市民の方(3名)をお招きしての談談21。
講師としてお話して下さったのは元最高裁長官で市内在住のAさんでした。
元司法の番人としての視点から、そして、市井の一人としての視点から、我孫子市自治基本条例案や策定過程」の核心部分に、ズバッと切り込むAさん。
詳細については、掲載を控えさせていただきますが、「ならではの視点」がストンと心に入ってきました。ありがとうございました!
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■「巻き込む」気概が本当にあるのか?
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今週末に市内2会場でタウンミーティングが予定されています。
しかしながら。開催時間の問題(朝一でどれだけの人が来るのか?参加する側のことを考えているのか?)や、開催場所が地域的に偏在している(布佐地区では未開催…)点等からして、市民全体の関心を呼び起こそうという姿勢が全く伝わってきません。
私たちの会派(あびこ21)では、今回の条例案の策定過程に関して、再三に渡って様々なカイゼンを要求してきたので残念でなりませんが、事がここに至ってしまうと、私たちは議案の上程を待つ外が無いのが正直な所です。
どんなにプラス思考で考えたくても、このような形で条例策定が進められてしまうと、手続きの不備というだけでなく、流石に、心情的にも厳しいものがあります。
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■このまま議会に上程するツモリなの?
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そんな中で、権利と義務を規定する「まちの憲法」が規定されようとしています。
一般の市民の方が直接関われる機会は限られてしまっています。
百聞は一見にしかず。
一人でも多くの方の「目」を注いで頂きたいと感じています。
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■どこに行けばいいの?何を見たら良いの?
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何度言っても変わらない「HPにおける情報伝達」の不味さ
が↓に明確に出ています。
我孫子市自治基本条例のHP
折角多くの労力(人件費を含む財源)と時間を使って、ここまで辿り着いた(漕ぎ着けた?)タウンミーティングですが、どこでいつ開催されるのか?HP上で直ぐ検索出来ません
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■虚しく響く施政方針演説
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「条例案をつくる過程は懇談会の議論も含めすべてオープンにするとともに、より多くの市民に条例づくりに参加してもらえるように工夫します。徹底した情報公開と市民参加で作成し、市民自らがつくった条例という意識を市民全体に持ってもらえるように努力していきます。」
これは平成17年3月定例会での市長の施政方針演説での市長の言葉です。
この内容が、虚しく胸に響いてくるのは私だけでしょうか?
「一人でも多くの市民を巻き込もう」という、本気の姿勢があるのなら、もう一歩踏み込んだ手続きや、もう少し慎重な運び方があったのではないか?と、今でも感じています。
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■タウンミーティング
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@7月9日(日)9:40〜:アビスタホール
A7月9日(日)14:00〜:湖北台近隣センター
どれだけの人が、どの情報を通してこの場に来られるのか?
そして、何を意見し、何を「お土産」として持ち帰るのか?
9月の議会で確認させていただきたいと思います。