2017年11月20日

西郷隆盛が心服した男〜数え年15歳で五カ条「啓発録」を記した幕末の志士〜橋本左内と『啓発録』に学ぶ立志の基本

一つ、稚心(ちしん)を去る
二つ、気を振(ふる)う
三つ、志を立つ
四つ、学に勉(つと)む
五つ、交友を択(えら)ぶ

今で言えば、中学2年生にあたる「数え年15歳」になる私達の先人・橋本左内が、自らの生き方の指針を定めた五箇条です。

今もなお、鮮烈に胸に突き刺さる珠玉の言霊です。

昨日の地元2自治会による小学校での合同防災訓練のあと、浜松の地にて開催された【遠州公開講座】西郷隆盛が心服した男〜数え年15歳で五カ条「啓発録」を記した幕末の志士〜橋本左内と『啓発録』に学ぶ立志の基本」に、林英臣政経塾の仲間と参加させていただきました。
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講師は我が師・林 英臣先生です。
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若くして、そして志半ばで、安政の大獄により刑場の露となった大人物・橋本左内。

彼が存命であれば、日本の回天はもっと早まっており、坂本龍馬の活躍や薩長同盟なと不要だったかも知れない。そして、戊辰戦争もなかったかも知れない。

その意味でも、「先人の労苦や無念の想いを確りと受け継ぎ、子孫に対して勇気や誇りある生き様を与え、先人に恥ずかしくない立派な国家にしていくこと」の大切さを痛感した講義でした。

🔥志は氣の師🔥

息子に聴かせたかった内容でしたが、その前に…我々大人こそ、今一度、姿勢を正して向き合うべき偉人の言霊だと感じた次第です。

posted by 久野晋作 at 18:00| 千葉 ☀| 林塾・哲学・思想・政治信条・世界観 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする