以前、川口町で災害ボランティア活動をしたスタッフで、「活動のまとめ」を行うために東京で集まったと報告しましたが、現在、少しずつではありますが、全国に散らばった有志のメンバーで、ネットを通じて意見を出し合っています。
被災地に集った理由や動機はそれぞれ違いますが、そこで得たものを、伝えること、繋げていくこと、そして、活かしていくことが何よりも大切だと思っています。
時間が掛かるかもしれませんが、雪が降るまでの活動を一つの活動期として、まとめられればと思います。ネット上での報告となるか、書籍としての報告となるかは今後の検討課題ですが、失敗談も含めて広く、この経験(教訓)を伝え、繋げ、そして、活かしたいと思っています。
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余談になりますが、先週の火曜日から救命病棟24時というドラマがスタートしました。
今回は、シリーズ3作目で、今までの一話完結型とは違い、「災害時」をテーマとして、幅広くドラマが展開していくようです。
たかが、ドラマ。されど、ドラマ。
個人的に、お気に入りのシリーズなので、待望の第三弾だったのですが、図らずや私の関心の高い題材がテーマとなっていますので、暫くの間、火曜日の夜九時から一時間は、テレビの前で釘付けになりそうです。
そのドラマ終了直後、新潟中越地方でまた震度4の地震が起こったとニュース速報があり、その地域に住む方々の心情を思うとまた涙が溢れました。
第一話の後半、実際に地震が起こったという場面は、阪神淡路大震災のこと(都市型災害)や、実際の時を想像して、身震いがしました。
第二話においては、私も涙を流してしまいました。涙腺が弱くなったとは言え、あれがある意味、現実に引き起こる一幕なのだと感じました。防災というよりも、「減災」が重要である事をもっと、我々が理解し、そして実践していかねばなりません。
いつか来る危機は、目の前にある危機かもしれないのです。防災&減災を一つのテーマとして今後とも勉強し、取り組み続け、防災意識の向上に一役買いたいと思っています。