人は煩悩多き生き物。
生きて行く以上、本当に悩みは尽きません。
原大本徹社会に於いて、個人、社会、国家、そして世界を取り巻く課題は益々複雑多岐に渡っています。
ゆえに「迷い」は尽きることはありません。
けれども、そんな時、視座となるのが「教え」であり「師」の存在です。
師道
師を立つるに厳を以てし、師を重んじて之につかふるは、身を修むる所以なり。
師道重からざれば、即ち学ぶ所固(もと)からず。
師に軽重有り。一枝の術も亦師なり。
聖教の如きは、その深長なること君父に同じ。
古人君父を以て同じく相称す。
師は其の端ゆうを示し
朋友は其の私を輔(たす)く
師友の益なり。
(山鹿素行『聖教要録』上 師道より抜粋)
師弟の契りも交わしていないにもかかわらず、勝手に「師匠」と仰ぎ、その恩恵やご厚意を散々受けた挙句、その師に対し、事も有ろうか砂をかけるように裏切る方も中にはいらっしゃるようですが、師と弟子の関係は、そのような薄っぺらいものでは決してありません。
私の師は、時折ご紹介させていただいている林英臣政経塾の塾長である林英臣先生です。
下記は、昨日の林英臣先生のfacebookページへの投稿です。
迷ったら、こちらを選べ。
自立〜自分にしか出来ないほう。
本氣〜人生を賭けて惜しくないほう。
正義〜原点から外れていないほう。
未来〜将来世代の役に立つほう。
試練〜楽ではない困難なほう。
これぞ私の生きる道(生き筋)だと思いを新たにした所です。
勇往邁進あるのみ。だと。
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昨晩は、念願かなって文京区湯島天満宮の参集殿を会場とし開催されている「経世志塾」に参加させていただきました。テーマは「日本人力を養うための『士道と学問』講座〜吉田松陰の師、山鹿素行が教えたサムライの素養」です。
現在扱っている教材は、江戸前期の儒学者である山鹿素行の著、『聖教要録』。寛文5年(1665)成立し、朱子学を批判し、古学の要点を説いたものです。
塾長は、我が師、林英臣先生。
中小企業の経営者の方々を筆頭として、一般の参加者、学生さんまで広く門戸を広げて開催されています。
経世志塾で学ぶのは、21世紀の帝王学です。厳しい経営環境や日常の中から、指針となる理念を日々新たに創造・錬磨し、「知行合一」を旨に、実践していく根本道場です。
来年の日程のご案内がありましたので、以下に記します。
経世志塾 平成28年度日程
・第一回 2月10日(水)『聖教要録』上「立教」「読書」
・第二回 4月6日(水)『聖教要録』上「道教」「詩文」
・第三回 6月1日(水)『聖教要録』中「中」「道」「理」
・第四回 8月3日(水)『聖教要録』中「徳」「仁」「禮」「誠」
・第五回 10月5日(水)『聖教要録』中「忠恕」「敬恭」「鬼神」
・第六回 12月7日(水)『聖教要録』中「陰陽」「五行」「天地」
※講義時間は各回とも、18:00から20:15まで。
※講義内容は、都合により変更になる場合があります。
※講義終了後に、同会場に懇親会(任意参加)があります。
※参加費は、一般参加者は、都度5,000円です。
(年間を通じた会員を主として運営されていますが、都度参加も受け付けて下さっています)
首都東京で、林英臣先生の講座を年間を通じて受講できる唯一の場です。
ぜひ、共に学びましょう!
おはようございます本日は林 英臣先生の経世志塾 第6回定例勉強会の日です身が引き締まると同時にまた日本人としての大切なことを学べる嬉しさがございます。本年度の講義テーマは、吉田松陰先生の学問の師となる江戸時代の大学者で山鹿兵学の...
Posted by 小林 たけし on 2015年12月1日