2016年01月05日

保守を自任する人たちがダンマリを決め込む国家に未来は有るか?

ネジ曲げられた「史実」は断じて認めてはならない。

一ミリたりとも。

少しでも引いたり、余計な譲歩をすれば、
それらが「一里塚」となり、「更に攻め入られる口実」となってしまう。

領土や領海の話と全く同じ。

領土領海は、一ミリたりとも譲歩してはならないのと同様に、歴史認識について、史実についても一歩たりとも譲ってはならないばかりか、でっちあげられた嘘を認める(形に繋がる)安易な妥協など以ての外です。

我々は、好い加減に勉強しなければならない。
我々は、好い加減に覚醒しなければならない。
我々は、好い加減に立ち上がらねばならない。


敗戦後70年、主体的に決めて来た事がどれだけあったのか?
皆無ではないか。

米国の核の傘の下、庇護の下、得て来たことよりも、失った事の方がどれだけ多いことか。

目を覚ませ!
正気に成れ!

草葉の陰で、先人たちが啼いている。
草葉の陰で、英霊たちが叫んでいる。


私には、そう思えて仕方ありません。


▼歴史を軽んじる民族の末路
「歴史なき民族は滅びる。歴史力なき民族は誇りを失い、自己への信頼を抱けず、遂には心が萎え精神的な滅びに至る。我々は歴史を知らないが故に、相手国の言う通りに問題を突きつけられ、相手の土俵で議論してしまう。」(『日本よ、「歴史力」を磨け―「現代史」の呪縛を解く』櫻井よしこ著 )

正にそのものズバリの展開となっています。

これは、決して言葉遊びではありません。
我が国の生き死に関わる重要な問題です。

次代を担う我々の愛する子や孫の代にも禍根を残し、
無用なツケを積み重ねて行く愚行に他なりません。


戦勝国が一方的に裁きを行った「極東軍事裁判(東京裁判)」の判事を務めたパール判事の顕彰碑が靖国神社の境内にあります。

東京裁判におけるパール判事の判決文の結びの言葉が其処に刻まれています。その碑文を今こそ噛みしめたい。実現たらしめねば、義を重んじ、誠を貫いて来た大和民族の名が廃るというものです。
時が、熱狂と偏見をやわらげた暁には、また理性が虚偽からその仮面を剥ぎとったあかつきには、そのときこそ、正義の女神はその秤を平衡に保ちながら、過去の賞罰の多くにその所を変えることを要求するであろう」
参考HP : http://www.asahi-net.or.jp/~un3k-mn/0815-pal.htm


▼「保守」とは何ぞや?
保守を自任する人たちが、今回の「慰安婦問題」をはじめとして歴史認識を巡る問題でダンマリを決め込んでいる事が我が国の最大の問題です。

この問題を看過して、一体何を保守しようとしているのか?

現世利益か?
地位や名誉か?

ふざけるな!と、私は声を大にして言いたい。

今こそ、GHQにより意図的に失われされ、奪い去られた我々日本人の歴史、道徳観、神話、国家観を不退転の決意で取戻して行きましょう。怯んだり躊躇したら、我が国を貶めようと必死になっている(性根の悪い)相手方の思う壺。

長い歴史を持つ我が国を創って来て下さった先人達の名誉の為に、今を生きる我々自身の為に、そして、これから私達の国に生まれてくる子孫の為にも、【本当の意味で】戦い、踏ん張って行きましょう!

歴史認識を巡る、内外の改竄勢力との戦いは、あからさまに行われています。
黙っていると、認める事に成ります。

絶対に、このままでは行けません。

孫子の代に、不名誉な不実の歴史を背負わせてはなりません。

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Posted by 藤岡 信勝 on 2015年12月29日

posted by 久野晋作 at 23:25| 千葉 ☁| 林塾・哲学・思想・政治信条・世界観 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする