「論戦」が展開されています。
お時間の許す限り是非傍聴にいらして下さい


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さて。
全国に恥をさらすことになってしまった「千葉県(庁)の不正経理問題」ですが、呆れた実態が日に日に明らかになっています。
規模も規模なら、内容も内容です。
本当に酷い実態です…

捜査する県警内部でも不正経理を行っていたという報道もありましたが、昨日の報道では、経理を監査する側の「監査事務局」においても不正経理が行われていたことも明らかになりました…

ザルもザル。
今から三年前の平成18年に岐阜県の不正経理問題が明らかになってからも「変わらずに行っていた」ということに驚きを禁じえません。誰も止められなかったのですから、話しになりません。
止められない、止められない。
こうした状態がまさに「常態」となっていたわけです。
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業者側は「断わりにくい」という立場にあったとは言え、不正を知って行っていたことですから「共犯」である事に変わりはありません。事業資金繰りの関係で返還金を渋っている業者もあるようですが、看過するわけにはいきません。全て取り返さねばなりません。
取り返せなかった分については、職員給与からの返還(天引き)が筋となるでしょう。
すべて血税なのですから当たり前のことだと思います。
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財政難が叫ばれ続けている中で、組織的かつ長年行われていた不正経理。この5年でこの額ですから、一体どれだけの血税が露と成って消えて行ってしまったのか…。
今後、徹底的に究明していかなければならない問題です。
千葉県民として他人事のような発言をしていてはいけませんが、森田知事の政治姿勢が大きく問われる問題となるでしょう。処理の内容次第では、彼にも批判が及んでくることになります。アクターではなく、政治家&ガバナーとしての真骨頂を見せていただきたいと思います。