議場における「一般質問」の意義とは?
「原稿読み」の出来レースと揶揄されたりもしますが、
決してそんなことはありません。
私たちの会派は、質問原稿をそのまま渡すということは行わず、質問要旨を伝え、「質問取り(ヒアリング)」が必要であれば、それに応じ、本会議に臨むというスタイルを取っています。
もちろん、代表質問ですので、会派全員で何度も何度も質問内容を吟味し、すり合わせを行って作り上げていきます。会派代表質問に対する答弁は、一言一句聞き漏らさないようにし、週明けの委員会質疑で細部を詰めていきます。
ですから、一般質問は「全くの無味乾燥なモノ」になる筈もなく、何度やっても緊張すると皆さんが口をそろえていう場でもあります。
■議場における「一般質問」の意義とは?■
市政の課題を大所高所から論じ、質し、追求する。
その目途は、市政の向上に資すること。
これが、一般質問の一番大切な役割と意義だと考えています。
この事は当たり前の事ですが、実際には、それがとても難しいことであることを、改めて認識しました。
かみ合わない。。。
初日には3人の議員が代表質問を行いましたが、いくつかのポイントで議論が平行線になってしまいました。このこと自体はよくある事で、特別問題だとは言えませんが、「いつもそうなる(恒常化)」と、話は別です。
議論が平行線になってしまうことは、互いの認識のズレから起こります。どちらに非があるのかに焦点を当てると、それ以上の答えは出てきません。
先ずは、ボールを投げ込む。もちろん全力で。
その後、相手の出方(返答)を踏まえて、次のステージへ議論を進め、より良い解決策を導き出す方向へと互いが歩んでいく。その繰り返しを間断なく行い続ける。
妥協というのではなく、「あるべき政治的な駆け引き」とはこのことを言うのだと思います。
それらを踏まえて一般質問をみていただくと、違った認識が出てくるのではないかと思います。是非、一度インターネット議会中継をご覧下さい!