それは主に、「ざわつき」から来るものですが、壇上で誰が話そうが、「私語」が尽きることは殆どありません。
成人式が、開かれることは当たり前。
成人式は、単なる「同級生」との再会の場。
このような認識の下、当たり前に開催されているとしたら…。
参加した新成人は、「お土産」として何を持って帰ったのだろうか?
これで本当に良いのだろうか?と、感じました。
真面目にやっている人(話している人)と真剣に向き合えない。
このことは、現代社会の病巣そのものかもしれませんが、
非常に深刻な問題だと思います。
※参加した新成人の方の全てが「このような態度をとっている」と言うツモリは毛頭ありません。真剣に話を聞こうとしている人も少なくないということは付言しておきます。
■そろそろ、根本的な見直しを
成人は「お客さん」ではありません。
浦安市では、ディズニーランドで成人式を行うという、全く意味不明なことをしていますが、「祝いの日」とはいえ、本来、成人式とは、これからの社会を構成する責任ある立場となった成人としての自覚を明確に促す場であるべきだと思います。
「行政はサービス機関である」という、偏った認識の下、本来果たすべき目的とは違う方向へと向かっている典型的な事業となってしまっているような気がします。
マスメディアの偏向報道(全てがそうではないのにも関わらず、「荒れる成人式」だけを取り立てて報道する姿勢)は問題ですが、成人式のあり方については、根本的な見直しをするべきではないかと私は思います。
みなさんは、どのように感じていますか?