いよいよ今年も残り三日と成りましたね。
振り返ってみるとあっという間ながら、色々とあった平成26年でしたが、大掃除、一年間の総括・反省、仲間や家族との語らいの日々を送られている事と思います。
▼【あなたのまちは何位ですか?そして、その順位に平均年収に納得感はありますか?】
さて、昨日、東洋経済ONLINEで最新版「公務員年収ランキング」トップ500が発表されました。
我が市は18位。千葉県内では習志野市と共に、ラスパイレス指数(…国家公務員との比較で地方公務員の給与水準を表わす指数)が高いことでも有名な我が町、我孫子。
◆地方公務員の給与水準(総務省 http://www.soumu.go.jp/iken/kyuyo.html)
つい先だっての市議会(第4回定例会)で、職員給与に関する条例改正が行われた模様ですが、さて、その内実は、果たして本質に斬り込んだのか…?気になる所です。
私は、一方的な公務員叩きには載る積りは有りません。高い安いの価値判断基準は人夫々であり、要は、それに見合うだけの仕事を提供でき、納得を得られているかどうかだと思うからに他なりません。
ただし、少子高齢・人口減少・低成長(停滞する)経済「先行逃げ切り」の要素が、現在の公務員給与にも物の見事に反映されており、後進はババクジを引かされる御約束の展開になっていることは間違いありません。
「切り込むだけが能では無い」とは思えど、言葉を選ばずに言えば、先行者利得を何処まで許せる環境にあるのか?いつまで許し続けるのか?ここに切り込まないと、これからの時代を担う子供達の未来は描けないと感じます。
これは年金をはじめとして、我が国の社会保障制度全般に言える事です。
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課題山積の日本、そして、地域。
しかし、全ての課題をいっぺんに雲散霧消する魔法の杖のような政策(課題解決策)はありません。
皆で負担を分かち合い、必死に知恵を絞り、必死に汗を掻き、何度も何度も試行錯誤を繰り返し、諦めずに取組み続けて行く中で、初めて「一縷の望み」や「光明」が見出して行けるのだと思います。
地域ぐるみ・まちぐるみで、そうした取組みを行っているかどうか?
ここが勝負の分かれ目であり、相応の結果を生み出している地域は少なくありません。
初めの一歩を踏み出すのは早ければ早いほど良い。
私自身、スクラップ&ビルド、トライ&エラーを繰り返し、必ず見つけ出して行きたいと思います。