その時の内容等につきましては、ツイッターで下記の通り呟いた通り、公害等調整委員会委員長より『調停の性格から「かん口令」が敷かれた』関係で詳しく報告することが出来ません。委員長の仰る意味合いも判らなくはありませんが、公害等調整委員会のそもそもの設置理由や今回の問題の性質や危険性からして、調停に関する内容については正に「公にしていくべき事柄」であり、関係する住民が須らく共有すべき事項だと私達は考えています。その意味でも、何とも言えない想いを抱きながら熱い日差しが照りつける霞が関を後にしました。
公害紛争処理制度の特長
公害紛争処理制度は、公害紛争を民事訴訟で争った場合、その解決までに多くの時間と費用がかかるなど、被害者の救済の面では必ずしも十分でなかったことから生まれた制度です。このため、この制度には民事訴訟に比べ、(1)専門的知見を活用できる、(2)機動的な資料収集・調査を行うことができる、(3)迅速な解決が図られる、(4)低廉な費用ですむ、など様々な特長があります。
福島第一原子力発電所の事故に起因する高濃度の放射性物質を含む焼却灰の保管に関する問題は、誰にとっても望ましくない事柄ですが、だからと言って、一方的にどこかに押し付ける類の問題では決して無い筈です。現地への説明も不十分な状況下で、千葉県が一方的に保管期限と決めた平成27年3月末まで一年半を切ろうかという段階に入りました。保管に関する安全性は未だに担保されていません。また、千葉県および関係三市のこの間の対応状況を鑑みるに保管期限を本当に守る気があるのか甚だ疑問に感ずる所です。
この間も、松戸市が急きょ再開した焼却灰の搬入を阻止すべく、有志の市民の皆さんが猛暑の中で監視活動を続けています。我孫子市民の戦いは今尚続いています。
kunoshin / 久野晋作
本日は10時から開会された「手賀沼終末処理場への放射性物質を含む焼却灰一時保管問題」に関する【公害等調整委員会 http://t.co/glCGGuwgFz 】の第四回調停に申請人の一員として参加しました。 http://t.co/08ZBXm8hgv at 08/07 18:28
kunoshin / 久野晋作
調停申請側(私達)は、申請人の14名〈うち我孫子市議(敬称略):印南、坂巻、早川、飯塚、内田、岩井、芹沢と柏の渡部市議の計8名〉と、今回の調停の弁護を手弁当で引き受けて下さった及川弁護士他7名の計21名で調停に臨みました。 http://t.co/54JAr9oH4R at 08/07 18:39
kunoshin / 久野晋作
この調停は、千葉県が設置した福島第一原発事故に伴う放射性物質を含む焼却灰の一時保管施設が、浸水や強風で破損した場合、広範囲の地域が汚染される恐れがあることから、@一時保管施設の安全性の確保、A最終処分場建設までの焼却灰搬入の中止、B撤去時期(H27年3月末)の確約を求めるものです at 08/07 18:43
kunoshin / 久野晋作
ちなみに、私は市議時代に調停申請人の一員となりましたが、24名のうち我孫子市議会議員の調整参加者は私を含めて8名で、先週8月1日(木)に松戸市が唐突に搬入をしようとしていた現場に身を置いたメンバーとほぼ重なっています。 http://t.co/EI61ZnsxCX at 08/07 18:48
kunoshin / 久野晋作
本日の調停の主題は、〜「調停委員会(3名)」が申請人の求めた現地調査に対し、どのような判断を下すのか?〜でした。しかし、調停の冒頭から雲行きが怪しい展開となり、調停内容についての我々の情報発信について釘を刺される形となりました。こうした発信内容についても、自制を求められた訳です。 at 08/07 18:55
kunoshin / 久野晋作
こうした調停委員会の姿勢については、今回の問題の性質上から、また公害等調整委員会制度の存立理由からしても心外であり、納得できるものではありませんが、我々申請人側の情報発信を理由として「調停不調」とされる恐れがある為、調停内容詳細についての発信は今後差し控えることに相成りました。 at 08/07 19:15
kunoshin / 久野晋作
とはいえ、高濃度の放射性物質を含む近隣3市からの焼却灰一時保管問題(保管状況と保管期限に関する約定の不履行)は「今、我孫子にある危機(リスク)」です。
憤りを禁じ得ない不条理極まりない問題ですが、「どのような立場にあろうとも最後まで諦めずに戦わねばならぬ」と決意を新たに致しました at 08/07 19:25
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