2014年10月18日

大局大器の事…安岡正篤刮學一日一言から

【大局大器の事】
こせこせ小さくまとまるな大宇宙を呼吸し、もっともっと大きく生きよ世界を、日本を、我が事と思って心配しよう。歴史を学び先人の無念を受け継ぎ、子孫には勇気と誇りを与える生き様を残そうではないか
(林英臣政経塾 五誓の一節より)

些事にかまけ本質や使命を見失わぬよう気をつけねばなりませんね。
安岡先生の『君子は豪傑たれ!』を拝見して、改めてそう感じました。

「あれは俺が、これは私がやったんだ」と、矢鱈滅多(やたらめった)ら吹聴し、鼻にかけ、自慢する方々がいる一方で、己に課せられた使命を只管(ひたすら)全うする方がいらっしゃいます。

後者の背中・姿勢・生き様は本当に美しく、凛としていますね。

かくありたい。

皆がかくあれば、日本はもっともっと素晴らしい国になる。

その道のりは険しく厳しいものではあるとは思えども、そう確信する今日この頃です。




君子は豪傑たれ/安岡正篤活学一日一言
総じて善人とか君子とかいわれる者に志気が無い。彼等は沈香も焚かず屈も放らざることを以て至善と考えたり、道傍の小石を除いたり、坂の車の後押しをしたことを、一大善事を為したかの如く昂奮する。遺憾ながら是の如き善人君子は世に横行する悪人大俗の輩から軽侮されても致方が無い。
まことは君子が豪傑でなければならぬ。聖人が英雄でなければならぬ。
posted by 久野晋作 at 23:59| 千葉 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする