日々様々な判断を強いられ、様々な要望・陳情・無理難題を持ちかけられる日本の宰相ゆえ、それはそれで分からないまではないけれど、トップに立つものの姿勢や心持ちとして、本心からそう考えているのであれば、それは違うのではないか?と。
▼『類は友を呼ぶ』
すべてではありませんが、「利に聡く、日本人が大切にして来た価値観をかなぐり捨てる一方で、合理主義的な思考を全面に出し過ぎる方々」が、彼の元に参集されていた感は否めません。
その結果、どうなったか?
その結果、今、どうなっているか?
しかも、現在進行形で「彼等」にむしり取られ、狙われ、奪われているのが、頭の痛い所です。
ちなみに、彼の施政下に、悪しき方向で皇室典範の見直しが進められましたが、ギリギリの所で踏み止まりました。天啓でしょう。
▼利他の精神▼
そして、野村さんの仰る「謙虚さ」
日本精神からすると、こちらの心持ちの方が私にはしっくり来ます。
我々は東洋人です。
であるからして、我々の文化も精神の根源は、当然のことながら東洋思想の範疇にあります。
我々日本人は、日本精神をどこまでもどこまでも大切に護り発展させ、世界の平和と安寧に寄与するべく昇華させて行かねばなりません。
神代より 言ひ伝て来らく
そらみつ 倭の国は
皇神の 厳しき国
言霊の 幸はふ国
と語り継ぎ 言ひ継がひけり
山上憶良『万葉集』巻5−894番
以上、徒然なるままに。