2018年01月26日

自治体(議会)のペーパーレス化、そして、その先へ

雪掻き、氷溶かしだけでなく…😅(今朝も、しぶとくやってたりして…)

本日は、久しぶりに品川まで出張り、議会関係のセミナーに参加しました。

25712021-D391-4637-8E70-AC4B4FFB51AD.jpg


お題は「タブレットから始まるICT化と開かれた議会」

もの凄く単純に言えば、紙媒体で行って居た議会運営を、タブレット端末を使うことによってペーパーレス化し、「業務効率を高め、コストを削減」し、その先にあるものを掴もう…という内容でした。

483D07C5-DAE4-479B-B7CE-2421F1E3FEBB.jpg

昨年11月まで在籍して居た議会運営委員会において、「タブレット端末の導入」について議題に上がり掛けたこともあったのですが、大きなテーマであった「議員定数の検討」に最大の力点を充てたため、残念ながら具体的な検討や協議の領域には入れなかったのですが、個人的に非常に興味関心を持って居た「ペーパーレス化」。

ペーパーレス化によるコスト削減に、特に興味がありましたが、その有用性と具体的な効果についてもより具体的なお話が聞きたいと思い、参加させていただいた次第です。

9553C90D-F93F-48BB-A917-E504E915C4F3.jpg

先行してタブレット端末を導入して居る飯能市議会の方からの生のお話もあり、せっかくの機会だったので、一問一答形式で、矢継ぎ早に質問させていただきました

ちなみに、参加費はありがたくも無料🙌
そして、今回の交通費は自腹です

<3時間のセミナーを受けての結論>

タブレット端末の導入は大いにアリ🎊

しかも、SideBooksさんのシステムがアリ!


万単位での資料印刷→配布、各種連絡調整など、議会事務局のみならず、トータル的に行政コストを削減する効果があると確信しました🙌

ペーパーレス化により生まれた貴重な時間とコストで、予算が足りずに削った事業、または新たな事業に予算と労力を充て、市民生活の向上に結びつけられる。

理解がある同僚議員が多い(と思う…)ので、改選前までに導入に向けた流れを作りたいと心底感じた次第です😤

8DD8A6E2-7AF2-4257-BA0F-0EC924A5BE31.jpg



===============================
エピローグ:今回のセミナーに参加した直接的理由と私が期待している展望

(議員への)配布資料は無い方が助かるのですがね…


半分冗談で。半分本気で呟かれたとある部長さんの一言が私に火をつけました(笑)

そりゃそうだろうな…と。

でも、我々議員も「各種資料」がなければ、全くお手上げで、課題の深掘りや検討すら出来ません。

「当該自治体に係る資料」がなければ、空想を思い切り膨らませるか、適当な資料をかき集めて「今様な当たり障りのない質問や提案」を投げ続けるしかなくなります。

基礎的数字すら分からなければ、「今どうなって居ますか?」と実績だけを聞く残念な議員、または行政に対してひたすら要望しつづける「住民からの御用聞き👂&伝書ハト議員」になってしまいます😣

お金の有り余る右肩上がりの時代なら未だしも、この先、更に厳しい運営を強いられて行く自治体の舵取りを決する場(=自治体議会)に貴重な議席を預かる議員として「単なる追認議員」になる訳には行きません鼻息

どうしたら、その心理的かつ労務面での負担が無くせるかな…。

そこで目に入ったのが、時宜を得たように会派室の机の上に配布されて居た今回のセミナーの案内だったのです。

よくよく見ると、導入している自治体議会の中には、知人友人が所属している議会も多く、これは間違いなく有益性が高いのだろうと確信を深め、「善は急げ、この機を逃してはいけない!」と考えた次第です。

ペーパレスと言われつつも、私自身なかなか踏み切れないものがあったのですが、今回視察させていただいたシステムは本当によく考慮されて居ます🙌

システム開発に当時議員だったKさんが関与されて居たこともあり、痒いところにも手が行き届いており、「ペーパーレス自体が手段であって目的ではない」というレベルに達して居ました😲

行政内部における業務管理にも有用性が高いと考えられ、運営会社さんが、日々是改善を重ねて下さっていることもあり、今後更なる機能の充実が図られていくことと思います。

ということで、「議会および行政におけるタブレット端末の同時導入」に向けて、週明けから早速工作して行きたいと思います💦

全ては、選ばれるまち・我孫子のために。

FFC2B0F4-969F-437D-B6A4-99E210456C60.jpg

posted by 久野晋作 at 23:51| 千葉 ☀| 視察・調査研究・勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする