2007年05月29日

着々侵攻;16号バイパス・利根川沿いルート案

3月議会にて「16号バイパス(利根川ルート案)」について、一般質問を行いましたが、【あさって(5/31;木)】、我孫子市他、ルートに関係する6市(野田・柏・白井・印西・八千代・取手の一部)の約39万世帯に、国・県・関係6市(取手除く)の行政組織のみで構成されている千葉柏道路検討会が発行する「千葉柏道路(?)バイパス新ルート案(たたき台)」のリーフレットが、主な新聞(読売・朝日・毎日・産経・東京;日経除く…。)の朝刊折込で配布されるようです。

当該計画に関しては、GW前のドサクサに紛れ込むように?、4/27(金)に具体的な計画を策定していくための【計画のたたき台】が公表(記者発表)され、翌日の新聞地域欄で報道されましたが、皆さんご覧になったでしょうか?次項有記者発表資料(pdf)

■概略計画の決定まで、急ピッチで議論は進行?
知らないうちに、着々と計画は進んで行きそうな気配が漂っており、個人的にも大変懸念しています。この事業計画が本当に着工される事になった場合、どのような影響があるのか?について、我孫子市としてシッカリと考えていく必要があります。

取り越し苦労で終われば良いのですが、市が主体的かつ戦略的な意思をもって計画策定に関わっていかない限り、我孫子区間は「単なる通過交通区間」となるような気がしてなりません。

検討会では「コミュニケーション活動」と称した(アリバイ作りに近い)【意見把握の手法(≠意見集約)】をとるようですので、「知らなかった」では済まされない問題となります。

つまり、具体的な声を上げていかない限り、我孫子市への影響(特に利根川沿いの地域への影響)などお構いなしに計画策定作業は前のめりに進んでいく事が容易に想定されますふらふら

■具体的に動くこと。
一人でも多くの市民に「我が事として」考えていただく為に、議会として、議員として出来得る限りのことをしていきたいと思っていますが、一人の活動では限界があります。

市民のみなさんの関心と具体的な行動が事業計画を変えていくキッカケになります。

明後日の朝刊折込は見逃さないで下さい眼鏡
そして、具体的な声を一人一人が上げて頂きたいと思います。

概略計画の策定は来年20年の4月にまとめ上げるスケジュールで急ピッチで動いていますので、「具体的な声」を上げるタイミングは、(反映される可能性は低くとも)概略計画策定の初期段階の「今」だと思いますパンチ
posted by 久野晋作 at 17:52| 千葉 ☁| Comment(2) | ◆国道16号バイパス◆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
以前から懸念していた通りの展開になってきたバイパス問題です。駅前演説により広告に混じって配布されたアンケート用紙、念のため近所のお宅数件に確認してみましたが、残念ながら誰一人見た方はおりませんでした。しかしこれは退職後の年配者が多い新木地区では無理が無いことかもしれません。真面目な話、未だこの流域沿い住民でこの計画の事実を認識している方は、殆ど居られないのでは無いかと思います。そこで早速自治会長さんへ宅へ直接出向き状況を説明し、至急何がしかの対策を講じて欲しい旨伝えました。事の重大さから言っても情報提供の方法さえ非常に不親切であり、何やら作為的にさえ思えます。貴殿がご指摘の通り、単なる通過点である我孫子がバイパスで経済的恩恵に預かれることは、何も有り得ません。これは全国津々浦々現存しているバイパス等を見れば誰でも分かる事です。具体的にあえて言えば土建屋さんしか儲かりません。それすら将来的環境へのダメージを考えると全くバランスしないでしょう。
いったい市長他賛成派は、具体的に何を予定しているのでしょうか?是非聞いてみてください。しっかりと話をしたら恐らく基本的にこのバイパス案に賛成する我孫子市民は、少ないのではないでしょうか。国交省もこんな時代遅れな計画を進めるぐらいなら、利根川沿いの堤防強化に更に努め、県と協力して洪水ハザーダスマップなど配布せずに済むようにすべきです。我孫子市も情報提供はありがたいのですが、住民の安全を今後どう考えるのか甚だ疑問です。これについても是非うかがってみて下さい。
いずれにせよ、真に貴兄の存在価値が試される時です。周辺住民他市民と協力し、今後共本気で当たって行くよう期待しております。
Posted by shimizu at 2007年06月03日 23:34
shimizuさん、コメントありがとうございます。

国道16号バイパスの告知チラシですが、あの広告の挟み方では、ただでさえ広報媒体を読まない・知らない市民にとっては、「知らぬ・存ぜぬ」のものとなってしまったに違いありません。
■たたき台についてhttp://www.ktr.mlit.go.jp/chiba/kashiwa/chiba_kashiwa/index.html
■記者会見資料
http://www.ktr.mlit.go.jp/chiba/pdf/07042701.pdf

複数入り込んでいる広告の「帯」もしくは、トップにすべき所を、なぜか一番後ろに回されていましたね。偶然なのでしょうか?非常に疑問です。

我孫子市のみならず、関係する地域にとって非常に重要な計画案であるにも関わらず、あのような扱いしか出来ない(しない)ということは、「知らしむべし、寄らしむべからず」を地でいくという関係機関(国土交通省を筆頭とする「千葉柏道路検討会」)の意思表示にしか思えず、正直、意図的なものすら感じました。

この問題について、引き続きアナウンス活動を徹底していく所存ですが、一人の力では、正直、限界がありますので、広く仲間や理解者を集い、「研究・行動・連帯」していきたいと考えています。その際には、ご協力いただきますよう何卒よろしくお願い致します。

6月議会では、論点整理や懸念される課題の明示・公開・告知の意味を込めて集中的に質問を行っていく所存です。

なお、「千葉柏道路検討会」では、webアンケートも受け付けていますので、皆さんからも直接ご意見をぶつけていただきたいと思います。
http://www.ktr.mlit.go.jp/chiba/kashiwa/chiba_kashiwa/index.html

以上、取り急ぎの回答とさせていただきます。
Posted by 久野晋作 at 2007年06月04日 02:35
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