FC9-F4875CA677CF.jpg我孫子市においても、過去に不幸なケースがあったことから、各種各層(児童相談所所長、我孫子警察、弁護士、小学校など)から選任された委員からなる【我孫子市子ども虐待等防止対策地域協議会】が平成18年7月1日に設置され、「子ども虐待等に関する問題に適切かつ迅速に対応していくため、児童問題に係る関係機関等と連携を強化し、子ども虐待等に関する施策」について協議検討が重ねられています。

未来を担う子供達が、笑顔で健やかに、逞しく憂いなく、のびのびと育つ環境づくりも我々大人の使命であり、重要な責務です。

新型コロナウィルス感染症対策の関係で、3月から5月にかけて学校休校措置がとられましたが、子供達に対する「学びの保障」と合わせて「虐待の件数増加」について懸念されていたところですが、本日の報告および会議終了後の担当者へのヒアリングの限りにおいては、顕著な増加傾向は見られず一安心です。

いつも見かけるお子さんの様子がおかしい…
子供の顔や手足に異常に思われる痕がある…


虐待は密室で行われることが多いため、「変だな」と感じたら通告することが虐待の予防・早期発見につながります。

万が一、その疑いが間違いであっても責任は問われません。ですから、ためらわずに通告してください。


子ども虐待防止対策
http://www.city.abiko.chiba.jp/kosodate/children/consultation/prevent_childabuse/about.html


令和元年度に、我孫子市子ども相談課に寄せられた【新規受付件数】は合計614件に上ります。平成30年度は553件であり、合計件数は伸びています。ケースは様々であるため、数字のみで一概に論じることは出来ませんが、この実数は決して少ない件数ではありません。

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虐待を受けている児童の年齢は低年齢児ほど多くなっており、実父・実母が主な虐待者です。

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低年齢の児童は自ら声を上げることは出来ません。

未来のある児童のために、「何かおかしいな?」と感じたら、ためらわず189へお電話をお願いいたします。

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posted by 久野晋作 at 18:19| 千葉 ☔| 視察・調査研究・勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月29日

強く、そして、しなやかに。【我孫子市国土強靭化地域計画(案)】の策定作業が大詰めに

こんにちは、我孫子市議会議員の久野晋作です。

昨日は、午前10時から12時まで、現在策定作業が進められている「我孫子市国土強靭化地域計画(案)」について、我孫子市議会総務企画常任委員会として担当課から説明を受けました。

会議の形式としては、勉強会という形式を採り、策定段階にある当該計画についての概要説明の後、委員からの質疑や意見などを寄せ、計画案の修正が可能であればそれらを求めた次第です。

●国土強靭化とは?
あらゆるリスクを見据えつつ、どんな事が起ころうとも最悪な事態に陥る事が避けられるような「強靱」な行政機能や地域社会、地域経済を事前につくりあげていこう

というものであり、
●計画の位置づけ
本計画(案)の上位に位置する国の「国土強靱化基本計画」や「千葉県国土強靱化地域計画」と調和を図りつつ、市の基本方針である「我孫子市第三次総合計画」及び「我孫子市第四次総合計画」で示されている取組や将来像と調和及び整合を図りながら、国土強靱化に関する市の事業の指針として、取組を整理するための計画として位置づける。
としています。

昨日の東北地方における豪雨災害を含め、我が国は様々な自然災害にさらされており、そのもたらす甚大な被害と頻度は増加の傾向にあるといっても過言ではありません。(以下、「我孫子市国土強靭化地域計画(案)」第1章総論 1.計画策定の趣旨から抜粋転記します)
国においては、東日本大震災の教訓を踏まえ、大規模自然災害等が発生しても国民の生命、身体及び財産を保護し、国民生活及び国民経済を守り、強くしなやかな国民生活の実現を図る国土強靱化の取組を推進するため、平成 25 年 12 月に「強くしなやかな国民生活の実現を図るための防災・減災等に資する国土強靱化基本法」(以下「基本法」という。)を公布・施行し、平成 26 年 6 月には、基本法に基づき国土の強靱化に関係する国の計画等の指針となる「国土強靱化基本計画」(以下「国基本計画」という。)を策定しました。

千葉県においても、平成 29 年 1 月に「千葉県国土強靱化地域計画」(以下「県地域計画」という。)を策定するなど、強靱な国づくりに向けた取組を進めています。

そこで、本市においても、国の動向を踏まえつつ、大規模自然災害が起こっても機能不全に陥らない、「強さ」と「しなやかさ」を兼ね備えた安全・安心な地域づくりを推進するため、「我孫子市国土強靱化地域計画」(以下「本計画」という。)を策定する
ものです。

本計画の策定は、コンサルタントを入れて昨年度末から行われているものですが、労力とコストをかけて策定するものである以上、「補助金・交付金の受け皿(申請要件)としての計画策定」ということに留まることなく、「主体的かつ実効性のあるものにすべき」との観点から質問および意見を出しました。

なお、7月31日まで、我孫子市国土強靭化地域計画(案)についての意見募集(パブリックコメント)をしています。明後日が意見募集の〆切となり、急なご案内となり恐縮ですが、忌憚ないご意見をお寄せいただければ幸いです。
https://www.city.abiko.chiba.jp/shisei/shisei_sanka/publiccomment/boshu/kokudokyoujinka.html
(提出期限に伴うリンク切れご容赦ください)



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2020年02月14日

🏯人は石垣、人は城

こんにちは、我孫子市議会議員の久野晋作です。

一昨日、新焼却施設の整備運営事業の契約に係る臨時議会が終わった所ですが、1月、2月と今季の閉会中にはセミナーや研修など、政策研究に力点を置いて活動しています。

昨夜は、田町で開催された【GR人材育成ゼミ公開講座〜SDGs未来都市小田原の奇跡〜】に参加させていただきました✍️

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短時間ながら、非常に濃縮された内容で、我孫子でどのように活用出来るだろうか?と思案しながら耳を傾け、参加させた皆さんと意見交換させていただきました。

✍️学びの要諦

✅人材育成の大切さ→これが全ての根幹‼️
✅足るを知ることの大切さ
✅質を高めることの大切さ
✅ビジョンを共有することの大切さ
✅ビジョン達成に向け真摯に行動する大切さ

主宰の吉田雄人さんの選挙で、ご一緒させていただいたことのある小田原市長の加藤憲一さんの、まちづくりに懸ける真摯な想い🔥

志の高い若い方々との出会い
更に、大学の同級生との再会🙌

田町における学びは、
本当に実り多きものでした✨

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🌾イベント案内より🌾

2015年9月に国連総会で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)。

日本は「課題先進国」と言われ、人口減少、少子高齢化、地方の産業衰退など、数ある課題を解決するためにSDGsは重要な指標となっています。

そんな中、神奈川県小田原市は”2019年SDGs未来都市”に選出され、持続可能なまちの実現に向け先進的な取り組みを行なっています。

今回は、その小田原市の加藤憲一市長をお招きして、SDGsの取り組みについてお話しいただきます!

ワークショップも開催する予定なので、SDGsの知見をより深めたい方、これからの地域課題解決に向け何かヒントを得たい方など、、
SDGsに強い関心のある方は得るものが多いイベントになるかと思います!

ーイベント概要ー
ゲスト:小田原市長 加藤憲一氏

内容:「SDGs未来都市 小田原の奇跡」

日時:公開講座 2月13日(木)19:00~21:00

posted by 久野晋作 at 09:08| 千葉 🌁| 視察・調査研究・勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月07日

「補助金ありきの依存体質」が抜けない限り、地方・地域の自立はあり得ない。

こんにちは、我孫子市議会議員の久野晋作です。

以下は、Facebookに投稿した内容を再編集したものですが、ご一読いただければ幸いです。


まずは、この記事をご覧ください。

「観光で地方創生」の裏で乱立する「予算依存型DMO」



私の結論(一言集約)としては、
「補助金ありきの依存体質」が抜けない限り、地方・地域の自立はあり得えない
ということです。



🔴何のために、誰のために。

という根本理念(本旨)か抜け落ちていると、バラ色?に見える政策・事業は、遅かれ早かれ目も当てられない結末を迎えるのがオチです。

国の補正予算(15ヵ月予算)は「切れ目のない予算措置」と称して、ここ数年壊れたレコードプレーヤーのように大盤振る舞いを連発しています。年度末のタイミングで、予算措置されても、(全てとは言わないけれど)地方自治体の現実に真に見合った事業に繋がる訳がありません。

ですが、この時期は、国の補正予算と連動して、全国の自治体は急遽持ち上がった補助金を当てどころにした事業を立案し、各自治体の3月補正予算案にかける…

全ての自治体が右へ倣えで同じことをしているわけではありませんが、壊れたロボットのように、こんなことを繰り返しています。

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地域には地域固有の実情があり、特有の課題があります。

ですから、一歩間違えると「塩漬けの事業が積み重なって行く」か、「当該地域の実情にマッチしない、泥縄式に起案された事業」が増えて行くのが関の山です😓

「バラマキ」は論外ながら、「寄らば大樹の陰」「オカミ・サマサマ」意識からの卒業が本当に必要です

いつまでこんな非効率なやり方を続けるのだろう…。

昨日の衆議院第2議員会館における【第32回地方✖️国政策研究会(セミナー)】において、◯2019年度(令和元年度)国の補正予算の内容を財務省の官僚の方からの説明を聞き、改めて痛感した次第です。

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🔴このままでは、国破れて山河もなくなる

判っちゃいるけど、やめられない…

では、話になりません。

今回の武漢熱(新型肺炎)騒動により、「インバウンド頼み」が如何に脆弱であり、かつ「重大なリスク」を抱えていたのか?

そして、世界経済が如何に密接不可分なものとなっているか?

さらに、我が国の危機管理レベルが如何に低いのものであったのか?極めて脆弱なものであったのか?

こうしたことが顕在化しました。

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巷間警鐘されてきたことですが、現在、我が国の山林を含めた土地、言い換えれば、「水源」が外国資本・外国籍の方に買い漁られています。中には自衛隊基地周辺の広大な土地も売買されているようです。

土地も水源も外国資本に買い漁られ、山河すらなくなることでしょう。


子や孫たちに持続不可能な社会どころではなく、塗炭の苦しみを味わせる訳には行きません。

子や孫の代にまで、余計なツケを先送りし続けてたまるものか。

私たちは、今、この瞬間、まさに分岐点に立たされている。



私は、そのように考え、行動しています。


我孫子市議会の令和2年第一回定例会は2月26日開会を予定しています。

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posted by 久野晋作 at 17:00| 千葉 ☁| 視察・調査研究・勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月06日

まもなく開幕する3月議会に向けて✍️

こんにちは、我孫子市議会議員の久野晋作です。

本日は、衆議院第2議員会館にて、第32回地方✖️国政策研究会(セミナー)に参加しています。

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◯2020年度地方財政対策(計画)
◯2019年度国の補正予算
◯気候危機対策
◯認知症対策

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最前線で活動する地方行政を、イデオロギーで十把一絡げに論じるのは大きな間違いだと痛感しています。そのような視点で対応しているような暇も余地もないと。

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最新の国動向を一生懸命学び、追いかけ、地域の政策に反映すべく活動している地方議員は少なくないことを理解していただければ幸いです☺️

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posted by 久野晋作 at 13:46| 千葉 ☁| 視察・調査研究・勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月16日

人生の歩みは顔に刻まれ、表情に出る

昨日参加させていただいた『一般社団法人 エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク』社員総会・会員大会における気づきを付記します。

+++
🙅‍♂️今だけ、カネだけ、自分だけ🙅‍♀️

ではない経営者の皆さんの高い志、そして、実践活動報告に触れ、大変勉強になるとともに、背筋が伸びました🙌

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学びと実践に終わりなし‼️

🔴100の理屈より、1つの実践

実践無きところに未来は拓けない。

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試行錯誤を繰り返しながらも、地道に実践を積み重ね、共有し、広げて行くこと。

+++
あいにくの天候の中ではありましたが、とても良い会合に参加させていただきました🙆‍♂️

また、会に参加されていた方々の表情が、とても柔らかく、明るかったのが、非常に印象的でした

https://enekei.jp/

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人生の歩みは顔に刻まれ、表情に出る

歳を重ねるごとに、いい表情に。

かくありたいと思います。


posted by 久野晋作 at 16:46| 千葉 ☀| 視察・調査研究・勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月15日

『エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク』社員総会・会員大会に参加させていただいて

林英臣政経塾で共に活動している、大阪府高石市市議会議員の畑中 政昭さんからのお誘いで、

🔴『一般社団法人 エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク』社員総会・会員大会(@銀座 紙パルプ会館にて開催)に参加させていただきました


◯重点課題の共有
◯会員による実践報告
◯記念講演会(講師 藻谷浩介氏)

の何とも非常に濃い内容で、目から鱗…の数々でした(๑˃̵ᴗ˂̵)💦

🔴今だからこそ考えるべき再生可能エネルギーの「可能性」と我が国が追求する「意義と意味」。

🔴孫子に残すべきものを、本気で考え、行動と実践に移すことの大切さ。

🔴意図的に洪水のように垂れ流される情報に、踊らされることなく、惑わされることもなく、ファクト(客観的データ・数字)を確認すること。

🔴政治的(政治家としての)主観は大切にしながらも、思い込みに走らないこと。

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写真は、特別講演の藻谷浩介さんのパワポの一部ですが、固定概念や先入観なしで是非ご覧下さい。

思い込み、勉強不足を痛感させられました(๑˃̵ᴗ˂̵)💦


posted by 久野晋作 at 21:33| 千葉 ☔| 視察・調査研究・勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月07日

🍀愛と我が事意識が人類と地球を救う🌏 〜【続】SDGsってなんじゃらほい?〜

🍀愛と我が事意識が人類と地球を救う🌏

〜【続】SDGsってなんじゃらほい?〜


6月4日(火)、東京会場で開催された『SDGsの実践 ー自治体・地域活性化編ー 出版記念シンポジウム』に参加して来ました。


https://www.sdg-s.jp/seminar/1831/


我孫子市民にとって、我が国の国民にとって、そして、全人類にとって、かけがえのない地球において、「我が事として、その持続可能的な発展を考え、行動し、実践する」意義、視点、具体的実践例について、情熱とウィットのあるプレゼンにより、新たな学びと気づきをいただいて来ました


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会場は満員御礼🙌で、関心の高さ、注目のほとがうかがえました。


平成最後となった3月議会では、各会派が行う代表質問において、図らずや、SDGs(持続可能な開発目標)について論議(提起)されました☺️


w(゚o゚)w オオーッ!


