壕の中は、米軍の火炎放射攻撃の焼け跡が生々しく残っていましたが、数多くの壕の中で未だに沢山の英霊が眠っておられることを思うと、本当に申し訳なく思うと共に、たとえ戦時下とはいえ、「鬼畜」と呼ばれるに相応しい米軍の卑劣な行為に憤りを禁じ得ず、先人の無念を受け継ぎ、報いねばならぬと気持ちを新たにしました。
ちなみに、我々が入った壕は司令壕とのことで奥行きもあり2層構造となっていましたが、それでも長く活動していると息苦しくなる場所でした。この場所で約70年前に必死の思いで戦われていたこと、そして、戦後54年の長きに渡り、たった一人で黙々と作業を続けてこられた国吉さんの精神力の凄さに圧倒された次第です。
「沖縄での英霊のご遺体をお迎えする活動」の模様を、30daysAlbumで作成致しました(公開終了日は3月2日となります。ご容赦ください)。現状、コメントは付けておりませんので少し解りにくいかも知れませんが、ご覧いただければ幸いです。こちら 「沖縄での英霊のご遺体をお迎えする活動」
先人達の無念と高く清らかな志を、我が国に生きる機会(奇跡)をいただいた私達現代人が確りと受け継ぎ、報いて行かねば、先人達の無念も願いも晴れません。昔の方々を写真で拝見しますと、本当に清らかな顔をされていることが分かります。様々な意味において、戦後教育をゼロから見直す必要性を痛切に感じます。
お恥ずかしいながら、私も歴史を一から学び直しています。槍玉に上げられる事の多い教育勅語を日本人として素直な気持ちで読めば、戦前の教育が如何に素晴らしいものであったかが分かります。
唐突な物言いになりますが、「心ある団塊の世代(戦後生まれ)の方々」と「残念ながら、そうではない方々」との「向き合い」は非常に大きなポイントであると感じています。また、我々の団塊ジュニアと呼ばれる世代(以降)は、誰に言われるでもなく、戦後教育の不自然さやおかしさに「気付き」始め、「覚醒」し始めていると感じています。ここに、現代日本の精神的な退廃の理由があるからに他なりません。占領政策とそれに乗じる勢力に骨抜きにされてしまったとしても、日本精神は抜かれるわけには行きません。
これからが本当の勝負だと思っています。
心ある仲間と共に、先人達が必死の思いで守り、繋げて下さった、我が祖国・日本を本氣で取り戻す活動に注力して参りたいと思います。
◆以下、林塾の仲間の活動ブログです◆
【林英臣政経塾・第4期生:荒川区議会議員の小坂英二氏のブログ】
【林英臣政経塾・第6期生:行田市議会議員の柿沼貴志氏のブログ】
【林英臣政経塾・第5期生:小野公久氏のブログ】
ご参照【野口健の御遺骨収集活動 沖縄篇2012】