昨日は、手賀沼公園で開かれた被爆62周年 平和祈念式典に参列させていただきました。
午前10時から開催されたものの、肌を突き刺すような強い日差しに吹き出す汗は止まることはありませんでしたが、あの時は、もっともっと熱かったことと思います。
「憎しみが憎しみを生む負の連鎖を断ち切るには、日頃の身近な付き合いから変えていくこと、見直していくことが必要」
広島平和祈念に参加した市内中学生の報告がとても胸に染みました。この報告の内容は広く市民で共有しなければならないと強く感じました。
あの惨禍を繰り返さない為に、我々は今何を為すべきか?
一人ひとりが、常にこのことを真剣に考えなくてはなりませんが、平和の中に暮らしていると、その大切さ必要性がよく判らなくなってしまいます。
鬼太郎が見た玉砕
〜水木しげるの戦争〜
妖怪漫画家・水木しげるさんは青年時代、二等兵としてラバウル戦線にいた。昭和40年代、「ゲゲゲの鬼太郎」で脚光をあびるが、心の奥底では、目の前で死んでいった戦友たちの無念をいつか漫画化したいと思っていた。そんな戦争に対する水木さんの怒りを結実させた作品が、昭和48年夏に発表した初の自伝戦記漫画「総員玉砕せよ」。
ドラマでは、自身の戦争体験を漫画化しようと葛藤する昭和40年代の水木しげる(香川照之)の姿と、「総員玉砕せよ」中の日々を交差させながら描いていく。
作 :西岡琢也
水木しげる「総員玉砕せよ」より
音 楽:大友良英
出 演:香川照之 田畑智子 塩見三省 嶋田久作
北村有起哉 石橋蓮司
ほかの皆さん
アニメ(声):野沢雅子(鬼太郎) 田の中勇(目玉おやじ)
大塚周夫(ねずみ男)
演 出:柳川強