これぞ市の唯一の議事機関であり、意思決定機関たる議会の存在意義やん🙌と、ひそかに感慨深いものを抱いていました…☺️


世界が「持続可能な開発をしなければならない(≒地球は持たない)」という認識と自覚のもとで動いている中で、【日本の基礎自治体として、そこに如何にリンケージして行くか?という視点は、絶対に外せない】ということが我孫子市議会の本会議場において、明確に共有化された定例会となったのです👍


それが契機になったのか…は、定かではありませんが(๑˃̵ᴗ˂̵)💦


今月1日発行された「広報あびこ」において、SDGsについて一面で取り上げられたこと。


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そして、策定過程に入った市の最上位計画である【我孫子市第4次総合計画📚】にSDGsの理念をリンケージさせていくことが、総合計画の策定方針(案)の中に明記されたことは、とても感慨深いものがありました


こうした活動や思考を織り交ぜつつ…


少しでも、1ミリでも我が町、我が国、そして、世界に貢献して行きたい…。


微力ながらではありますが、そんな想いで活動している今日この頃です(๑˃̵ᴗ˂̵)💦


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🍀持続可能な開発目標(SDGs)とは?

(外務省特設siteより転記)


持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。


持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。


SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。


*外務省特設site:https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html


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posted by 久野晋作 at 05:39| 千葉 🌁| 視察・調査研究・勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月12日

新廃棄物処理施設(新クリーンセンター)の更新工事(整備・運営にかかる事業費)についての勉強会

本日午前中に開催された「我孫子市議会 環境経済常任委員会の勉強会」を傍聴(他4名)しました。

議題は、3月の予算審査特別委員会で大きな論点となった🔴新廃棄物処理施設(新クリーンセンター)の更新工事(整備・運営にかかる事業費)についてです。

●新クリーンセンターの整備についてのブログ記事はこちらをご参照ください
新クリーンセンターの整備事業について(我孫子市web-site)


本日の勉強会では、現在担当課(我孫子市)として想定している事業規模についての算定根拠(算定過程)、この間および今後発生する年度別の事業額、他の自治体・一部事務組合等におけるここ最近の事業実績など、予算委員会の場で精査検討を求められていた点について、担当部局の調査結果が報告され、改めて質疑が行われました。

東日本大震災からの復興時期、そして、オリンピック・パラリンピックと重なる時期に半世紀に一度と言われる焼却施設の更新のタイミング(昭和48年に建設されていることから施設の老朽化もあり、これ以上更新時期を引き延ばす事は所与の条件を踏まえても不可能に近いと判断)となった事は、致し方ない事ですが、本当に口惜しい限りです。

4月17日に入札公告および募集要項が公表・配布される予定です。

落札率は、入札に参加する事業体の数が増えれば増えるほど下がる傾向となりますが、その逆になると落札率は高止まりします。

出来る限り多くの事業体が入札に参加してくれることを心から願ってやみません。

#abiko_city #我孫子市

posted by 久野晋作 at 18:00| 千葉 ☔| 視察・調査研究・勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月21日

いじめは絶対に許されない行為。 人にやられて嫌なことは絶対にしない。そして、させない。

こんばんは、我孫子市議会議員の久野晋作です。

昨日は、我孫子市教育委員会が所管している【我孫子市いじめ防止対策委員会】を傍聴しました。


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我孫子市いじめ防止対策委員会の設置根拠は以下の法令・要綱です。

いじめ防止対策推進法(平成25年6月28日公布)
我孫子市いじめ防止対策推進条例(平成26年12月26日公布)
○我孫子市いじめ防止対策委員会設置要綱

いじめ防止対策推進法は、滋賀県大津市で起きた「いじめ自殺事件」を契機として成立された法律で、同法の趣旨を踏まえ、いじめの防止等(いじめの防止、いじめの早期発見及びいじめへの対処をいう。以下同じ。)に関する基本理念を定め、並びに市、学校、保護者、市民等の責務及び役割を明らかにするとともに、いじめの防止等のための対策を総合的かつ効果的に推進することにより、児童等が安心して生活し、健やかに成長することができる環境をつくることを目的として我孫子市いじめ防止対策推進条例が制定されました。

【我孫子市いじめ防止対策委員会】は、同法第14条第3項に基づき教育委員会に設置された委員会です。

(いじめ問題対策連絡協議会)
第十四条 地方公共団体は、いじめの防止等に関係する機関及び団体の連携を図るため、条例の定めるところにより、学校、教育委員会、児童相談所、法務局又は地方法務局、都道府県警察その他の関係者により構成されるいじめ問題対策連絡協議会を置くことができる。
2 都道府県は、前項のいじめ問題対策連絡協議会を置いた場合には、当該いじめ問題対策連絡協議会におけるいじめの防止等に関係する機関及び団体の連携が当該都道府県の区域内の市町村が設置する学校におけるいじめの防止等に活用されるよう、当該いじめ問題対策連絡協議会と当該市町村の教育委員会との連携を図るために必要な措置を講ずるものとする。
3 前二項の規定を踏まえ、教育委員会といじめ問題対策連絡協議会との円滑な連携の下に、地方いじめ防止基本方針に基づく地域におけるいじめの防止等のための対策を実効的に行うようにするため必要があるときは、教育委員会に附属機関として必要な組織を置くことができるものとする。


いじめ防止対策委員会では、いじめ防止等に関する調査研究を実施するとともに、いじめ防止等のための対策に関する審議を行います。

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昨日は、平成30年度第3回目となる会議で、議題は以下の二点です。

・第2回いじめアンケート(11月実施)の調査結果
・小中学校におけるいじめ防止の取組状況について

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私は、傍聴要領に基づいて審議の模様を傍聴させていただいた次第です。

当日配布された「いじめアンケート等」については、部外秘の資料とのことで手元にはない為、細かい数字についてご報告できませんが、非常に中身の濃い会議でした🙌

教育委員会(指導課・少年センター)、学校(小中学校・正副校長先生)、こども相談課、社会福祉課の諸課長さん・担当者の方々、そして、専門家の方々の強い責任意識と子供達を守るという強い意思を感じた次第です。

残念ながら、いじめの認知件数がゼロと言うことにはなっていませんが、根絶すると言う固い決意と覚悟のもと活動し続けることが大切であり、

○子供達の小さなサインや変化を見逃さないこと。
○学校現場だけでなく、家庭でも出来ること、しなければならない事が沢山あること


について、認識を新たにした次第です。

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いじめは絶対に許されない行為です。

人にやられて嫌なことは絶対にしない。そして、させない。


言っても効かない、分からない。と言う人もいらっしゃいますが、

家庭でも、地域でも、口が酸っぱくなる位、何度でも言い続けましょう。

根絶するまで。

我孫子市いじめ防止対策推進条例(第1条から第9条まで抜粋転記)
(目的)
第1条 この条例は、いじめ防止対策推進法(平成25年法律第71号。以下「法」という。)の趣旨を踏まえ、いじめの防止等(いじめの防止、いじめの早期発見及びいじめへの対処をいう。以下同じ。)に関する基本理念を定め、並びに市、学校、保護者、市民等の責務及び役割を明らかにするとともに、いじめの防止等のための対策を総合的かつ効果的に推進することにより、児童等が安心して生活し、健やかに成長することができる環境をつくることを目的とする。

(定義)
第2条 この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。
(1) いじめ 児童等に対して、当該児童等が在籍する学校に在籍している等当該児童等と一定の人的関係にある他の児童等が行う心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものを含む。)であって、当該行為の対象となった児童等が心身の苦痛を感じているものをいう。
(2) 学校 学校教育法(昭和22年法律第26号)第1条に規定する小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校及び特別支援学校(幼稚部を除く。)をいう。
(3) 市立学校 我孫子市立小学校設置条例(昭和39年条例第9号)第2条に規定する小学校及び我孫子市立中学校設置条例(昭和39年条例第10号)第2条に規定する中学校をいう。
(4) 児童等 市内に居住し、又は市内の学校に在籍する児童又は生徒をいう。
(5) 保護者 親権を行う者、未成年後見人その他の者で、児童等を現に監護するものをいう。
(6) 市民 市内に居住する者をいう。
(7) 関係機関等 警察署、児童相談所その他の児童等のいじめに関係する機関及び団体をいう。
(8) 事業者等 市内に事業所を有する個人又は法人その他の団体で、事業を営むものをいう。

(基本理念)
第3条 いじめの防止等のための対策は、学校を中心に、児童等が自らいじめが絶対に許されない行為であると正しく認識し、誰もがいじめの当事者となることのない環境を整えることを基本として行われなければならない。
2 いじめの防止等のための対策は、いじめを受けた児童等及びいじめを受けた児童等を助けようとした児童等の生命及び心身を保護することが何よりも重要であることを認識して、市、学校、保護者、地域社会及び関係機関等の連携の下、取り組まれなければならない。

(市の責務)
第4条 市は、学校、保護者、地域社会及び関係機関等と協力して、本市の実情に応じたいじめの防止等に関する施策を総合的に策定し、及び実施する責務を有するものとする。
2 市は、学校の設置者として市立学校におけるいじめの防止等に関する施策を第一義的に実施する責務を有し、積極的な施策を講ずるものとする。
3 市は、市外に所在する学校に通学する児童等に係るいじめの防止等のため、当該学校の所在する地方公共団体及び関係機関等と必要な協力を行うものとする。

(市以外の学校の設置者の役割)
第5条 市内に所在する市以外の学校の設置者は、その設置する学校におけるいじめの防止等のために必要な措置を講ずるものとする。

(市立学校及びその教職員の責務)
第6条 市立学校及びその教職員は、当該市立学校に在籍する児童等の保護者、地域社会及び関係機関等との連携を図りつつ、児童等自らがいじめに関する問題を主体的かつ真剣に考えることができる環境を整える等、学校全体でいじめの防止及び早期発見に取り組むとともに、当該市立学校に在籍する児童等がいじめを受けていると思われるときは、迅速かつ適切にこれに対処するものとする。
2 市立学校は、いじめへの対応に当たり、当該市立学校の教職員等の間における情報の共有及び協力体制の構築を適切に行うものとする。
3 市立学校の教職員は、自らの言動が児童等に大きな影響を与えることを十分に認識して、児童等に適切な指導を行うものとする。

(保護者の役割)
第7条 保護者は、その保護する児童等がいじめを受けた場合には、適切に当該児童等をいじめから保護するものとする。
2 保護者は、いじめが絶対に許されない行為であることをその保護する児童等に十分理解させ、当該児童等がいじめを行うことのないよう、必要な指導を行うよう努めるものとする。
3 保護者は、市及び市立学校が講ずるいじめの防止等のための措置に協力するよう努めるものとする。

(市民及び事業者等の役割)
第8条 市民及び事業者等は、それぞれの地域において、児童等に対する見守り、児童等との交流の機会の確保その他の安心して児童等が過ごすことができる環境づくりに努めるものとする。
2 市民及び事業者等は、いじめを発見した場合又はいじめの疑いがあると認められる場合には、市、学校又は関係機関等に情報を提供するよう努めるものとする。

(児童等の役割)
第9条 児童等は、互いに思いやり、ともに支えあいながら、いじめのない学校生活を送ることができるよう努めるものとする。
2 児童等は、他の児童等に対して行われるいじめを認識しながらこれを放置することがないように努めるものとする。

posted by 久野晋作 at 21:53| 千葉 ☀| 視察・調査研究・勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月20日

空き家対策は戸建てのみならず、集合物件(マンション)も対象になる。

こんにちは、我孫子市議会議員の久野晋作です。

「空き家対策」については当ブログでも重ねてご報告してきたところです。

この間の「空き家対策」に関する当ブログ記事一覧

→昨年の1月に空き家問題を特集したblog記事「空き家対策は待ったなし(2018/1/22)」

現在、我孫子市においても、空き家対策事業に取り組んでいるところですが、空き家対策の対象は「戸建て物件」だけでなく、「集合物件」も対象になって行きます。

ぜひ、下記の記事をご覧ください。




🔴管理不全な集合物件への対策🔴

遅かれ早かれ、管理不全な建物は、戸建てだけではなくなる。

この点については、盲点のような課題ですが、いざ課題が顕在化してくると確実に大きな問題になります。都市部や中心市街地など、今隆盛を極めている地域も、遅かれ早かれ同種同様の課題を抱えて行くことになる訳です。

なので、予め、解体等の処分に係る費用も担保しておかねばなりません。

行政が代執行しても、その費用を回収出するには、かなりの手間暇と労力がかかるのが現実であり、取りっぱぐれることも少なくないでしょう。

そうなると、詰まる所、市民サービス(行政サービス)にそのシワ寄せが来ます。このことは看過出来ないことです。

親族のみならず、広義の意味で次の世代や他人に迷惑を掛けないよう責任ある仕組みづくりが絶対に必要です。



「これからの生き方」もそうですが、「人生の仕舞い方」について、真剣に考えていかないと後世に多大なツケを回すことに成り兼ねません。

AIの技術がいくら進もうとも、こうした住宅問題はなくなる訳ではありません。


東京財団政策研究所の投稿は、非常に大切な指摘であり警鐘です。

本市も中心市街地を含めて、少なくない数の集合物件が存在しているため、管理組合・所有者さんへの、問題提起を行い予防的に対策を取って行くべき課題です。

こちらの物件は、無事に取り壊しが行われ解決しています


===============================

以下、昨年1月のblog記事の一部を転記します。

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★管理不全の空き家が増えていくことにより、どのような問題が出てくるのか?

家屋(建物)は、適切な管理をしないと当然に傷んで行きます。言うまでもなく、「材質の劣化」に起因するものです。家屋(建物)は、手が行き届かなくなった状態で放置されると、必然的にその劣化の度合いが進んで行きます。

では、「管理不全(不十分)」になるとどうなるか?
・老朽化による屋根や壁などの建築部材の落下や飛散(による事故・被害の発生)
・不審者等による侵入やゴミなどの不法投棄、そしてそれらへの放火のおそれ

などが懸念されるところであり、実際にそうした被害が発生している現場も少なくないことでしょう。上記を起因とし、防災・防犯・衛生・景観等の観点からも地域住民の生活環境に、大なり小なり深刻な影響を及ぼしています。

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これらの問題解決に向けた計画・行動・対策等の「先送りや無責任」な対応は、近隣の住民のみならず、後世への大きな負債となります。しかしながら、この問題は、そもそも行政に起因する問題ではありません。直接の原因者は「その物件の所有者・相続人・関係者」です。合わせて、地域住民も含めた我々自身の責任意識・問題意識も、厳しくかつ強く問われる問題だと私は考えています。

とはいえ、悲しいことながら、当事者の良識に委ね、期待していると、益々問題が肥大化し解決不能になって行きます。誠に、誠に遺憾なことですが、「公に係る問題」となった今、行政に(も)課題解決に乗り出していただかなくてはならなくなったと言うことであり、遅まきながらも国が本腰を入れざるを得なくなったと言うことです。

我孫子市は、平成26年4月1日に「我孫子市空き家等の適正な管理に関する条例」を施行し、国の動きに先んじて対応を図ろうとしていた矢先でしたが、国が課題解決に向けて本格的に動き出した(「「空家等対策の推進に関する特別措置法(特措法)」を平成27年5月26日施行)ことと合わせて条例の全部改正を行い、その法定計画として今回の「空家対策計画」を策定する運びとなりました。


★善は急げ!〜厳しかろうと、大変であろうと、良質な住環境の保全のため、ひいては公の利益の実現のため、選ばれるまち・我孫子の実現のために「やるしかない!」〜

本日の勉強会のやり取りの中で、担当部局としては、「実施計画(目標数値を設定した実行計画)ではないため、具体的な数値目標等は定めない」という認識でしたが、数値目標がなければ、事後の検証がし難くなることは間違いありません。

ますます進展していく少子高齢・人口減少社会において、「本気で空き家問題に歯止めをかける」という「基礎自治体としての明確な意思」が絶対に必要だと私は考えます。

「所有者の問題」という認識に留まっている限り、空き家問題は絶対に解決しません。

実質的に所有者・関係者任せにしておくと、空き家の件数が雪だるま式に膨らんでいき、管理不全の劣悪な状態となった「特定空き家」が次から次へと出現し、行政の手も回らなくなり、完全にお手上げ状態になることが容易に想定されることであり、そうした事態は絶対に避けなくてはなりません。

本格的な少子高齢・人口減社会を迎えて行くに従って、現実問題として「空家が増えて行く」と言う基調を変えることは困難であることは理解します。しかしながら、「仕方ない」「これ以上の対応は厳しい」と言う前提で対策を考え、ことに当たるのであれば、この問題を根源的に解決することは不可能です。


★遅かれ早かれ、全ての人が何らかの形で「当事者」になる。

空家に係る問題を簡単に解決できるような妙薬(妙案)は、残念ながら「ない」と思いますが、地道に、絶対に諦めることなく対応して行くことが必要です。

また、「空き家にまつわる現状」についてオブラートに包んで(中途半端な形で)伝えるのではなく、自身の問題として捉え行動していただくべく、空家問題に係る現実的な課題をストレートに確りと伝え、原因者となる(原因者となり得る予備群も含めた)所有者や関係者、そして市民の理解と協力を得るべく、根気よく、取り組み続けて行くことが「課題解決に向けた・はじめの一歩」だと私は考えます。


★「不退転の決意で事に当たる」と言う強いメッセージが大切。

「数字を立てるのは簡単だが、現実問題として(その数字をクリアして行くのは)難しい」と言うニュアンスの回答もありましたが、「ゴールなくして、全力で走れるか?」と問われれば、決してそうではないと万人が思うはずです。

どこまでどれくらい進めば良いのか?が分からなければ、全力疾走は出来ません。


明確なゴール設定なくして、

「何が何でもゴールに辿り着くぞ!」と言う迫力が出るでしょうか?
「行政としての問題解決への不退転の意思」が伝わるでしょうか?

答えはNOだと思います。

だからこそ、具体的な数値や明確な方向性を設定することは不可欠だと考えます。

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★問題解決の先送り&次代への付け回しはしてはならない。

勉強会において、「数値目標についての考え方」について、そして「自治体意思」についても意見がおよびました。私も同様に意見させていただきましたが、合わせて、基礎的情報となる「実態調査の取り扱い」について質し、資料の見直しを求めました。



正確な情報無くして、正しい解には辿り着けません。

行政計画は行政内部の情報に止まるものではなく、公に開かれた「みんなの計画」です。

共通の課題認識を持つことが出来なければ、本来あるべきゴールに辿り着けないばかりか、求める(望ましい)方向に進むことすら出来ません。その前提となるのは「共通のデータ」です。

物事の本質・原点・基礎的要件(データ)が異なれば、政策(=解決手段)も、投じていく費用・労力も大きく異なって行きます。だからこそ、出来得る限り、持ち得るデータを余すところなく提供すべきと私は考えます。


★衆知を集め、問題解決に当たる。

6D3AA3DC-A49A-40F7-B913-66179500C7F4.jpg「行政の行うことに間違いはない(=行政の無謬性)」については、私はNoというスタンスです。

行政職員のみなさんが、それぞれの事業の実施に当たって最善を尽くして職務に励んで下さっている事は十分理解しているつもりですが、私は市民の皆さんから直接負託を受けたものとして、市民目線の疑問、率直な疑問、大所高所に立った視点から提案や改善要求(時に是正)を行うことこそが、議員としての存在価値であり、議員としての職責だと考えています。

だから、私は勉強会であろうとなかろうと、「言うべきことは言う」というスタンスは変えません。


▼私の行動理念

・折れない、ブレない、あきらめない。
・すべてに真っ直ぐに行動し相対する。
・すべてに対し、是々非々(ぜぜひひ)の姿勢で挑む。
・誠実であること…「謙虚さ」忘れずとも、媚(こ)びない、阿(おもね)ない、諂(へつら)わない。
・今さえ良ければ、自分さえ良ければという風潮とは徹底的に戦う。孫や子のことまで考えるのが責任ある大人の当然の役割であり、政治の責任である。


課題は尽きることはありませんが、こうした信念の下、私は引き続き歩んで行く所存です。


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posted by 久野晋作 at 18:00| 千葉 🌁| 視察・調査研究・勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月18日

緊張感と強い責任意識はありやなしや

【緊張感と強い責任意識はありやなしや】

我孫子市市民危機管理対策会議が本日10時に開会され、◯地域防災計画、◯国民保護計画、◯水防計画の我孫子市に係る各種計画の変更・修正が諮られ、傍聴しました👀👂

この会議は、災害対策基本法、水防法、国民保護法に基づき設置された法定会議ですが、40名の委員で構成されており、警察、自衛隊、国県の出先機関、医療3師会、消防団、商工、建設業、社会福祉協議会から選出された代表者、そして市の4役・市の関係部長(8名)で構成されています。

