今年の市内の新成人は1507人(12月1日現在)とのことです。
参列するに際しては、年末より、式典が滞りなく行われる事を祈っていましたが、率直な感想として、昨年よりも態度がよく、「聞く耳」をもった成人が多かったと感じ、ホット胸をなでおろしています。
しかし、ざわつくのは恒例なのでしょう。今年もか…と、思いましたが、そんな中、記念すべき恩師挨拶で、我孫子第一小学校の先生から、素晴らしい第一声がありました。
どれだけ胸に響いた事か判りませんが、恩師の言葉だけに重かったと思います。
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今年の新成人は150万人だそうです(総務省統計局調べ)。ちなみに、私たちのころ(1972年生まれ)は約200万人ですので、12年で50万人減ったことになります。
これより、右肩下がりに拍車が掛かる事がグラフから読み取れますが、私たちも含め、「若い世代が次代を担っていく、否、いくんだ!」ということを、より強く自覚し、責任ある行動に移さなければならないと、感じました。
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最後に、挨拶にたった方の歯切れのいい、若者らしい言葉。
とても良かったです。ジーンと来ました。
実行委員会の皆さん、お疲れ様!
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下記は昨年の日記です。ご参考まで。
■□■成人式に参加して■□■
本日、成人式に参加させて頂きました。
私はかれこれ11年前の事になります。
それ以来の出席の為、とても楽しみにしておりました。
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昨今の成人式では、マナーについて問題になりますが、
・運営が新成人の手によるものであり、「造られた式典」ではなかった事
・一生懸命運営している点が感じられ、清々しさを覚えた事(色々と準備は大変だった事と思います。本当にご苦労様でした)。
・大きな問題もなく、時間通りに式典が終了できた事。
についてはとても素晴らしかったと感じましたが、
・市長、議長、そして恩師の方がご挨拶されている時、一向に私語が止まなかった事や、はやし立てるような声があったのはとても残念に思いました。
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そんな最中、我孫子第四小の先生でしたでしょうか。
ご挨拶のはじめに、「静粛に(人が話しているときは静かにしよう)」と、諭されていたのがとても印象的でした。
・人が嫌がる事は決してしない。
・人が話しているときは黙って聞く。
・人の目を見て話す、聞く。
壇上で、それこそ、思わず叫びたくなりましたが
社会人として(というより「人として」)、当たり前(最低限)のマナーです。
テレビで見ていた、姿を市民会館で感じた時。
正直、物悲しく、暗澹たる気分になりました。
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しかし、そんな中でも、一生懸命耳を傾けていた新成人が居たことに
ホット胸をなでおろしました。
まだまだ捨てたもんじゃない。と。
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新成人の方は我孫子の未来を背負う大切な戦力であり、担い手です。
市では、「若者の定住化」を図り、様々な計画を立てていますが、この街で育った若者を如何に定住させるかが、これからの我孫子市にとって一番大切な視点ではないかと私は思っています。