2015年03月08日

たかが一票?されど一票? 新議長が一票差で決まる…。議会は、何かとドラマティック。

現在、平成27年第一回定例会(通称:3月議会)が開会されています。


一昨日、議会中継(本会議一般質問および正副議長選挙)を久しぶりにジックリと拝聴致しました。

気になる質問事項(我孫子市政の課題)については、後日改めて触れたいと思いますが、今回は正副議長選挙の結果について少し触れたいと思います。

是非はともかくとして、我孫子市議会においては正副議長選挙が一年毎に行われます。

一般論としての話と致しますが、名の通り曲がりなりにも選挙ゆえ、当然ながら、一定の打ち合わせや、根回し(事前の挨拶や切り崩し、そして駆け引き)があります。


▼たかが一票か?それとも、されどされどの一票か?
今回の議長選には佐々木豊治議員(11期)と、椎名幸雄副議長(2期)の2人が立候補され、それぞれ意見表明を行った後、投票。

佐々木議員が12票、椎名議員が11票を其々獲得。

1票差で佐々木議員(無所属/無会派)が議長に就任されました。

水面下での攻防は想像の域を出ませんが、たかが一票。されど一票です…ふらふら

少し長い映像ですが、その模様は下記の我孫子市議会インターネット録画中継にてご覧いただけます。
http://www.discussvision.net/abikosi/2_kaigi_question.asp?start_date=2015/02/25&pass_date=0&day_seq_no=1&movie_publish=-1&KaigiFlg=0


▼副議長選は…?
副議長選には日暮俊一議員(2期/会派:緑政)一名が立候補されました。

投票総数23票中、14票を獲得。

事情は良く解りませんが、9票の無効票(おそらく白票)が出ました。

誰が誰に投票したのか?していないのか?については、何となく読める部分もあるのですが、正副議長選挙は「無記名投票」ですので、厳密には判りません。


▼「誠」の市議会たらん為に。
議会人事は刷新され、昨年12月に我孫子市議会は「今後の議会のあり方を明確にし、議会機能の充実と議会の
活性化をより一層進め、市民の負託に全力で応えていくこと」を決意し、議会における規範として議会基本条例を制定しました。

自ら制定した条例に則って、確りとした議会運営をすることが求められることは言うまでも有りません。

制定過程に関わった前議員としてのみならず、一市民としても注目して行きたいと思います。

当blogをご覧いただいている方は、我孫子市内の方に限らないと思いますが、皆さんの足元の議会の動向を確りと見定める事はとても大切です。

その場で、身近な生活にまつわる様々な事が決められて行くからに他ならないからです。

≪御参考≫
posted by 久野晋作 at 18:00| 千葉 ☁| 議会報告(一般質問他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする