今回の「模擬記者会見」は、秋山新市長の発案によるものか、内発体なものかは判りませんが、万が一を想定して行動する(備える)ということはとても大切な事だと思います。
勿論、万が一がないようにすることが一番大切ですが、行政は絶対に間違わない(行政の無謬性:むびゅうせい)ということはありません。人も行政も企業も組織も、間違うことがある生き物であり存在です。厚生労働省の「薬害エイズ問題」などは最たる例といえます。
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問題は、コトが発覚したあとの行動だといわれています。
まずは事実をしっかりと確認すること。
その上でどのように対処するか?
キチンと問題点を洗いなおすか?
表面的な対処ではなく、本質的な部分にまで切り込んで初めて、その問題が解決の端緒に付いたことになります。幸いな事に、現在の所、我孫子市においては「不祥事」的な問題は表立っていませんが、どこかに問題点が潜んでいたとしたら、しっかりと対処しておく事が肝要です。
「他人事、ことなかれ、隠蔽、喉もと過ぎれば…」ということであれば、組織的な体質が改善されないばかりか、市民サービスに直撃していきます。今回の柏市での取り組み。お隣さんの事例に学ぶべき点は多いと思います。