恵庭市の中島興世市長は、昨年11月に行われた恵庭市長選で3選を目指した現職市長(強力な「地盤・看板・カバン」を持ち組織戦を展開。)を相手に、従来選挙の常識を覆す「絵本式マニフェスト」で戦い抜き、勝利をもぎ取ったことで、(地方自治界において)その名を全国にとどろかせている方です。
今回、お忙しいところに時間を作ってくださり、当初予定していた時間を大幅に超えて、自身の経歴から、選挙のこと、政策に関することなど様々なお話をして下さいました。この場をお借りして改めて厚く御礼申し上げます。
中島市長のお話は、今までに3回お聞きする機会があり、とても印象に残る方だと感じていましたが、今回、改めて中島市長のお話を直接聞けた事は本当に意義深く、私自身の活動にとって非常に有益なものになりました。
▼市長になられる前
@第10回『都市問題』公開講座 「これでよいのか! 地方議会」(東京市政調査会)でのパネルディスカッション「これで良いのか!地方議会(2005/6/18)」
▼市長になられた後
ALM推進地方議員連盟での講演(2006/4/22)
B第13回『都市問題』公開講座(2006/6/3)「ローカル・マニフェストで自治体政治を変える」(東京市政調査会)でのゲストスピーカーとしてのご報告。
●コトバはチカラ。コトバに魂を。そして、具体的な行動を。
今回お話していただいた中で印象に残っている言葉を一部紹介します。
・共感を覚える提案・提言を。
⇒否定からは何も生まれない。
・議員は、政策提言型であること。
・ひたむきに、ひたすらに、政策を訴え続けること
・自治体(政治)の仕事とは、地域の課題の解決にある。
・映画「スミス都へ行く」は必見!
・議会の追及は厳しい。でも、政策&自身の鍛錬の場になり、より高みへ向かう引き金となることは望ましい事でもある。
・【政策】によって「まちが良くなるかどうか」が最大のポイント。
・今、「人間の誠実性への回帰」が始まっていると感じている。
⇒良識ある人間の気付き&具体的な行動・選択が起こりつつある。
現場は違えど、以前同じ立場に居た私たちへの力強いエール。
それぞれの現場で、しっかりと活かして行きます