kunoshin / 我孫子市議会議員 久野晋作
【ご報告】皆さん、こんばんは。久野晋作です。突然のご報告となり誠に恐縮ですが、今夏に行われる【参議院議員選挙・千葉選挙区】に【日本維新の会の公認候補予定者】として挑戦することに成りました。http://t.co/kc8Q5ZTbUi http://t.co/i2RbaitWsK at 03/30 19:40
●はじめに
私は、国や地方を覆い続ける閉塞感を何としてでも打破したい!と、居ても立っても居られず、急遽、二月末に行われた日本維新の会の参院選の公募に手を挙げ、昨日30日(土)大阪の地で行われた結党大会にて正式に公認候補者予定者として発表していただくに至りました。
我孫子市は、先の東日本大震災により死傷者は出なかったものの、液状化を伴う甚大な被害、そして、福島第一原子力発電所の事故による放射性物質の除去と、それらを含む焼却灰の後始末問題(一時保管問題)、それらにも一部起因する止まらぬ人口減少と税収、右肩上がりに増え続ける社会保障費(医療費・生活保護費等)、自転車操業的な財政状況、更に年度末になり明るみに出た教育委員会の様々な問題(職員・教員の不祥事、内申書の記載ミス)と、様々な課題を抱えています。
市の置かれているこうした厳しい状況下において、地元の支援者の方をはじめとして、相談出来る状況には無かったというのが正直な所とは申せ、関係者の皆様に対して一言も相談もしませんでした。
「義」と「至誠」をモットーとして活動して来たにも関わらず、不義理を働いてしまいました。
結果的に事後報告のような形となり、誠に心苦しく思っています。
今までご支援下さった皆様に、そして、市議会議員としての私の活動にご期待を寄せて下さった全ての皆様に、先ずもってこのことに対してお詫びしたく存じます。
本当に申し訳ありません。
●国政への挑戦の動機と私の問題意識(課題認識)
次代を担う若者たちの遣る瀬無い想い。
これから産まれてくる子供達の未来。
国や地域の未来を憂い、私利私欲抜きで、「何とかしたい!」と、必死の思いで活動している全ての人達の真剣な想い。
10年間市議会議員として活動し、皆さんの切なる願いや想い、そして怒りと諦めにも似た感情を痛感して来ました。
政局や党利党略に明け暮れ、我が国が抱えている様々な問題を先送りし続け、複雑かつ大きく膨らませ続けて来た永田町の住人達。至近のニュースを例に引けば、「懈怠し続けて来た選挙区制度の改正」などは、先送りの弊害の典型的な例と言えましょう。
・借金で借金を返すという笑うに笑えぬ自転車操業的な国・地方の財政運営状況と、その結果として1000兆円を突破しようかという膨大な借金の山
・若年世代には明らかに支給される当て所のない年金、膨らみ続ける一方の社会保障、誰も責任を取ることがない教育委員会制度
・自国の歴史を歪め続ける教科書を許し続けて来た不可解な教科書検定制度
・北方領土をはじめ一向に解決の目処が立たぬ領土領海問題
・大東亜戦争の敗戦後67年経てども敵国条項を外せず、いつまで経っても真に名誉ある地位を占めることができないでいる国連加盟状況
・一向に進まない東北の震災からの復興、そして、高濃度の放射性物質を含む土壌や焼却灰等の最終処分場が未だに決められない現状(選挙対策の一環で、処分場の決定は参議院議員選挙後に確実に先送りされることでしょう)
等々…数え上げたらキリがありません。
私は、このような決められない政治(決断出来ない政治)、先送りし続ける政治(不作為を続け、しかも責任を取らぬ政治)、そして、次世代(孫子の世代)に確実にツケ回し続けて行く非常に無責任な政治状況を、ホゾを噛み噛み、指を加え、市議会議員の立場で「国の決めていることだから仕方ない…」と、甘受し、諦める訳にはもう行きません。
★これらのツケを、一体誰が払うことになるのか?(払わされることになるのか?)
皆、既に気づいている筈です。
皆、既に分かっている筈です。
このツケを誰が必要以上に、かつ理由もなく払わされることになるのかを。
言うまでもなく、私たちの孫子にツケを先送りし続ける極めて無責任な状況となっています。
今の政治状況や投票率に顕著に現れている国民意識を看過して行けば、
ことは、我々現役世代だけの問題では済まないのです。
もう、我慢にも限界があります。
私は、これらのことを、私達の世代が責任を持って何としてでも正して行きたい。正していかねばならないと強く思っています。
そして、もう一つ大切な視点(動機)があります。
私は、私達の先人達が時に命を懸け、後世の我々の奮起を信じ、必死の思いで守り繋いで下さった掛け替えのない日本が、正に溶解して行こうとする現状を、何としてでも打開したいのです。
我が国が【真に自立した国家】になる為に、残された時間は余りありません。
そうした危機意識と課題認識、そして、日本に生を受け、今を生きる(≒生かされている)世代としての責任意識から、今回の決断をするに至りました。
●日本維新の会からの公認決定に当たっての決意と抱負
本来の日本が持つ底力、そして潜在力は捨てたもんじゃないし、こんなもんじゃない。
私はそう思います。そして、混迷を極め始めた世界からの期待に応えられる唯一無二の国家こそが日本だと私は信じています。
石原慎太郎代表と橋下徹代表の一挙手一投足が注目され、そして、何かと話題提供に事欠かない日本維新の会。
全てとは申しませんが、その多くは、「変わること・変えられることを極度に嫌う、既得権益に必死にしがみ付いて居る全ての勢力や、それを素材として扱うことで衆目を集め食んでいる(本来あるべき職業倫理観の欠落した)メディアによって、意図的に歪められている情報が多い」と感じています。
捻じ曲げられ、歪められて報じられていることが多いのではないか?と。
それは何故か?
本来、報道すべき事柄(我が国の抱えている根源的な課題)は、他にも山ほどあるからです。大切な事象が世界各国で起きているにもかかわらず、下世話なニュースや娯楽番組をゴールデンタイムに垂れ流しているほど、我が国は安泰ではないからです。
【日本維新の会】は、既存政党が敗戦後手をつけず、先送りし続けて来た我が国が抱える根源的な課題、いわば【タブー視されてきた諸課題に挑戦できる唯一無二の政党】だと確信しています。
私は地方議員として、「是々非々、そして、曲がったことや筋の通らないことは絶対に許さない」という「義」の姿勢を貫き10年間活動して来ました。我が国においては尚更のこと、内外問わず、「ならぬものはならぬ」という毅然とした姿勢と発信力・交渉力が絶対に必要です。
しかし、既に残余の財産も使い果たしつつあり、日本再生への残された時間は限りなく少なくなっていることを痛感しない日はありません。
我々の先人達が時に命を懸け、必死の想いで守り、繋いで下さった日本の本来あるべき姿・カタチを取り戻し、真に自立した誇れる国家として子孫に繋いで行く為に、この身を捨てる覚悟を持って今夏の参議院議員選挙に挑戦させていただきます。
言うまでもなく、600万県民を抱える千葉県という大きなステージに於いては、気合いや志、そして、公憤や義憤だけでは、どうにも相成らぬ規模の選挙となります。
しかし、私は、己の人生を賭け、問題意識や志を同じくする仲間達と、草の根のネットワークを広げ、「明るく豊かで、かつ、真に誇りの持てる自立した国家」を、何としてでも実現したい。
私たちの世代が、責任をもち、期限を決め、何としてでも必ずやり切るのです。
お願いばかり、更に、名前の連呼ばかりをするのが本来の選挙の形では有りません。
我が国が抱えている根源的な問題は一体何であり、このまま何もしないでいると、一体どうなってしまうのか?成りうるのか?
では、そうならないために、日本はどうすべきか?地方はどうすべきか?
そして何より、国民はどう構え、そして、どう振る舞うべきか?
そうした時に、国民の負担はどうなるのか?
一体、何を我慢しなければならないのか?
それらのこと(所信)を正々堂々と問う場、そして、それを広げて行く場こそが選挙であるべき。
文字にすれば極々当たり前のことですが、私はその当たり前を実践したいと思っています。
維新への追い風などないことは百も承知です。
日本を再生(改新)する為の「決断と実行」を渇望する国民の声なき声に、誰かが応えていかねばなりません。
私は、どんなに厳しく苦しい戦いになろうとも、真に日本を自立した誇れる国家とする為に、最後の最後まで戦い抜きます。今日から、再び【挑戦者】としての新たな第一歩を踏み出します。
日本を再生する為、たとえ小さくとも大きな意味を持つ第一歩を、勇気を持って共に踏み出して行きましょう!
以上が、私の今夏の参議院選挙挑戦に至る理由、経緯、そして、決意と覚悟です。
大変長文となってしまいましたが、最後までお読み下さった全ての皆様に感謝申し上げます。
平成25年3月31日
久野晋作 拝
久野晋作 拝