
いよいよ明後日から3月議会です。午後からは会派室に立てこもり?質問づくりに没頭しました。作り込みの時間に反比例する答弁の短さには頭を悩ませますが、我々会派がそれぞれの現場で感じ、様々な方々からの意見を踏まえた質問ですので、キチンと受け止めていただきたいと思っています。
ということで。発言通告と詳細の提出に向けて連日の夜なべ作業は延々と続きます…。
ちなみに、自身が行った過去の質問を踏まえて質問を作成するのは勿論のことですが、(現職か元職かは問わず)他の議員の方の議会質問と答弁をあらって作成していきます。この当たり前のこと(〜これは守るべき当然の議会人としての常識だと思います〜)を踏まえていないと思われる質問があるのが最近やや気になっています。
議事の整理上「質問する時は一人である」ことから、どうしても個人プレー的な要素が強くなりますし、個々人の力量に掛かっている部分は当然あるものの、議会は個人戦ではありません。また、過去の議論の蓄積をもっと認識すると共に「尊重すべき(重く受け止めるべき)」だと私は思います。
現時点では、本会議での一問一答が実現していない為、細かく詰めていく事は出来ません。だからこそ、過去の「議論の蓄積(集積)」を引いてくる必要があると私は考えています。
私は「自身の活動が市政向上に資すれば御の字だと思っています」ので、(万が一、私の質問がキッカケで)何かが変わったとしても、「これは自分の手柄だ

」などとは考えたことはありません。選挙を意識すると結果的に何も出来なくなってきますし、本来、議員として発言すべきことが出来なくなってしまいます。これは、一期目の当選来、変わらない考え方であり、(極まれに)支持者の方や地域の方からご叱責をいただくこともありますが、バッジを外す日が来るまで貫いて行きたいと思っています。

もう一枚の写真は、本日午前に市民プラザで開催された<講演会>“百年に一度の大不況と我孫子市への影響”〜あびこ雑学ネット主催〜の模様です。
講師は、元日経新聞論説委員で、ご退職された後、専修大学で教鞭をとられた松田修さんです(若松に在住)。会場は定員36名ですが満員札止め状態?でした

松田さんは、「
あびこジャーナル」を発行されており、一市民として、腹を据えて、現在の我孫子市政に警鐘を鳴らされています。
講演の最後にお話になったお言葉がとても印象的でした(以下「意訳」です。悪しからず)。
「今、このような状態になってしまった責任は、我々新住民にもある。今まで我々一人ひとりが出来ることをやって来たのか?(市のことや議会のことに)無関心ではなかったか?働きかけをしてきたか?旧住民の方と融和して来たか?身の回りのことから始めなければならないのではないか?」
この発言に、参加されていた方々の誰一人反論される方はいらっしゃいませんでした。むしろ、頷いていらっしゃったと思います。会場の空気感は、判らない人には全く判らないし、理解されないかも知れません。でも、「判る方」は決して少数の側ではないと思います。
「守るべき対象が何であり、誰に対して責任を帯びていると考えているのか?」
このこと(≒政治哲学)が、「どちらが正しいことを言っているのか?正しい行動をとっているのか?」の雌雄を決するポイントだと思っています。
我孫子にとっても、日本にとっても残された時間は少ないと思いますが、絶対に破綻させない為に、意思があり、そして、責任を持って行動していく方々と広く連帯し、全力で市難&国難に立ち向かって行きたいと思います。
posted by 久野晋作 at 21:35| 千葉 ☔|
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