審査は6時過ぎに終了しました。
所管事項の審査の終盤で、財政事情の厳しいこの折に23.5億もの巨費(税金)が投じられようとしている「我孫子駅南北自由通路整備事業」の説明が行われた後、委員のどなたも質問をされないので、副委員長に委員会の進行を代わって頂き、委員会に所属する議員の責務として30分弱、気になる点につき質問させていただきました。
7月からパブリックコメントを行い、10月にはJRと基本協定を結ぶ事になるわけですから、この6月議会でキチンと議論(質疑)しなくていつ議論するのか?
ごく当たり前の思いからの質問でした。
担当課からは丁寧なご答弁をいただいたと思っています。
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四日間の委員会の審査を通じて見えてきたことは、表題の件のとおりで、議員間での議論を必要としている案件が非常に多くなっているという現実、執行部からの反問(柔らかい言葉で言えば「聞き返し・確認の意味での質問」)の必要性、そして、一問一答の有用性が明確になっているということです。
消化不良で議論が終わっていけば、課題の解決は先送りになっていき、「あとは良しなに」と「執行部にお任せ状態」となっていきます。
それで良い訳がありません。
昨日は心外ながら私が行った質問に関して指摘を受けてしまいましたが、「時間ありき」といった後ろ向きな観点からではなく、「議論を尽くす」という我々議員の職責上、活発な審査は必要不可欠であり、市民の望む所であることは間違いありません。
色々なヒントが散りばめられた4日間の委員会審査でした。
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今日は最終日。
どのような採決結果になるのか?
当事者の一人として、そして、市民の一人として注目しています。