詳細に付いては、改めてご報告して行きますが、予算案に付いては、議会側が要求した3つの事業に関する修正を(完全に受け入れたとは言えませんが)、執行部(福嶋市長)が受け入れる形となりました。お約束の展開だったように思います。
最終の調整の場では、オフレコ(休憩中の発言)ではありますが、議員・議会の意思が軽んじられている現状について激しいやりとりが為されていたことが印象的でした。
次に、今議会の目玉となった感のある「男女共同参画条例(案)」についてですが、結果的には、賛成14・反対13(欠席1・議長1)という非常に拮抗した形で決着(可決)を見ることになってしまいました。
総論賛成、各論反対。
簡単に言えばこういう事なのかも知れませんが、少なくとも複数議員から「もう少し審議をする時間が欲しい」という声が寄せられていたにも拘らず、その暇を与える必要は無いと判断した理由が至って不明確でした。
通すなら、「今」しかない
色々な諸要因を踏まえて考えてみると、私にはそのようにしか思えません。
「議論は出尽くした」と言えるには程遠い審議でした。
議会と言う場は本来「議論する場」である筈です。そのチャンスを自ら奪い取るような形で、強引な決着を図ったことに大いに憤慨しています。
功と罪
予算審議では、700万円弱のマイナスを要求し、それを実現させました。
その一方、審議不十分の議案を力ずくで通してしまいました。
今後の議会運営上も、非常に大きな課題を残すことになりました。
それでも。
この現実を踏まえ、今後にどのように活かすことが出来るのか?
それが全てだと思います。