我孫子市HP
我孫子市では、平成18年度(2005年度)から「予算編成過程で市民からの意見公募(徴収)を行う」という全国的にも珍しい斬新的な取組みを行ってきたのですが、今回、初めてパブリックコメントがゼロという結果になりました。
ちなみに、昨年度(平成22年度)に意見募集(パブリックコメント)でいただいたご意見は、9事業に対して18件でした。
この取組みを通じて提出いただいた意見が「絶対的なもの」として採用または反映されてきたと言う訳では有りませんが、意見が有るか無いかは、行政運営上また議会における審査のうえで大きなポイントだったことは確かです。
今回の「意見公募期間」が市長選の前哨戦〜直前期(1/11)までだったということも多分に影響しているとは思いますが、ホームページでの案内告知は相変わらず的確性や周知性を書くものであったため公募件数の低さを懸念していました。先日開催された議員全員協議会で予算の編成状況に関する概要説明を受けた時に「今回のパブリックコメントはゼロでした」という担当部長からの淡白な報告を受けた時には、まさかゼロとは…と驚くと共に、大変残念な思いを致しました。
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この間、様々な市民参加制度(市民の行政運営への参加のルート)が整備されてきた訳ですが、それらを使う側の市民意識の課題と、それらの制度をより活用していただく為の行政側の働きかけの課題が明確に成っているように思います。
誤解を恐れずに言えば、
「後はお任せ、よろしくね」という、お任せ民主主義ではいけません。
「例年通りやっています…」でもいけません。
だからこそ、我々議員に課せられている任は非常に重いものであると感じています。
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来年度予算を審議する3月議会は3/2に開会します。
私は右から左に予算案や議案は通しません。
結論として、賛成するにせよ、反対するにせよ、
己の信念に従い、引き続き、是々非々で臨むのみです。
kunoshin / 我孫子市議会議員 久野晋作
3月2日(水)に新年度予算等を審議する重要な議会(定例会)が開会されます。 今議会から本会議の質問を「一問一答」形式で行うことが出来るようになりました。判り易く、かつ、本質を掘り下げ、市政の課題解決および向上に資する議会とすべく頑張ります! at 01/30 12:03
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