具体的には、午前に予定している一般質問の保留(実質的には取りやめ勧告)と、委員会審査日程の超短縮措置(詳細は後述)でした。
現場(被災地の)対応を最優先にするのは当然のことで誰も反対するものは居ませんし、私も反対する考えはありません。しかし、「何でもあり」ということでは明らかになく、「時と場合と内容に拠り」判断すべきことが「議会人としての筋(スジ)」だと思います。
委員長からの提案内容には詳細(詰め)がなく、納得の行くものとは程遠かった為、議論に議論を重ねた結果、最後に残った宮本議員と私の質問は、一週間の24日(木)に再々再延期と決定。そして、1日1委員会で運営していた「4つの常任委員会を、本日、一気に開催!」という荒業が実行に移されました。
ちなみに、延期決定からこの一週間、本市においては特段の事情変更を要する案件は浮上していませんし、最後の最後まで、詳しい説明は一切ありませんでした。「とにかく現場、職員は大変なんだ。緊急事態なんだ」と…。これでは、事前の決定事項(1日2委員会)を覆すには余りにも無理があるというものです。
▼
市民の付託(委任・代理という方も)をいただいている議員には議員としての責務が、絶対に妥協出来ないことがあります。私たちの後ろには一人一人の市民がいるのです。「公(おおやけ)をどれだけ意識した決断と行動が取れるか?」について、私たちは日々問われる立場にいるわけです。
▼
会津若松市青少年育成市民会議が作成した【あいづっこ宣言】の一節が頭の中でリフレインしています。
やってはならぬ
やらねばならぬ
ならぬことは
ならぬものです
▼
追晋
私の質問は第一委員会室で行うことになりそうです。と言いますのも、先の地震により、構造上の問題は見つからなかったようですが、本会議場の天井の取り付け部位の一部に損傷があること等から、万難を廃しての対応をとるようです。
何から何まで、イレギュラー対応が続く議会となりましたが、心は熱く、頭は冷静に、泰然自若を言い聞かせ、信念をもって最終日まで走り続けます。