2016年09月10日

【湖北中学校体育祭:組体操(組み立て体操)は集団行動へ。そして、勝って良し。負けて良し。】

本日は、秋晴れの空の下、市内中学校6校で体育祭が開催されました。私は、地元の湖北中学校の第70回目体育祭に来賓として御招きいただき、開会式から閉会式まで参列させていただきました(※昼食休憩時間は自宅までチャリで戻って中座)。

今年度から組体操(組み立て体操)が全小中学校で中止となりましたが、地元であり母校の湖北中学校では、組体操の代替種目として、日体大で有名な「集団行動」を実施。

「市内小中学校における組体操の一律中止」の件については、3月、6月と所管する我孫子市議会教育福祉常任委員会で質疑を重ねて来た所であり、大変注目していました。

平成28年3月教育福祉常任委員会での質疑

平成28年6月教育福祉常任委員会での質疑

「集団行動」は、一糸乱れぬ規律ある行動であり、そして、ユーモアあふれる演目です。


校長先生にお聴きすると、1学期から取組んで来たとのことですが、当日に至るまで、組体操中止に到る校長会、教育委員会等における様々な議論や協議、そして何より主役である生徒自身にも様々な戸惑いや葛藤が有った事と思います。

湖北中学校で行われた「集団行動」。

本家、日体大の関係者の方の指導があった?とお聴きしましたが、その出来映えを拝見し、色々なことに想いが及び、図らずもウルッと来てしまいました…。彼等の真剣なまなざし、笑顔、そして、満足した顔が、とても印象的でした。

長年来繋いできた湖北中組体操の伝統は途絶えました。
しかしながら、

新たな伝統を形作ったことを誇りに思う」

演目終了後、集団行動の全体指揮を執っていた生徒の言葉に全てが集約されているように感じた次第です。


競技の部は白組が30点差という僅差で優勝(1051点)。

装飾賞は紅組。応援賞は白組という結果でした。

結果発表を聴いた後の生徒達の涙が印象的です。

「勝って良し。負けて良し。」

一生懸命に取組んだからこそ流せる本気の涙。

青春って、本当に素晴らしく、眩しいですね

携帯を忘れてしまった為、写真記録が一切残せなかったのですが、最終種目のエールの交換まで、生徒の煌めきと輝きを心に焼き付けて、チャリンコのペダルを踏みしめて帰宅の途につきました(^-^)
posted by 久野晋作 at 17:00| 千葉 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする