みなさんご承知のこと?かと思いますが、お隣の柏市と沼南町は来月3月28日に合併します。現在、沼南町には県の施設である「手賀の丘公園」と「県立少年自然の家」がありますが、新市のまちづくりの一環として施設をより有効に活用していこうという「柏まちづくりサロン」の発議で、茨城県東茨城郡茨城町下土師高山(常磐高速では「岩間インター」が最寄です)にある、ポケットファームどきどき という、JA全農いばらきが事業主体となって運営されている、農業を丸ごと体験できる施設に視察に行くことになったのです。
いつも視察をして感じるのは、情熱と本気の度合いで、事業の成否が殆ど決まってくるということです。当たり前といえば、当たり前のことですが、実際に「事業に掛ける情熱と本気度合い」を、肌で心で感じることはそう多くありません。
そうした方に会うと、自然に心が震えてきます。
今回、当事業について説明してくださった施設の所長である鎌田さんからは、事業に掛ける情熱。そして、やった以上は本気でトコトン取り組む姿勢を強く感じました。溢れ出てくる熱情、つまり、魂があるのです。なるほど、この方が事業の中心に居るから、そして、その思いを共有し理解しているスタッフが居るから事業を成功に導けたのだなと。
現在、我孫子市では手賀沼ふれあいライン沿いに、地元の農産物の直売所の設置が検討されていますが、箱アリキで事業を進めれば、結果は自ずと見えてきます。
また、我孫子駅南側に建設されている「県のふれあい福祉プラザ」内に設置が検討されている市の施設に関しても同様のことが言えます。
そして、昨年、議会において散々議論を行って見送りとなった「起業センター及び職業相談室」の開設が、来る3月議会で、三度目の正直を狙って?予算案として計上されようとしています。
限り有る予算。限り有る時間。限り有る人材。
だからこそ、ぐっと来るものが欲しい。
所長のお話しを聞いていて、心からそう感じました。