東北地方災害ボランティア活動報告(5/14-5/18)
〜「がんばろう、日本!」 日本と日本人の再生を懸けて〜
〜「がんばろう、日本!」 日本と日本人の再生を懸けて〜
1:はじめに
3月11日に発災した東日本大震災により、お亡くなりになられた方々の御冥福と、未だに行方不明になられている多数の方々の発見を心からお祈り致しますとともに、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
福島原発の動向は未だに予断を許さない状況にあり、心配の種は消えることはありません。現在、被災地に赴き、身の危険も省みず、復興・復旧作業に当たり、昼夜ご尽力されている「全ての皆様」に心からの感謝と敬意を表すと共に、「私たちに出来ることは何か?」を一人ひとりが考え、行動に移していくことが何より肝要だと思う次第です。
なお、「我孫子市では午後2時48分に震度5弱を記録し。その後、午後3時15分に震度4の余震があり、これらの地震により市内各地で液状化現象による被害が発生致しました。幸いなことに人的被害は報告されませんでしたが、布佐の都地区で全壊、半壊及び一部損壊で238件の家屋に被害がありました(5/13時点)。これらは、ほとんどが液状化による家屋や塀の沈下、敷地内での土砂流出や噴出によるものでした(我孫子市の報告による)。」
発災後、報道が落ち着き始めてから都市型(内陸部)の災害として一時注目を集めましたが、現時点で市が推計した公共部門における被害総額は約25億円となっており、財政事情の厳しい折、更に厳しい運営を迫られる状況になっています。
今回の震災により地元の我孫子市において液状化による甚大な被害が出ていたこともあり、私はまずは地元での災害ボランティア活動に従事しました。具体的には地元の我孫子市社会福祉協議会の呼び掛けに応じ、(社)我孫子青年会議所の有志のメンバーと共に、液状化により沈下・傾斜した布佐地区の家屋からの家財の運び出しと引越しのお手伝いを実施。そして、市内主要駅での募金活動、そして、東北地方で被災された方の受入れのため、受け入れ先(一時避難所)となった施設への荷物の運びいれなどを行いました。
市内の被災地区では引き続き復旧活動が行われていますが、個人のボランティアが入るニーズが減り、社会福祉協議会による災害ボランティアの募集が終了となったこともあり、ゴールデンウィーク明け東北地方の災害ボランティア活動に向かうことを決め、個人のネットワーク、報道、インターネット等での情報を収集した上で現地入りしました。
今回の活動では、林英臣政経塾内での私からの(やや?無茶な)呼び掛けに応じてくれた兵庫県南あわじ市の出田裕重議員(35歳・2期)と共に、5/14-18までの5日間、岩手、宮城、福島の三県(8つの災害ボランティアセンター)を回り、5つの被災地で災害ボランティア活動を行わせていただきました。活動終了後間もない報告のため、過不足等あろうかと思いますが、見たまま、感じたまま、そして、私なりの意見を(数回に分けて)ご報告させていただきます。
(続く)
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