2005年03月18日

仏の顔も3度まで

日程上、今日で終わるはずの予算審査特別委員会は、「案の定」とでも言うべきなのか、そうではないのか…。連休明けに持ち越される形になりました。

問題と思われる事業について、総括審議の中で再度質疑が交わされた後、予算審査特別委員が別室にこもり長時間に渡り打ち合わせを行い、「3日間の審議を踏まえた上で、当局が予算案を再度検討したもの」を、改めて審議することになりました。

●民意はどこに?

残念ながら、昨年に引き続き、議会として予算の修正を求める形になりましたが、ここ数年、当初予算案がすんなりと採択されたケースはないとのこと。

代議制」を採っている以上、議員から再三にわたって修正を要求されていることは、民意を反映していないと言えるのではないかと思います。敢えてシニカルな表現をすれば、議会から修正案の要求は「民意が積極的に反映されていることの証明」と言えるかもしれません…。


●本来、行政がなすべきことは何だろう?

昨年一年掛けて、ずっと議論してきた事業が、ほとんど変わり映えのない形で再度上程されてきたり、「行革だ!民営化だ!(民で出来るものは民へ!)」と、声高に叫ばれている中で、明らかに行政がなすべきではない事業案が提案されたり…。

●Where is “打ち出の小槌”?

企業が必死にリストラ(再構築)を行っている中で、何故か時代に逆行し、拡大路線を突き進んできた行政運営。雪ダルマ式に膨れ上がってしまったツケは、「我」のみならず、それこそ「孫子」にまで回されつつあります。

まさか、我孫子で…。と思っていましたが、そうではない現実を目の当たりにし、それ相応の態度で挑まなければならないと感じています。

平成17年度予算案に対する「議会意思」は、連休明けの22日(火)に出ます。
posted by 久野晋作 at 22:59| 千葉 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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