しかし、連日連夜、同じような顔、同じような質問、同じようなコメントを見聞きさせられていると、そのことが(今週の推奨曲の)ヘビィ・ローテーションのように頭の中をぐるぐると駆け巡り、曇天の空模様と同様に憂鬱陰鬱な気持ちになります。
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日本のマスコミの特徴とも言えるべき(一過性)の加熱報道。
格好の標的と課した、報道対象。
これ見よがしに、吊るし上げ、そして、追い掛け回す。
当事者たちが数十年来してきたことは決して許されるべきことではなく、また、その所業の悪さと重さを認識しているとは思えない言動の数々には開いた口が塞がりません。
しかし、日に日に加速する「取材構成(攻勢・姿勢)」を見ると、その行動自体に辟易してきます。そして、ニュースキャスター(コメンテーター)を自認する方々の殊勝なコメントの数々…。政治もニュースも、所詮彼らにとっては消費の対象でしかないのだろうか?と思う今日この頃です。
映像は多くを語りますが、余計な情報を私たちに与える事もあります。「見たもの聞いたものをどのように受け止め、咀嚼していくのか」というリテラシーが今ほど求められ、試されている時はないと感じます。