2015年12月23日

我孫子市民憲章

明日、改選後初めて開催された12月議会(平成27年第四回定例会)が最終日を迎えます。

今議会の一般質問の大綱4点目で「郷土愛の醸成に対する取り組みについて」を取り上げました。
大綱4 郷土愛の醸成に対する取り組みについて
 (1)「ふるさと我孫子の先人たち」の利活用状況について
 (2)我孫子市民憲章と我孫子市民の歌の利活用について
  ア.小学校・中学校での指導および利活用状況について
  イ.市内のイベントでの利活用について
  ウ.市内各駅におけるチャイム(発車音)への導入状況について

「選ばれるまち我孫子」となる為の大前提は、今、この地で住み暮らしている我々自身が、我孫子を郷土、ふるさとと感じ、そして、我孫子の歴史・文化・伝統・風土・環境に慣れ親しみ、愛すること、誇りに思う事です。大綱4点目の質問は、その前提に立って行った質問です。
わたくしたちは、利根川と手賀沼にかこまれ自然と歴史にはぐくまれた我孫子の市民です。
わたくしたちは、田園教育文化都市をめざす市民としての誇りをもち、明日への願いをこめて、ここに市民憲章を定めます。

水と緑と土のにおいがいっぱいの 住みよいあびこにします
心と体をきたえ 生き生きと働き 伸びゆくあびこにします
老人を大切にし 子どもの夢を育て 幸せなあびこにします
ふるさとを愛し 文化を高め 豊かなあびこにします
みんなで話しあい きまりを守り 明るいあびこにします


みなさん、この文章をご存知ですか?


これは、昭和56年1月15日に制定された「我孫子市民憲章」です。

我孫子市民憲章にうたわれている内容は、「道徳的な規範また健康文化を大切にする」という強い指針が表されており、私は大いに活かすべきと感じていますが、残念ながら、現在十分に活かされていません。

人は、言葉を日々目にし、耳にすることで、自然と馴染み、行動や態度に反映していく生き物です。

郷土愛を醸成するという観点に於いては、尚の事、我孫子市民憲章および我孫子市民の歌を様々な機会を通じて、より積極的に周知・徹底・活用すべきと考え、「小学校・中学校での指導および利活用状況について」また「市内のイベントでの利活用について」今回の質問の中で取り上げました。

目前の課題と向き合いつつも、「ないものねだりをするのではなく、既にあるものを目一杯活かし、守り、育てて行くことこそが、我孫子が目指すべき道である」と、私は思います。

小学校教育の中で、一部取り扱っている学年もあるとの答弁も頂きましたが、小学生に留まらず、我孫子に住まう市民が皆、諳(そら)んじる事の出来るレベルまで達すれば本物であり、そうなって初めて劇的に変わって来ると私は考えている、いや、確信しています。
政治という仕事は、情熱と判断力の両方を使いながら、
堅い板に力をこめて、ゆっくりと穴を開けていくような仕事である

マックス・ヴェーバー

我孫子市の為に成る。我孫子市民の為にある。子供達の為にる。
そのように確信をもった政策であるならば。

出来るまで、実現するまで、何度でも、何度でも。
私はあきらめずに取組んで行く所存です。

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posted by 久野晋作 at 07:00| 千葉 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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