2005年11月16日

手賀沼と「せっけん」

今日は、我孫子市議会の一期生(男性4人組;管・木村・茅野・久野)で、NPO法人せっけんの街(柏市小青田29-2)を視察させていただきました。
手前から木村、管、茅野市議。工場を案内して下さった塚田工場長。

気が付けば環境破壊。振り向けば、長年にわたり汚染度日本一だった手賀沼(現在はワースト5位)。その手賀沼をきれいにしようという市民運動から生まれたのが「粉せっけん」でした。〜詳しくはNPO法人せっけんの街、または、我孫子市CBネットの紹介ページをご参照下さい〜

当日は理事長の比戸さんから、様々な課題についてお話をいただきました。要点は下記の通りです。

・市民の意識が最大のポイント
  ⇒お金を払う事で意識が変る⇒意識をして使う⇒考える
・環境に良い面(コト)は得てして見えない
  ⇔自分に負荷(手間暇)となって還る…臭い・ぬめりなど。
・PRの難しさ、販売戦略・マネジメント能力が法人としての課題。
・せっけん(の普及活動)は、まちづくりの道具のひとつ。
  ⇒せっけんを通じて見えてくるものがある。
・「喉もと過ぎれば熱さ忘れる」の一過性気質
「足るを知る」ということ。⇒稲盛和夫さんのHPへ

お土産として購入させていただいた3点セットです。

トップの写真の大釜(直径2m!)が連日フル回転し、原料である使用済み食用油も足りない位の時期が有ったのは、今や過去の話。現在では月に一度しか釜が稼動しないことも有るそうです。現在、使用後のぬめりを抑えるための商品開発を進めており、近々新製品が発売されるそうです。

「利便性」や「快適さ」を取るか?それとも、環境を取るか?
今一度、私たちが考え直さなければならない根源的な課題です。
posted by 久野晋作 at 20:06| 千葉 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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