今回取り上げるのは一回目の質問後に答弁が不十分だと判断した場合に行う「再質問、それに対する市長以下、執行部の答弁」です。※再質問(再々質問)でも、現状「(5分!の制限時間内の)一括質問形式」を採っていますが、便宜上、「一問一答式」で記載しています。記載内容は、私が当日の録画中継を起こしなおしたものですので、実際の発言と完全に一致しているものでは有りませんが、その点はご容赦ください。
発言通告はこちらです。
録画中継はこちらです。
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再質問(久野)
☞ 大綱1(1)のイの「16号バイパス」について。
☞ 答弁の中で、此の間、千葉柏道路検討会の場で「調整をしてきた」「これからも調整していく」という答弁があったが、具体的にどのような調整し、どのような発言をしてきたのか?そして、これから、どのように調整していこうとしているのか具体的にお示しいただきたい。
答弁者:樋口(都市部長)
個別について、この場で全てお答えするのは今この時点で正確なものを持っていないので申し上げられないのですが、調整内容としては、やはり、市の庁内で議論したメリット・デメリットを踏まえて、たとえば国道6号との立体交差をするのであれば「そういった内容について」ですとか、それから、周辺道路に対する影響ですとか、そういったものを踏まえて、先ほども市長の方からお答えしておりますが、市の貴重な自然環境については、いわゆる住環境については影響ができるだけ少なくなるように、それから、市のメリットが大きくなるようにという視点でこれまでも調整してきております。
で、検討会の場ではなくてもですね、千葉国道事務所長(?:東葛土木事務所長のことか)が市の方にお見えになって市長とお話しされる場合もですね、市長の方からも「市にメリットが少ない、(メリットが)ない」ということになれば、我孫子市としては中々厳しい対応をせざるを得ないといったようなことは市長の方からも申し上げています。
再質問(久野)
(エ)「市長退職金」について。
☞ 「市民感覚」からの見直しをするということで公約を掲げているが、どのように市民感覚を入れた見直しをしようとしているのか?
☞ 「市民感覚」を汲んだ条例提案を12月議会に上程しようとしているのか?どのような機会を設けようとしているのか?または既にやっているのか?
答弁者:星野市長
市民感覚、ま、さまざまな意見があるのは重々承知しています。
ま、先ほど久野議員は柏の秋山市長のことを例に出しましたが、就任一年目にやっても四年目でやっても結果は同じであります。その前、その間に退職金が支払われることはないわけでありますんで、十分色んな人と目と目を見ながら、顔と顔を突き合わせながらの対話は時間がかかるものというふうに思っています。
えー久野議員お得意のホームページで収集することだけが対話だとは思っておりませんので、なるだけ多くの人と膝を突き合わせて、顔と顔を見ながら意見交換をしながら、みなさんどういう風にお考えかということを受け取ってくることは非常に大切なことだという風に私としては思っています。
また、秋山市長の行動が良いかどうかということも、色んな形で、同じ、同調される方、そしてまた反発される方の意見も伺っておりますので、それも含めれば色んな形での、あの、検討は、やはりこれからもう少しするべきであろうと思っております。
再質問(久野)
(2)のウ。次期マニフェスト:二期目の公約内容についての見解について。
答弁で「只今、公約の内容は検討中である」とう答弁で、内容については殆どいうか一切触れられなかった。「何を継続しようとしているのか?」「何を新たにしようとしているのか?」という部分が全くはっきりしない。すでに市長選の一年以上前に再出馬を表明しているのであるからして、そろそろ、しっかりとしたビジョンを語ってもいい時期なのではないか?「もったいぶらずに」正々堂々と市民に信を問うていただきたい。それと合わせて、公約発表の時期について、「いつ報告するのか?」合わせて答弁いただきたい。
答弁者:星野市長
もったいぶっているわけではございませんが、今、この今議会に向けて、今、久野議員のご質問、そして先ほどの木村議員へのご質問への答弁の中で取りまとめをさせていただきました。この三年半、何ができて、何ができていなかったのか、あるいは、これから何を継続しているのか?も含めて検討しているところでございますので、