各議題の協議を終え、その他事項については非常に活発な意見が出され有意義な会議だったと感じました。

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しかしながら、当会議体が所管し、取り扱っている議題に反し、開会前の緊張感のない一部執行部の雰囲気(談笑や雑談)がとても気になりました。

忙しい中、列席下さっている関係者の皆さんに失礼であることは元よりとして、こんな態度と姿勢で、いざという時に対応出来るのか?甚だ疑問であり、議員としてはもとより、市民として恥ずかしく憤りを感じた次第です。

勘弁願いたい限りであり、
猛省を促したい。

▼以下、ご参考として。

‪我孫子市地域防災計画(案)に対する意見募集(パブリックコメント)結果の公表:我孫子市公式ウェブサイト ‬






posted by 久野晋作 at 12:36| 千葉 ☀| 視察・調査研究・勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月29日

【人口はすべての基本、そして、各種データは計画策定の根幹】水道事業ビジョンの策定に係る所感

こんばんは、我孫子市議会議員の久野晋作です。

本日も風の冷たい1日になりましたね🌀

インフルエンザも未だに猛威をふるっているようですので、何とか凌いで行きたい所です💦

さて、本日午前中は、我孫子市議会環境都市常任委員会の勉強会を委員外議員として傍聴しました。

テーマは「🚰我孫子市水道事業ビジョン(案)等」について。

蛇口をひねれば、当たり前に、かつ、ゴクゴク飲む事の出来る水を摂取できる世界でも稀有な国・ニッポン。


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高度経済成長期前後から約50年。施設の老朽化対策(維持・更新・改廃含む)や、今後全国各地で本格的に迎える人口減少に伴う給水人口の減少により、給水収益が減少し、水道事業経営も厳しい環境に晒されて行きます。

そこで、今後の水道事業の継続の為、目指すべき指針として(もっか話題…の)厚生労働省が【水道ビジョン】を平成16年度に策定し、平成20年度に改訂され、平成24年度に新たに「新水道ビジョン」として策定されました。

各水道事業者(自治体や事務組合等)には、その新水道ビジョンに対応した「水道事業ビジョン」の策定が求められており、本市においては計画期間を今後10年間(2019〜2028年度)とする「新たな水道事業ビジョン」を策定するものです。

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全国すべての事業体も程度や中身のさこそあれども、同種同様の課題と向き合っている筈です。


🔴子や孫に無用なツケは回してはならない。

本市の水道事業においては、この先10年で経営が破綻するような状況ではありません。

さはさりながら、今を生きる現役世代の責任として、人口という問題をはじめとして、リアルに迫って来た諸課題に対し、どれだけ真摯に向き合って行くか?で、子や孫の将来負担度合いが変わる。

このことを痛烈に意識させられた次第です。この現実を見て、ゲラゲラ笑っていられる人は皆無でしょう。



🔵平成31(2019)年度 水道事業会計予算編成方針

この中で、以下のとおり水道事業ビジョンについて述べられています。

はじめに
人口減少等に起因する水道需要の縮小化が、料金収入の減収や施設の効率性低下を招き、一方では水道管路等の老朽化や耐震化への備えから増大化する施設の更新やその資金需要への対応等、近年の水道事業を取り巻く経営環境は全国的にも大変厳しく、本市においても共通する経営課題が顕在化している情況です。
このような中、国が「新水道ビジョン」に示した水道の理想像は、人口減少による事業の非効率化や施設の老朽化の進展など、水道を取り巻く時代や環境の変化に対し的確に対応しつつ、水質基準に適合した水が、必要な量、いつでも、どこでも、誰でも、合理的な対価をもって、安心して利用可能であり続けるということであります。
本市も確かな水道を次世代につないでいくために、国が示す 50 年、100 年先の水道の将来像を踏まえたうえで、「持続」「安全」「強靭」の観点から地域の実状に応じた課題抽出と推進方策を具体的に示し、さらにその取り組みを推進するための体制を確保していくため、「我孫子市水道事業ビジョン」(以下、「水道事業ビジョン」という。)を立案しました。
平成 31(2019)年度は、水道事業ビジョンによって、本市水道の将来を展望し目指すべき方向や新たな目標などを明示することに併せて、新たな水道事業基本計画(2019-2028)がスタートする運びとなります。このことから、計画期間においては、水道事業ビジョンが掲げる本市水道の将来像実現に向けた確実な歩みを進めるために、計画に掲げる施策の着実な執行を図る一方で、投資・財政計画については、「経営戦略」による収支バランスに留意して推進していくことを基本とします。
なお、平成31(2019)年度は、浄水場系や料金・給水・会計系業務における包括委託が契約最終年度を迎えます。このことで当該業務運営の再調達に際し、一層の業務水準向上に傾注しなければなりません。この点は、これまでの包括委託において培われたPPPによる業務成果を十分に担保し、お客様サービスのさらなる向上と業務の効率性確保を目指して進めます。
水道事業においては、経営資源の減少により、困難さが増す情況にありますが、水道事業者に求められる使命は、安全な水を安定して供給していくための取り組みを着実に推進していくことが基本に置かれます。そのため、予算においては事業の健全性確保に最大限努めていくこととなりますが、将来に向けての多大な投資を賄う財政基盤の確保や施設運営に係る組織体制の維持・強化に向けた課題は一層顕在化することが見込まれます。平成31(2019)年度の予算編成も、水道局職員一人一人の高い問題意識のもとで調製し、将来にわたって健全で安定的な事業運営が持続できるよう、引き続き、事業の効果や効率性の精査をより徹底していきます。


posted by 久野晋作 at 17:51| 千葉 ☀| 視察・調査研究・勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月23日

待ったなし!公共施設マネジメント〜計画実行の歯車はこうして動かせ!〜

春の強力インプットシリーズも後半戦💦

ekGnmEnZQzqXFrS3E7WPLA.jpg昨日に引き続き、本日も茗荷谷のTRC(図書館流通センター)にて、議員研修を受講いたしました✍️
(*昨日は、4月24日に続く「自治体と内部統制」の第2回目の研修でした)

本日のテーマは「公共施設マネジメント」について。

ざっくり言うと、高度経済成長期に伴う人口増加・宅地開発に伴う行政サービスおよび市民生活の基盤整備の関係で、急ピッチで整備した「学校・公民館・道路」などの公共施設等が建設・設置から40年以上の月日が経ち、老朽化が進んでいます。よって、どの自治体においても同様に、「各種公共施設の老朽化に伴う更新や再整備(再編・統廃合を含む)」に着手して行かなければなりません。

当然ながら、莫大な費用が必要な訳ですが、本格的な少子高齢社会に入っている我が国においては、社会保障費を筆頭に支出は増えることはあれども、それらを賄うだけの潤沢な財源は(当たり前には)何処にも用意されていません。


