今回の議運では、
1.この間の議論を集約した「経過報告書」の内容の確認
2.優先順位の高い改革事項(一問一答制および委員会のインターネット中継)の協議
3.今後のスケジュールについて
の三つの事項について集中的に協議を行いました。
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結論として、この間の協議内容をキチンと共有し、個別の改革事項の詳細も一つ一つ明確に取り決めることが出来ました。大変有意義な協議時間でした。
中でも、注目すべき内容としては、一問一答の導入と合わせて、執行部への反問権の付与を本会議での一般質問および委員会審議でも認めたことです。このことについては、全会一致で異議なくスムーズに決定いたしました。
反問件は答弁者全てに付与されるため、市長・副市長のみならず、会議に臨む全ての方に付与した形になります。導入時には混乱するかもしれませんし、どれだけ活用されるか判りませんが、論点の明確化ならびに議論の活性化、引いては、我孫子市政の向上に資するものと成ると確信しています。
非常に大きな一歩だと思います。
出来ることから速やかに。
この歩みをさらに加速させて行きたいと思います
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以下、協議結果を記します。
1.「議会改革検討経過(報告書)」の内容確認について
・議会事務局で取りまとめてもらった内容で異存がないことを確認。
・今後、この内容に基づいて協議を進めていくことを確認。
2.今後のスケジュールについて
・事務局作成の「議会改革検討項目・協議&実施スケジュール表」を確認。
・「議会改革検討経過(報告書)」と共に、HPにアップすることを提案→了承される。
3.一問一答制の導入について
<確認事項>
・3月議会から「選択制」で実施することを改め確認。
・持ち時間については、現在の持ち時間を前提とすることで合意。「検討経過報告書」の記載内容で決定。
※代表質問は質問時間のみで【50分】、個人質問は【40分】。
※会派の人数でプラスαがあるが、その分は現行どおり付加する。
※申し合わせにより、60分を限度としていることから、再々質問の時間を入れて代表質問は計算上【最大で70分】となる。
<今回の協議での決定事項>
・選択制で実施するが、一問一答方式で質問する場合は、冒頭より一問一答方式で行うことに決定。
・詳細については、別途(会派会合で)報告するが、「大綱」を一つの括り(パッケージ)として組み立てることに決定。大綱内の質問の方法は質問者の裁量に任せることに。問題や課題があれば、順次「議運」で調整する。
・【反問権】を同時に付与することで決定。
・反問権は全ての答弁者に付与することとなった。(※今後、自席で答弁できるように検討をしていく)
4.委員会のインターネット中継の導入について
<確認事項>
・来年9月からの導入することで決定(再合意)
<協議事項>
・【通告内容と範囲】・・・所管事項について「項目のみ事前通告」する。
※通告先は委員長(※ファックスでも認める方向で調整することを検討)。
※通告のタイミングについては、委員会開催の前日「正午」まで。
※通告する内容は「一般質問の発言要項」に類似した内容で行うことに。
・【質問項目】・・・5項目程度を目安とすることに決定・・・現状、多くても5項目程度であることから判断。
・【反問権】・・・本会議同様、3月議会から実施することになった。
・【持ち時間制】・・・「なし」となった。が、重複する質問がないように各委員が良識を踏まえた対応をすることを確認し、委員長の議事整理能力にかかっていることを確認した。
・【関連質問】・・・従来どおり認めることになった。が、上記項目と同様、重複する質問がないように各委員が良識を踏まえた対応をすることを確認し、委員長の議事整理能力にかかっていることを確認した。
・【開催時間】・・・9月議会は午後一時から。12月議会は午前10時から(ただし、9月議会での状況を踏まえて判断)。
5.その他
・時間の関係もあり、上記二点に絞って協議した。
・残りの部分については、次回の議運で協議することを決定。
・次回は1月28日(金)午後1時半から。
・【HPへの掲載】・・・現在の検討状況を市民に伝えるべく、議運の資料をHPにアップするように提案、合意を得る。説明責任を果たす意味でも大きな一歩!
以上、報告いたします。