講師は『老いじたくは「財産管理」から(文春文庫)』の著者である、中山二基子弁護士が務められました。講師が当業界では著名な方であること。また、それだけ関心の高い問題である事も手伝ってか、会場は久しぶりに見る満員御礼状態で、定員の150名を超える盛況ぶりでした。

『認知症、知的障害、精神障害などの理由で判断能力の不十分な方々は、不動産や預貯金などの財産を管理したり、身のまわりの世話のために介護などのサービスや施設への入所に関する契約を結んだり、遺産分割の協議をしたりする必要があっても、自分でこれらのことをするのが難しい場合があります。また、自分に不利益な契約であってもよく判断ができずに契約を結んでしまい、悪徳商法の被害にあうおそれもあります。このような判断能力の不十分な方々を保護し、支援するのが成年後見制度です。』
(詳しくは法務省民事局HPへ)
この制度は、2000年4月に施行され、今年で満5年目を迎えます。2000年といえば、介護保険制度の導入も同時期ですが、それに比べて、まだ馴染みの低い制度であることは否めません。
私は、行政書士ということもあり、知らないわけには行かない制度ですが、改めて講演を聞くにつけ、ここでも、キーワードは「自立」である。と感じました。
ご参考までに…。
こちら⇒(成年後見制度って何?.pdf)
は以前、仕事(本当は本業…)を立ち上げる時に作成したリーフレットの一部です。
尚、我孫子市の相談窓口は下記になります。
福祉総合相談室 総合相談担当
電話(直通) 04−7186−1122
ファクス 04−7185−1652
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