その4面に平成18年第4回採決結果が記載されています。
もう、ご覧いただいたでしょうか?(参照;12/26「採決結果の詳細」)
この一覧を凝視していただくと、様々なことが見えてきます。
⇒各議員の基本的なスタンスから、【会派】の動向から…etc
■システム導入により、期待される(実現されるべき)こと。
採決表示システムの導入の真の意義は、私たち議会議員(バッジをつけた主権者)が説明責任を果たすということです。これらの意思表示に基づき、【各議員が何等かの形で説明責任を履行し、そして、主権者たる有権者の皆さんが、それらをもって投票行動を始めとする責任ある行動を取る】という「あるべき循環」に入ることが期待されます(参照;12/26「主要三議案の否決」)。
■でも、○×だけじゃ判らない。
○×を明確にして終わりということではありません。○×(意思表示)について、有権者に対して公表する事で、「民意とのズレ」を確認する一つのツールとすることが出来ますし、自分が投票・支持した議員の行動を確認することも出来ます。
○の理由は何か?
×の理由は何か?
どちらにも同様に、その結論に至った理由(≒説明責任)が生じます。
ただし、以前の日記で述べましたように、○×だけでは判らない部分や、それだけで判断されると厳しい点もあります(ご参照;12/26「○か×か」)。
■市政を真に市民のものにするためには?
ここからが、私たち(バッジの有無に関わらず、全ての主権者)に問われる部分です。
「なぜ?」を感じたら、当該議員に尋ねていただくもよし、議会に足を運んでいただき、生の審議をご確認いただくもよし、インターネット議会中継(録画中継)をご自宅でご確認いただくもよし、議事録をインターネット・図書館・近隣センター等でご確認いただくこともよし…。と、さまざまな手法・手段が既にありますので、これを活用しない手はありません。
もちろん、日頃、各議員がどのような行動・活動をしているか?に目を向けていただく事も一つの手法(判断材料)になると思います。
このような能動的な活動が一般化されていくと、市政はより身近なものになりますし、市政が市民起点のものとなり、そうでなければ…。と私は考えます。