
お題は、介護保険。
2000年4月に施行となった介護保険ですが、今年度は施行から5年目を迎え第2条に規定されている見直しの年度に当たります。主な見直しの論点は「保険給付対象者の拡大、被保険者の年齢引下げ、保険給付対象費目の見直し」などで、現在に至るまで様々な議論が交わされており、その行方が注目されています。
被保険者の年齢の引き下げのニュースは、我々若年者(?)にとっては、それこそ青天の霹靂。制度の根本的な問題が明らかにされる事が無く、説明責任も十分に果していない上で、またもや、負担を強いられるのか…と暗澹たる思いをしたものですが、どうやらこの議論は持ち越される模様との事。
何につけても、このままでいいと言う状況ではない事は明らかであるようで…。
制度の本旨に立ち返り、見直すべきは見直し、不必要なものは削って頂きたい。
市町村は保険者の為、火の車を一つ抱えて走り続けなければなりません。
この問題にも、少子高齢社会の暗い影が落ちている事は言うまでもありません。