2018年11月06日

豊かな感性、忌憚のない子供達の質問に唸らされる。〜本日、我孫子市こども議会が開催〜

本日、2年に一度開催されている「我孫子市こども議会」が我孫子市議会の本会議場にて開催されました。

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娘が風邪で学校をお休みした関係で、自宅にてインターネット議会中継で内容を確認させていただきましたが、市内小学校13校、中学校6校を代表し各2名ずつ登壇し、市長以下執行部に質疑・提案が繰り広げられました。

子供らしい豊かな感性にもとづく提案、そして、忌憚のない質問がなされており、画面を前にし相槌を打ったり、鋭い指摘や視点に大いに唸らされた次第です。

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次代を担う子供達の市政や未来に対する想い様々な観点から行われた質疑・提案を、我孫子市の意思決定機関である我孫子市議会の議席を預かる立場の一人として、真摯に受け止め市政に向き合って参りたいと思っています。



以下、「子ども議会」の議事進行(答弁)形式に対する所感です。

我孫子市で開催されている「子ども議会」は、前市長の福嶋浩彦市長の時代から行政側(教育委員会)の主催で開催されています。

各校を代表しての質問ということからか、ほぼ市長答弁がメインとなっていました。

後半登壇した、湖北台東小学校の児童2名・久寺家中学校の生徒2名が再質問を行ったことから、はじめて質問箇所を所管する担当部長が答弁に立ちました。

子ども議会には、すべての部長が臨席しているので、定例市議会と同様、各担当部長から答弁すると行政運営には様々な部署が関わっていることを知ることが出来るので、本会議と同様(人によりけり…ですが)、「まずは担当部長が答弁に立つ」方がシックリ来ます。

また、首長は一人で行政(執行)機関を一人で構成することができ、そのことを「独任制」と言いますが、全てのことを一人だけで考え、決められるわけではありません。また、終局的にその予算を執行するためには議会における議決を経なければなりません(「二元代表制(三重県議会のサイトへ)」)。

開催趣旨に明記されているとおり、議会制民主主義を正しく理解してもらう意味でも、次回開催時には検討願いたいと感じた次第です。






posted by 久野晋作 at 20:29| 千葉 ☔| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする