戻り梅雨というのでしょうか?天候不順につき、これ幸いと、幾度も修正と変更を加えました 自己満足の領域は出ませんが、ちょっとした変更により中身の濃いものに仕上げることが出来たように思います
色々な作業を同時並行的に進めていると、(心ならずも)思わぬミスを重ねてしまいがちです…。頭や体を休めるのはもとよりとして、精神的なゆとりをもつことの大切さを身に染みて感じます。
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「色々なことに手をつけていると、結局何も手につかない」とよく言われますが、このことは真なりですね。仕事柄、次から次へと課題が目の前にやってきますが、一つ一つクリアして(道筋をつけて)いかないと課題はどんどこ山積していき、気付くとうず高く積み上がって行きます
一つどころに集中して取り組むことはどの世界においても大切なことですが、政治の世界においては殊更大切なことかも知れません。
ドイツの社会学者マックス・ヴェーバーが「政治とは、情熱と判断力の二つを駆使しながら、堅い板に力をこめてじわっじわっと穴をくり貫いていく作業である(〜「職業としての政治」岩波文庫)〜」と述べているように、「右肩上がりの経済成長モデル」が終焉したこれからの時代においては「あれもこれも」と欲張らず(欲張ることは実質的に出来ない)、一点に集中し、そこから突破を図っていくことが強く求められているように感じています。
そんな中で迎える総選挙。
正々堂々の政策論戦を望むと共に、歴史の名に恥じぬ、正々堂々の政権選択選挙とすべく、一人ひとりの国民(主権者)が当事者としての関わりを求められていることを忘れてはならないと思います。