孔子曰わく、君子に九思有り。
視るには明を思い、
聴くには聰を思い、
色には温を思い、
貌(かたち)には恭を思い、
言(ことば)には忠を思い、
事には敬を思い、
疑わしきには問を思い、
忿(いかり)には難を思い、
得るを見ては義を思う。
先生はおっしゃった。「君子には、九つの思い(自省すべき心がけ)がある」と。
物事を見るときには、明確に見分けること
話を聴くときは、しっかり聴き分けること
自分の表情は、穏やかであろうとすること
自分の姿勢は、慎み深くあろうとすること
自分の発言には、誠実であろうとすること
事を起こすに当たっては、慎重であること
疑わしいと感じた時は、遠慮なく問うこと
腹が立った時は、その後の事を考えること
上手い話は、筋が通っているか考えること
君子には遠く及びませんが、本当に大切な大切な教えだと痛感しています。
昨日この孔子の言葉が降りて来て、頭から離せませんでした。再掲になりますが、このとおりに処しているか?と自問すると中々中々…です。
日々是自省、日々是精進。
日々噛み締めたいと思います。
我孫子市議会議員
久野晋作 拝