これから九月議会が終わってから、その後の具体的なものが出される、出せるように、今、検討を進めているところでありすので、え〜もったいぶっている訳ではございませんが、もう少しお待ちいただければ有り難いなと。
それとも、期待をしていただいているのかなと言う風に思っておりますけど、
ま、私の公約について、いつもいつもご心配をかけておりますけれど、え〜、久野議員におかれましても、(ご自身の市議選が)後一年でございますんで、ご自分の検討も進めてはどうかという風に思っております。
「市長、当たり前のことだよ。ね。支援されている方との政策協定など全く進んでいないんだから。適切な時期に、適切な場所で公約を発表したらいいんだよ」と、議場内から不規則発言が入る:議長制止せず
再質問(久野)
☞ 大綱2:総合計画審議会に見る問題点と課題、(1)諮問のあり方(審議会のあり方)のオ:本来論点とすべき喫緊の課題は「コミュニティの再構築」について。
☞ 基本構想見直しの大きな視点の一つに入れているにもかかわらず、「議論が生煮えではないか?」という指摘をした。
☞ こちらがヒアリングした限りでは四回程度の会議があった程度で、連絡会を設置したということだが、具体的にどういう論点を浮かび上がらせていて、行政として、我孫子市として「どのようにしていきたいのか?」「どのように、具体的に市民の協力を得たいと思っているのか?」「どのように組織再編をしたいと思っているのか?」その点についても言及いただきたい。
答弁者:椎名(市民生活部長)
まず二点ございましたと思いますが、一点目の論点といたしましては「地域の現状の課題」・・・の把握ということ、それが論点ということでなってます(?)。
「今後の方針」ということなんですけど、まだ具体的にですね、今後ですね、先ほど答弁いたしましたけど、各地域でですね、どういう連携が必要なのか、また、どのような協力ができる仕組みのあり方について、まだそこまで決まっていませんので、「これから検討していく」ということでございます。
再質問(久野)
☞ つづいて大綱3:都市計画マスタープランの見直しの(1)
☞ 都市マスの見直しについても基本構想と同様、「見直しの理由」として、「千葉柏道路」を都市計画マスタープランの見直しの観点として入れようとしているという答弁だった。
☞ 基本構想の一部見直しにおいても、まだ計画段階にも至っていないものを、大きな方針…市の都市計画マスタープランは非常に重要なプランでありますが、そこに未だ確定してもいない、未だ検討段階、しかも、この二年間は何も動いていない。何が議論されているのかサッパリわからない。というか、議論されている場がない。
☞ そういったものを見直しの視点として入れることは非常にナンセンス、というより、有り得ない。庁内で議論することは結構だが、実際に計画を見直しするに際して、具体の案件にもなっていないものを視点として取り入れるのはどうか?と。
☞ このことについては、基本構想の見直しの項(大綱2)においても指摘したが、都市計画マスタープランの見直しでも同じこと。(重大な過ちである)
☞ こうした点について市の見解を求めたい。
答弁者:樋口(都市部長)
これは基本構想の見直しの中にですね、千葉柏道路計画の影響といったことを踏まえた視点が入っています。
基本構想の見直し作業を受けて進めるという都市マスの見直しの考え方から行きますと、そこを全く入れないというわけにはいかない(?)
で、そうした場合にも、先ほどご指摘ありましたように、この二年間くらい、検討会で具体的な議論が出ていないんじゃないかと、ここ一年くらい開催されていませんので、私も出席しておりません。
そういったことも踏まえて、「千葉柏道路計画への対応」ということで先ほど答弁したつもりでございます。ですから、「千葉柏道路計画を具体的にどう入れるか?」というのはまた別の問題だという風に考えております。
ですから、それはマスタープランを作る際にも、段階で、千葉柏道路がどういう状態にあるのか、そういったものを踏まえて対応していきたいということでご理解をいただきたいと思います。
再質問(久野)
☞ 最後に、(3)3・5・15号線の国道化について。
☞ 終点は国道六号との結節点との答弁だったが、具体的にどこをもって国道六号との帰結点とするのか?
答弁者:大畑(建設部長)
まず現道の国道356(の終点)についてですが、旧日立精機前を通って、根度の交差点までとなっております。
平成元年に当時の東葛土木の方から協議があった回答の中ではですね、「3・5・15号線から根戸城址の前を通って台田交差点まで」がバイパス案となっております。
以上。再々質問、再々質問に対する答弁については明日アップします!