社会保障費はうなぎ登り状態です。
その上に、各種施設の維持補修・改修・更新費用が発生する訳です。

統廃合しない限り、建設した施設の全てがその対象となるのです。

打ち出の小づちなど何処にもなく、魔法のような策もありません。
真剣に考えれば考えるほど、途方に暮れ、気を失いそうになる課題です。

しかし、
課題を目の前にして頭を抱えているだけでは何も解決することは出来ません。
課題解決をこれ以上先送りして、ツケを次代に先送りすることは絶対に許されません。
ましてや、成り行き任せで、無為無策で過ごしたり、指をくわえて事態を眺めている訳には行きません。

でも、実態としては、この間の対応は正に上記の通りだったと言わざるを得ないのです。


そこで…

「国は、2013年(平成25年)11月に「インフラ長寿命化基本計画」を決定し、インフラの老朽化対策を進めるべく、2014年(平成26年)4月に公共施設等の総合的かつ計画的な管理を推進するために、各地方公共団体は「公共施設等総合管理計画」策定の要請を受けました」

本市が2016年(平成28年)6月に策定した計画は以下のサイトでご確認いただけます。

我孫子市公共施設等総合管理計画:我孫子市公式ウェブサイト


問題は「どのように(具体的に)実行するか(できるか)」です。

計画は作ったけれども、何一つ先に進まない…(進んでいない、進める覚悟がない)。

そうなってしまうと、ババくじを引かされるのは、何の罪もない次代を担う私達の子や孫たちです。

我孫子市は、平成24年から公共施設包括施設管理業務委託を導入するなど、先進的に取り組んでいる事業もありますが、「本丸」にどのように着手して行くか?(行くべきなのか?)について、最新の取り組み事例(反面教師含む)や考え方について学びを深めたいと考え、今回のTRCセミナーを受講した次第です。

TRCセミナー「まちの課題を解決する図書館」
待ったなし! 公共施設マネジメント
 計画実行の歯車をこうして動かせ


地方自治体の公共施設マネジメントは、「公共施設等総合管理計画」の策定を経て実践段階に入っています。推進体制やノウハウ、庁内外での合意形成、個別施設計画との関係など課題も多く、統廃合・再編は思うように進んでいないのが実状です。この間、インフラでは全国で2,559の橋が財政難による改修遅れのため通行規制されていることも明らかになっています。公共施設を同様の事態に陥らせないためには何が必要でしょうか。今回は、「公共施設等総合管理計画」策定後における地方自治体の取り組み状況や課題を検証しながら、今後、公共施設マネジメントの歯車を動かし成果を得ていくための突破口と展開のあり方について考えます。

講義1:「実践」視点からの公共施設マネジメント〜スピード感覚が生死を分ける
講 師:南 学さん(東洋大学客員教授)…代表取締役をつとめられているパブリックマネジメント株式会社

講義2:計画と実践のリンク〜包括施設管理業務委託という手段、まずは決め方を決めること
講 師:寺沢弘樹さん(特定非営利活動法人日本PFI・PPP協会 業務部長)



目から鱗の、あっという間の、非常に濃密な3時間半の研修内容であり、参加して本当に良かったと感じました。

<本日の気づき>
○前例踏襲、固定概念に捉われると何一つ進められないばかりか、事態を悪化させて行く危険性がある。
○住民のニーズ・ウォンツ、実態をキッチリ・シッカリ・ミッチリ分析し、取り組めることから着手する。
○正しい現状認識、本氣で取り組む人材、着実に事業を進めるバックアップ体制(トップの覚悟)が肝である。
○資産の有効活用・公民連携(民間の知恵・資力・フットワークを存分に活かす)
○資金調達手段は(意外と)多様である(「補助金頼み」に陥らない。借金こさえるだけが能ではない)。
○下を向かない、後ろを振り向かない。でも、嘘はつかない。
○明るく・楽しく・カッコよく、悲壮感を漂わせることなく前向きに取り組むことが大切。
○正確な情報の共有がやっぱり大切。そこから共通の課題認識や危機意識が生まれ、事業への理解に繋がる。


大切なのは、やっぱり一にも二にも「ヒト」であることを再確認。

公共施設マネジメントに限りませんが、この課題は特に、どれだけのヒトが「自分の問題」として捉え、「勇気を持ち、知恵を出し、汗を掻けるのか?」が如実に問われている、超えなければならない課題です。

本日得た考え方やアイディアを踏まえ、本市の課題解決に「置き換え」て取り組んで行く所存です。

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posted by 久野晋作 at 22:23| 千葉 ☔| 視察・調査研究・勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月17日

求められる議員力とは、議会力とは

茗荷谷のTRC(図書館流通センター)にて、議員研修を受講しました✍️

研修テーマは、議員力と議会力〜いま、問い直すべきこと〜です。

講師は、山梨学院大学の江藤俊昭教授。直接講義をお聴きするのは久方ぶりです😊

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当たり前といえば当たり前のことながら、議会において「何かを変えよう」と、いざ実行するとなると、実務的な面や心理的な面を含め“様々な壁”にぶち当たり頓挫したり、難儀したり…。

江藤教授の長年にわたる研究や実地調査、アドバイザーとして携わられた経験・実例を踏まえての極めて率直なお話を聴いて、改めて刮目👀

うだうだしてないで、やる。
一歩でも、二歩でも、とにかく、前に進む。

全ては住民福祉の向上のためにあるという芯棒を改めて確認。そして、今を繋げてくださった先輩方や先人の労苦に報いねば。

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TRCセミナー「まちの課題を解決する図書館」
議員力と議会力―いま、問い直すべきこと

Talking Points:
多くの地方自治体では、今後、公共施設・サービスの再編・縮減等が避けて通れない状況にあります。一般に「撤退戦」では、住民間、地域間の利害対立が先鋭化し、合意形成は困難を極めがちです。ここで重要な役割を担うべき議員・議会が、今日、ともするとその存在感を薄れさせつつあることは大きな問題です。

背景として、審議会等への住民参加、パブリックコメント、住民運動やSNS等を含め、住民の政策現場へのアクセス手段が拡大している流れも指摘されます。

今回のセミナーでは、今後、時期と程度の差はあれ「撤退戦」を余儀なくされる地方自治体にあって、求められるローカル・ガバナンスの姿と、そこで議員・議会が果たすべき役割・機能、そこに向けての具体的な取り組み方等について、実戦的に整理してまいります。
posted by 久野晋作 at 16:47| 千葉 | 視察・調査研究・勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月09日

「臓器移植の環境整備」に向けて、我孫子市議会発の取り組み。

本日午後2時、我孫子市議会・総務企画常任委員会が開会され、「臓器移植の環境整備に関する意見書(案)」について協議・検討の場が持たれました。
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全国の地方議会においても、事態の改善を図るべく有志の議員が中心となり、地方自治法第99条の規定にもとづく「意見書」が審査に付され、可決の上、国会や内閣等に送付されています。

本日の勉強会では、ご指名により意見書案のたたき台を作成させていただき、この間、各地方議会で採択され国会や内閣に提出された意見書をリサーチし、議会事務局から各委員に事前に配布していただき意見交換が行われました。

委員の皆さんにおかれては、当該意見書案を含め、真摯に受け止めてくださり、心から感謝しています。

昨年9月に請願をお受けしてから、8か月の期間を経ましたが、一歩でも二歩でも事態の改善を図るべく向き合って行きたいと思います。

(*この間の取り組み状況についてはこちらをご覧ください)

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桜で満開だった議会棟裏は、新緑に早変わり🙌

6月議会に向けて各種の調査、研究を進めます。
posted by 久野晋作 at 21:05| 千葉 ☁| 視察・調査研究・勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月26日

全国市町村国際文化研修所における学びと新たな出会い

滋賀県大津市にある全国市町村国際文化研修所(公益財団法人 全国市町村研修財団)における研修二日目。
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昨日は13時から18時まで。本日は9時25分から15時までの8時間以上の「真面目な研修」です。

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「自治体決算の基本的事項と決算審査について学びます。決算審査の意義や重要性を認識し、決算書類の審査のポイントや財政指標による財政分析、行政評価を活用した決算審査の手法について学び、適切な決算審査ができる能力の向上を目指します」という研修主旨、講師を務められる稲沢教授、そして、当初の募集定員の60名を大幅に超え、140名以上の応募の中から光栄にも選ばれた全国各地(北海道から鹿児島まで)から集まった99名の精鋭(?)の皆さんとの交流。これが今回の研修へ参加した主たる理由です。

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当該財団、施設ならではの内容に、応募して、そして参加してよかったと心から感じています

交流会では、同じテーブルに居合わせた方々と懇親を深めさせていただき、貴重なお話をお聞かせいただき、新しい知己を得た想いです

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本日も、自身の地域の活動(市政の維持・発展・向上)に資する学びを深めて参ります😤

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posted by 久野晋作 at 08:58| 千葉 ☁| 視察・調査研究・勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月01日

💣「緊迫する朝鮮半島情勢と日韓関係」🔥私たちは、今そこにある危機に如何に対応すべきか

こんにちは、我孫子市議会議員の久野晋作です。

今朝は、大荒れの天気でしたが、皆さん如何でしたでしょうか?

私は5時前に起床し、横殴りの雨…☔️の中、我孫子駅に向かい、6時過ぎの千代田線に飛び乗りました💦

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風雨もピーク?に近かったこともあり、足元はビチョビチョ…でしたが、こうした時に何事もなかったかのようにスマートな対応をされている通勤客の方を散見し密かに感動🙌

風雪…に関係なく通勤されている皆さんには本当に頭が下がる想いです🙇‍♂️

さて、今朝は政経倶楽部さんの早朝例会にインターン生と参加させていただくため、麹町に向かいました🚞

本日のテーマは「緊迫する朝鮮半島情勢と日韓関係」。講師は元・在大韓民国特命全権大使/外交経済評論家/三菱重工業(株)顧問の武藤正敏さんです。
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近くて遠い国。平昌オリンピックにおいても、北朝鮮の政治的な思惑が色濃く出され、その宣伝戦に物の見事にのってしまうお粗末な我が国のメディア。

隣国関係は、どの世界でも色々と課題が多いものです。お互いお引越しすることは出来ませんので、なんとかやっていくしかありません。在大韓民国特命全権大使を務められた武藤さん「ならではのお話(オフレコトーク👂)」をお聴き出来る事を楽しみに参加させていただきました

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政経倶楽部連合会 の吉田平理事長の三理研修からの発表の一コマ。志のある経営者は本当に違います✨

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※まとめ投稿となり恐縮ですが、添付の写真は、アビシルベに展示されている「折り紙による ひなかざり」と、イトーヨーカドー我孫子南口店に展示されている「和布を使った ひな飾り」です😊

🇯🇵日本の素晴らしさ、手先の器用な日本人ならではの細やかさ…に心から感動します
posted by 久野晋作 at 15:03| 千葉 ☀| 視察・調査研究・勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月16日

サービス付き高齢者向け住宅・ハーベストガーデン🍁🌾内覧会 …夢を形に。いつまでも自分らしく活き活きと。

地元の新木地区(我孫子市新木3154−13:吾妻台地先)に、3月1日オープンされるハーベストガーデンの内覧会にお招きをいただき、先ほど真新しい施設を訪問させていただきました。
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施設を運営される有限会社トータル・サイドサポートの代表取締役の鴨田泰英さんとは、10年以上前の話になりますが、平成16年(だったと思います😅)に開催された【我孫子市創業者支援講座】でご一緒させていただいた間柄であり、その御縁から、この度内覧会のご連絡をいただいたものです
http://www.tsspt.com/info/

あの時の夢を形にされている鴨田さん。心から尊敬するとともに、地域福祉の向上にご尽力くださっていることに対し、心から感謝申し上げる次第です。


開放感のある明るいゆったりとした施設。
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地域に開かれた施設として、「大部屋(食堂等)の利活用、買い物支援の場としての利活用、浴室『あづま湯♨️』の地域住民への解放」等、様々な構想をお考えいただいているとのことでした

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3月1日のオープンに向けて、最終調整に入られている中でしたが、鴨田さんをはじめとして、スタッフの皆さんに丁寧にご対応・ご説明いただきました。ありがとうございました😊

鴨田さん、本当におめでとうございます!

事業の益々のご発展を心より祈念申し上げます



サービス付き高齢者向け住宅とは?


posted by 久野晋作 at 18:00| 千葉 ☁| 視察・調査研究・勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月09日

伊勢崎町で勉強会💦

本日10時より、自治体議会政策学会主催の「第20期自治体政策特別講座」を受講しました📝

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開催地は横浜市関内ゆえ、通勤される皆さんと同じ電車でした😊

私は2日目の日程からの参加になりましたが、どの内容も基礎自治体にとって重要で切実なテーマです。参加者に物見遊山的な前近代的な議員は皆無です。

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モリ・カケ・スパ、そして、意図を感じさせるような「北の背乗りオリンピック」情報など、ワイドショーネタで盛り上がっているほど、現場を預かる自治体議会は暇ではありません。

まさに時宜を得たセミナーでした🙌
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※元気な竹下譲先生にお会い出来、とても嬉しく思っています

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2月9日(金)[ 10:00〜16:30]
第3講義 10:00-11:40
自治体のエネルギー政策の動向 ―「世界気候エネルギー首長誓約に向けて」
竹内 恒夫 名古屋大学 大学院環境学研究科教授
エネルギー政策やその体制について都道府県・市町村調査を実施。増加する自治体出資の新電力設立などにより地域エネルギー政策の効果と課題を伺う。

第4講義 13:00-14:40
地方公共団体の歳入構造と今後の展望
関口 智 立教大学教授
自治体財政は改善しているのか。税などの自主財源や地方債の変遷と現状の課題は。これからの社会を支える自治体の歳入の在り方を伺う。

第5講義 14:50-16:30
介護・医療報酬改定と第7期介護保険事業計画
鏡 諭  淑徳大学コミュニティ政策学部教授
2018年4月からの第7期介護保険事業計画策定により、各自治体の「給付と負担」関係はおおよそ整った。しかし、毎回ではあるが介護報酬の改定等がその計画の修正を余儀なくさせる。介護・医療報酬改定の影響を受けて、自治体として取り組むべき政策及び見直しのポイントについて解説をする。


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青江三奈 伊勢佐木町ブルース - Google 検索

posted by 久野晋作 at 20:21| 千葉 | 視察・調査研究・勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする