私は当日7時過ぎに会場に入り、例によって、会場の前列2列目の特等席(「ポール・ポジション」とも言う。プレス席の直ぐ後ろの席)に陣取りました。最初は大きな体育館も閑散としていて、あれ?と思いましたが、唯一、3人の候補が一堂に会す場であった事もあってか、参加者も徐々に増え、主催者発表では約800人の参加者があったとのこと。会場の入り的には、6〜7割位の入りだったように感じます。


写真撮影は、一般に対しては禁止とされていたので、折角前列で身構えていたのですが、それはプレスに任せることとして、候補者の一挙手一投足一発言に意識を集中させる事としました。
途中、残念ながら、ある候補者が退席したことで、一気に場の緊張感が解けてしまい、ドッチラケ的な雰囲気に包まれてしまったのがとても残念でした。
以後同様に、下記の通り、4会場で「千葉県知事選合同・個人演説会」が予定されていますが、本日付の報道(千葉日報1面)では、スケジュールの関係で出席を予定していない森田候補が欠席するのであれば、すべての会に出席を予定していた、現職の堂本候補も出席を再検討するとのこと。もうひとりの候補である山田候補も、すべての会に出席を予定しているとのことであり、再検討をするとの記述はありませんでしたが、状況によっては同様の判断を下されるかもしれません。
3月 3日(木)19:00〜21:00 東金市文化会館大ホール
3月 7日(月)19:00〜21:00 成田市立西中学校体育館
3月 8日(火)19:30〜21:20 千葉市文化センター大ホール
3月10日(木)18:45〜20:30 松戸市民会館大ホール
主催者HPはこちら
それぞれの思惑も判らないでもないのですが、開催地においては、一回限りの貴重な場である事には違いがありません。それぞれの政策を、生の声で聞いてみたい…。意識のある有権者の当たり前の思いです。
正直なところ、告示後の開催ではなく、「告示前に、さまざまな制約を受けない状況下で、候補予定者間での、時間無制限一本勝負的な丁々発止の議論」を聞きたかった…。というのが本音です。
時間という制約の中でやらざるを得ないのは理解できますが、ひとり当たりの時間が余りにも短い為に、言葉足らずで発言が打ち切られてしまうのが、この形式(リンカーン・フォーラム形式)の難点です。肝心なところに入ると…「残り30秒」の合図…(^^ゞ
口は災いの元?でありますが、この世界に身置くものにとっては、命であり基本です。
目も口ほどにモノをいい、それだけに「真実、本気、嘘、不足…etc」が見えてくるのが、公開討論会のいい所です。本当に残念!
