本年一月に高濃度放射性物質を含む焼却灰の撤去を求め、千葉県を相手取り提訴しましたが、明日10時より、千葉地裁松戸支部 101号法廷にて第五回口頭弁論が行われます。
一昨年の公害等調整委員会(総務省)での調停より、我々原告達の切なる訴えや改善要望に対して、千葉県および搬入三市は暖簾に腕押し、ぬかに釘状態の対応でしたが、12月10日の松戸市の搬出に続き、流山市もクリスマスの日に第一回目の搬出を開始するようです。
未だ最大の搬入市である柏市の搬出開始には至っておりませんので、予断を許す状況にはないと考えています。
不遜な対応を取り続けて来た彼等に対して、残念ながら信頼が置けないからに他なりません。
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今回の口頭弁論では、原告側から実証実験のデータ(映像)を提出し、被告・千葉県の主張が誤っていることを立証する運びとなっています。
私は千葉県および近隣三市の住民無視のプロセスと無反省非改善の対応が許せません。
このような対応を許せば、いつか第二第三の同種同様の現場が必ず生まれる事でしょう。
だからこそ、私は絶対に看過することが出来ないのです。
義がどちらにあるのか?
私は、ハッキリさせたいと思っています。
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このBlogをメルマガとしてお読みいただいている方には、口頭弁論終了後に届いてしまう形になり恐縮ですが、一人でも多くの方に傍聴にお越しいただきたく存じます。
是非、裁判の傍聴にお越し下さい︎
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寒風により一段と冷え込んだ1日でしたが、今日の夕方は各地で富士山がくっきりと見えた事と思います。
iPhone5Sではこれが限界ですが、夕陽の右手にかすかに捉える事が出来ました。
ちなみに、焼却灰が強行搬入された手賀沼終末処理場はこの左手3キロ程の所にあるのです。
勝手に、一方的に保管場にした手賀沼終末処理場が、実際にどのような場所にあるのか?
千葉県および搬入三市には、突風や竜巻などがあると、気が気でなくなる近隣住民のことを考えたことは、おそらく瞬間的にも無いでしょう。
近隣住民は、その苦痛を丸2年味わって来ました。
一方的に保管先に決定し、2年以上に渡り、不適格地および不十分な状態で保管され続けた事による不安、苦しみ、悔しさ、そして遣る瀬無さは彼等には到底分から無いでしょう。
知事や各市長は、現地すら確認して居ないのですから。
持ち帰る自身の地域での保管方法を聞くと、本当に呆れます。
各地の保管場の、物凄く堅牢なつくりに。
自分達の所さえ良ければ、それで良いのですか?
私は、近隣三市の所業と、見て見ぬ振りを決め込んだ当事者達を生涯忘れません。
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まだ問題は終わっていません。
明日の口頭弁論は、重要な位置づけになると思いますし、我々原告団はその構えで臨みます。
法廷にお越しいただければ、住民無視の上から目線を貫く千葉県の姿勢を理解していただけると思います。
一人でも多くの方が傍聴にお越しになることを強く願っています。
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