2014年09月02日

インドのモディ首相の並々ならぬ決意に日本はどう応えるべきか?

日本を訪問中のモディ首相。
昨日、安倍首相との首脳会談後に共同記者会見を行いました。

不思議なことに、我が国のメディアは取り上げませんが、どこかの国の期待を大きく裏切っている見せ掛け倒れのスピーチとは全く異なる「信念をもった政治家のスピーチ」を聞き感動しています。

▼言語(言葉)・歴史・神話を大切にする。
モディ首相は英語ではなく、母国語であるヒンズー語でスピーチしています。

内容は理解できないものの、身振り手振り、そして、目つきで彼の気持ちの一端は判ります。

インドは長らくイギリスの植民地にされていた訳ですが、「言葉を消し、歴史を塗り替え、神話を消し去る」のは「侵略国の常套手段」です。きっと、その事が如何に重大な問題であるのかをよくお分かりなのだと思います。言葉はその国(地域)の文化と歴史であり、国家の存立基盤そのものです。

本当に示唆に富む行動です。

▼さて、我が国はどうでしょう?

言葉は乱れに乱れ、
歴史も歪められ(他国の干渉すら許し)、
神話は「作り話だ」などと軽んじては居ないでしょうか?

そうです。見事なまでに「全てないがしろ」にしています。

さぞや、仕掛けた者たちは溜飲を下げていることでしょう。。。


我が国は、彼の問い(行動)に対して、確りと応えて行くべきと思います。
その為には、国民の理解と下支えが不可欠です。

この動きはこれからの世界にとって、非常に有益な動きだと私は感じています。

▼言葉は力なり。
訪日されているモディ首相の共同首脳記者会見時のメッセージはとても力が籠った内容で感服すると共に、言葉のもつ力を改めて強く認識しました。

会見の内容を確認すると、モディ首相は、並々ならぬ決意をもって訪日されたことが本当に良く伝わって来ます。モディ首相のホームページのリンクを辿り、是非、会見の模様やスピーチ内容をご確認下さい。力強いメッセージをお感じ頂けると思います。



posted by 久野晋作 at 19:00| 千葉 🌁| 林塾・哲学・思想・政治信条・世界観 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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