2004年09月19日

議会中継の意義

今回から、インターネットによる議会中継が始まりました。

みなさんにおかれましては、既にご覧頂いているでしょうか?


私は、当事者(被写体?にもなります)でもありますが、録画中継されることは諸手を上げて歓迎しています。

自分や所属会派の一般質問を広く見て頂くことが出来るこという点は元より、議場におけるやり取りの確認にも非常に役立っています…議場において、気になる質問・答弁があれば、必死にメモしているのですが、筆記に関しては素人の域を脱することはなく、言葉の細部を記憶するには限界があります…


といいますのも、議事録が上がってくるのは二ヵ月後。
時代の流れが速いのは議会においても同じです。
それを待っては、時既に遅しという事もシバシバあります。

オンタイムでの議論には欠かせません。


しかし、今回の中継事業は我々議員のためではありません
勿論、言うまでも無く、「パフォーマンス」でも、「アリバイ」でもありません。

通常、議場に足を運ぶ事ができない方が、いつでも、好きな時に発言・答弁を「タイムリー」に確認できることが真の目的ですし、私はまさに、その点に議会中継の一番の意義があると思っています。

広報や、議員個々の会報において報告がなされてはいますが、それはあくまでも一部であり、事後報告に過ぎません。

今までは、時間を割いて、傍聴するか、議事録を二ヶ月待ち確認するしか手立てがありませんでしたが、今回の事業により、生の審議が自宅で見聞きできるのです。

オンタイムで審議の模様を確認できる事には様々な効用・効果があります。
例えば、「質問⇔答弁」を確認した上で、個々の議案に対する自らの意見を議員を通じて反映させる機会を持つことなどその際たる例といえるでしょう。

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【一般質問⇔当局(市長以下、執行部)の答弁】をみれば、市の課題・計画・ビジョンが判ると共に、各議員の資質・問題意識が判ります。

しかも、今回の中継によって、生の声でそれが聞こえてくるわけです。

同じ文章でも、話し手により、話し方により、受け取り方が変わって来ます。当然、聞き手によっても異なる事でしょう。

本来、政治に身をおくものには、「伝える力」が無ければいけません。その当たり前を我々議員は常に意識し、磨いていかねばなりません。

それが現在、声高に叫ばれている「説明責任」を果す事に繋がり、引いては市民(国民)全員参加型の政治(≒納得の行く政治)を実現していくと私は信じています。
posted by 久野晋作 at 10:59| 千葉 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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